6月

二十四節気「夏至」はどんな季節?2022年はいつ?【旬の食べ物・花・風習も紹介】

二十四節気「夏至」の意味!旬の食べ物・花・行事を紹介

✓夏至ってどういう意味?
✓今年の夏至はいつ?
✓夏至が旬の食べ物や花は?

こんな疑問を解消します。

 

日本には二十四節気という1年を24分割した季節の指標があります。その中の一つで、一年のうち最も昼の時間が長くなる期間が『夏至』。

”夏に至る”と書くように、この日を過ぎると本格的な夏が訪れると言われています。そんな夏至とはいったいどんな意味を持つ季節なのでしょうか?

 

このページでは、二十四節気の一つ「夏至」についての意味や由来などを分かりやすくご紹介します。

夏至とは

二十四節気 七十二候
夏至

(げし)

初候 乃東枯(なつかれくさかるる)
意味:夏枯草が枯れたように見える
次候 菖蒲華(あやめはなさく)
意味:あやめの花が咲く
末候 半夏生(はんげしょうず)
意味:カラスビシャクが生える

夏至は二十四節気の一つ。

二十四節気とは

太陽の黄道上(太陽の周りを地球が1周する軌道)の動きを、春分日を0度として1周360度をほぼ15度ごとに24分割して、15度ごとに季節を表す言葉をつけたもの。

もっと分かりやすく説明すると、1年を通した季節の変化を24分割して、それぞれの分岐点に季節を表す言葉をつけたものです。

 

夏至は、そんな二十四節気の10番目であり、夏の4番目にあたります。

芒種(9番目)の次であり、小暑(11番目)の前に位置する節気です。

 

二十四節気について詳しく知りたい方はこちら▼

季節の便り「二十四節気」の意味と一覧【七十二候との関係も簡単に解説】

 

夏至の意味・由来

江戸時代に発行された暦便覧(こよみびんらん)では、「陽熱至極し 又 日の長きのいたりなるをもってなり」と解説されています。

太陽の熱が強まり、一年のなかで最も昼間の時間が長くなる日という意味。ちょうど夏の真ん中に位置する節気となります。

 

日本を含む北半球では、一年の中で太陽が最も高く昇り、最も昼の時間(日の出から日の入りまで)が長くなる日です。一方、南半球ではうって変わって昼の時間が最も短くなります。

MEMO

逆に最も昼が短くなる日は「冬至」、昼と夜の時間が同じになる日は「春分・秋分」にあたり、これらと夏至を合わせて「二至二分」と言います。

ただし、夏至は梅雨シーズンと重なるため日照時間が最も長くなることは珍しく、暑さもそれほど厳しさは増しません。そして、「夏が至る」と書くように、夏至を過ぎると本格的な夏が到来します。

 

夏至はいつ?

夏至など二十四節気の日にちは毎年同じとは限らず、その年によって1日ズレることがあるので気を付けてください。

また、カレンダーを見ると基本的に日にちのみ記載されていますが、二十四節気は日にちを指す場合、期間を指す場合の2つの見方があります。

 

夏至は毎年だいたい6月21日頃。および小暑までの約15日間の期間です。

日付(期間)
2022年 6月21日(~7月6日)
2023年 6月21日(~7月6日)
2024年 6月21日(~7月5日)
2025年 6月21日(~7月6日)
2026年 6月21日(~7月6日)

 

夏至を感じられる「旬」のモノ

食べ物、花、風習にイベントなど、夏至ならではの旬を感じられるモノをまとめました。

 

【夏至】季節の風習・行事・イベント

夏至の時期に迎える主な行事やイベントは以下の通り。

 

夏越の祓

6月30日は「夏越の祓(なごしのはらえ)」という神事が各地の神社で行われる日です。これは半年ごとに行われる厄払い行事で、半年後の12月31日には「年越の祓」が執り行われます。

神社で茅の輪(ちのわ)くぐりを行い、半年間の蓄積した穢れや罪を祓い清め、残る半年間の無病息災を祈願する儀式です。

 

夏越の祓の詳細は下記をご覧ください▽

6月の行事「夏越の祓」はどんな神事?【行う儀式や食べ物について紹介します】

 

【夏至】季節の食べ物

次に、夏至の頃が旬となる美味しい食べ物を紹介します。

 

タコ

タコの旬は夏と冬の年2回。夏はちょうど夏至の期間にあたる6月~7月頃に旬を迎えます。タコは疲労回復、肝臓強化、気血を補う効果を持つため、夏に負けない体づくりにはピッタリの食材。

実は夏至から数えて11日後の7月2日頃、半夏生にタコを食べる風習が関西の一部地域に残っています。これは「稲の根がタコの吸盤のようにしっかり根付くように」という豊作祈願のためです。

 

枝豆

夏のビールのお供としてお馴染みの枝豆。旬の時期は6月~8月にかけての夏。5月から徐々に出回り始め、7月~8月ごろに出荷のピークを迎えます。

良質なタンパク質が豊富で、美肌・美容効果のあるイソフラボンもたっぷり含む食材。また、ビタミン類も豊富で、疲労回復や夏バテ防止にも役立ちます。

 

いちじく(無花果)

いちじくの旬は夏と秋の年2回。秋果専用種は8月~10月頃、そして夏果専用種は6月~8月頃が旬となります。夏に獲れるいちじくは秋物よりも大きいのが特徴です。ただ、甘みは夏より秋の方が強め。

いちじくは美味しいだけではなく、「不老不死の果実」と呼ばれるほど豊富な栄養素を含んでいます。便秘解消、血圧を下げる、整腸作用、がん・動脈硬化予防、肌荒れ改善、生理不順改善など、さまざまな嬉しい効果を期待できるのです。

 

【夏至】季節の花

夏至に見頃を迎える花を紹介します。

 

アジサイ(紫陽花)

5月~7月に開花時期を迎える花で、6月上旬~7月上旬頃に見頃を迎えます。

 

キキョウ(桔梗)

5月中旬~9月頃が開花時期の花で、6月~7月あたりが元も盛んな時期となります。

 

ホタルブクロ(蛍袋)

5月下旬~7月頃に開花時期を迎える花。ちょうど蛍が飛ぶころに花を咲かせます。

 

きんしばい(金糸梅)

6月~7月頃の梅雨シーズン前後に開花時期を迎え、キレイな黄色い花を咲かせます。

 

ハナショウブ

5月~7月頃に開花時期を迎える花で、アヤメと似た花を咲かせます。

 

ハンゲショウ(半夏生)

6月下旬~8月上旬に開花時期を迎える花で、7月上旬ごろに見頃を迎えます。

 

まとめ

夏至は一年の折り返し地点であり、北半球では一年で最も昼の時間が長く夜の時間が短くなる日です。確かにこの時期は夜の7時でもまだ外は暗くなりませんよね。

夏至を過ぎると梅雨シーズンも終わり、ここから徐々に暑さが増し、本格的な夏がはじまります。タコや枝豆など栄養価の高い旬の食材を積極的に摂取して、夏バテにも負けない体づくりをしたいものです。

今では生活の中で夏至を意識することはあまりないでしょうが、理解を深めることによって夏至という季節をいっそう楽しめるのではないでしょうか。

 

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