生き方・考え方

「大丈夫」と言い聞かせる自己暗示は逆効果になることもあるという話

自分への「大丈夫」という言い聞かせは逆に緊張や不安を高めることもある

緊張したり、不安になったり、焦ったりすることは、仕事やプライベートを問わず誰にでも起こりうること。

そのような時、皆さんはどう対処していますか?

 

何とか心を落ち着かせて正常に戻そうと、自分自身に向けて「大丈夫」「落ち着け」と言い聞かせることもあるでしょう。

しかし、そのアプローチは必ずしも良い結果には繋がりません。むしろ、前向きな言葉が呪縛になって逆効果を招いてしまうこともあったり・・・。「大丈夫」と言い続けたことで余計緊張を高めてしまうんです。

そんな経験ありませんか?

 

今回は、「大丈夫」と言い聞かせる行為が逆効果になることもある理由。同時に、落ち着きたいときに試して欲しい対処法についてお話しします。

同じ悩みを抱えてる方がいましたら、よければ参考にしてください。

不安になると「大丈夫」「落ち着け」と言いたくなる

不安になると自分の心に「大丈夫」と言いたくなる

不安なときや緊張しているときは、自分の心に向けて「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせて、ネガティブな感情をごまかそうとしがち。

不安をどうにかして鎮めようと――

・「私は大丈夫」
・「全然焦ってない」
・「落ち着け、落ち着け」

みたいなことを、何度も何度も。

 

そして、結果どうなるのかというと、

・・・余計に緊張が高まる。

 

もちろん絶対そうなるわけではなく、「大丈夫」という言葉に救われた経験のある人も大勢いると思います。

「大丈夫」が悪い言葉というわけではありません。僕自身、心を奮い立たせたいときに「大丈夫!イケる!」…と自分に訴えかけることも多々ありますから。

ただし、私の経験上、落ち着きたいときにこの対処法を使うと、逆効果を招くことも多かったんす。

 

「落ち着け」「大丈夫」を使うとかえって緊張する

「○○のことを考えるな」と言われると逆にそのことばかり考えてしまうように、意識しないようにするとかえって意識してしまいます。

意識しないようにすると逆に意識してしまう

大丈夫と自分に言い聞かせようとすると、逆に自分は大丈夫な状態ではないことを強く意識させられてしまうんです。

 

そもそも、正常な精神状態の人は自分に「大丈夫」なんて強く言い聞かせようとはしません。それをしている時点で何かしらの異常が発生してる証拠。

「大丈夫」を素直に受け入れられる心理状態であるならまだしも、そうでないと不安や緊張を余計に煽ってしまう結果にも繋がりかねません。

 

事実、米国ヴァージニア大学で行われた実験でも、「リラックスしてください」と命じられた被験者は、かえってリラックスできなくなったという研究結果もありますから。

「~しなくてはいけない」……それが付きまとって新たな不安を生み出してしまうこともあるのです。

 

無理して寝ようとすると逆に眠れなくなる

僕がストレスから心身を少し壊していた時期に、実際この身に起こったことをお話させていただきます。

 

夜、寝ようと横になって目を瞑ると、とつぜん強い不安感に襲われ、動悸が激しくなって眠れなくなることが多々ありました。

そのとき、布団を顔まで被って「大丈夫大丈夫」「落ち着け」と言い聞かせていたのですが、ほとんど良い効果は得られなかったんです。

むしろ、余計に緊張が高まって体の筋肉も強張ってしまい、呼吸まで浅くなり始めて息苦しくなってしまいました。

 

当然、こんな状態では眠りにつけるわけもなく、一睡もできずに朝を迎えたなんてことが度々起こりました。

 

では、どうすればいいのか?

不安になったときの対処法を以降で説明します。

 

いっそ開き直ってしまった方がラク

不安なときの対処法は、「開き直る!」

効果的な対処法は人それぞれ違いますし、状況によって効果のあるなしも変わってきます。そのうえで、とりあえずこんな方法もあるということを頭の隅っこにでも置いといてください。

 

不安・緊張をどうにか鎮めたい場合は、ズバリ「開き直る!」

 

「なにアホなことを言ってんだ!」と思われたかもしれませんが、このやり方が意外と効果的だったりするのです。

その理由を説明します。

 

諦めると体から力がスっと抜ける

上記でお話した僕が眠れなくなった時の体験談でのことですが、「もうイイや、眠れそうにない」……と、眠ろうとすることを諦めたところ、体からスっと力が抜けて逆に少しリラックスすることができたんです。

 

諦めたことで体から良い感じに力が抜けて、緊張も徐々に緩和されていき、呼吸もだんだん整い始めました。

また、こういうときに思わず出る「溜息」が意外と体に良い効果をもたらす行動なんです。溜息って悪いイメージを持たれがちですが、実は深呼吸と同様の効果を得られます。

深呼吸については、深呼吸の効果がバカにできない!?ストレス解消や安眠のサポートに!の記事でも解説してますので、よければ参考にしてください。

 

睡眠以外でも、プレゼンやスポーツ大会の競技前など、焦ってるときは無理に心を落ち着かせようとしない方が良いケースもあります。

まずは、自分が不安になってる・緊張してることを認めてしまうことが大切。

そして、数回ゆっくり深呼吸をするんです。気持ちが落ち着いてきたら、心と頭の中を整理して、行動に移せばいいんです。

 

自分に合う対処法を2、3個持っておくと安心

もちろん開き直っても深呼吸しても心が落ち着かないときもあります。

不安・恐怖・焦りの対処法は人によって合う合わないがありますからね。状況によって効果の程度も上下します。

 

ですので、一つの対処法に囚われ過ぎたり、頼りすぎるのも危険。

一つしか対処法を持っていない場合、その方法で良い効果を得られないとメチャクチャ焦ります。他の方法を知らないため、どうすればいいのか分からなくなってしまいます。

そんな事態を防ぐためにも、対処法は複数用意しておいた方がいいですよ。

 

 

無理そうだと感じたら、すぐに頭を切り替えて別のアプローチを試みることが大切です。

 

気持ちを誤魔化さず開き直って不安な心を認めてしまおう!

「大丈夫」は良い言葉ではありますが、緊張・不安なときに使うと逆効果を招いてしまうこともあります。

 

自分の気持ちをごまかしたり、見て見ぬふりをするような感情の抑圧は、精神的にあまりよくない行為だったと私自身感じております。

そんなことをするくらいなら、「もうイイや」「失敗したなら直せばいい」「どうとでもなれ」と開き成ってしまった方がいっそラク。

 

不安や焦ってる気持ちを認めて、感情を抑え込まずに言葉や文字にして吐き出してしまえばスッキリできます。

もちろんこれが絶対とは言いません。「大丈夫」という言葉が力になる人がいることも確かです。

でも、もしそのやり方が自分に合っていなかったなら、前向きな言葉はちょっとだけ封印してみて、今の気持ちとちゃんと向き合ってみるのもいいかもしれませんよ。

 

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