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二十四節気「芒種」はどんな季節?2022年はいつ?【旬の食べ物・花・風習も紹介】

二十四節気「芒種」の意味!旬の食べ物・花・行事も紹介

✓芒種ってどういう意味?
✓今年の芒種はいつ?
✓芒種が旬の食べ物や花は?

こんな疑問を解消します。

 

日本には二十四節気という1年を24分割した季節の指標があります。その中の一つで、稲・麦など穂を持つ穀物の種をまく時期とされているのが『芒種』。

また、梅の実が熟して黄色く色づくのと同時に、いよいよ梅雨入りにも突入する頃。そんな芒種とはいったいどんな意味を持つ季節なのでしょうか?

 

このページでは、二十四節気の一つ「芒種」についての意味や由来などを分かりやすくご紹介します。

芒種とは

二十四節気 七十二候
芒種

(ぼうしゅ)

初候 螳螂生(かまきりしょうず)
意味:螳螂が孵化する
次候 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)
意味:草の中から蛍が光を放ち始める
末候 梅子黄(うめのみきばむ)
意味:梅の実が熟して黄色に色づく

芒種は二十四節気の一つ。

二十四節気とは

太陽の黄道上(太陽の周りを地球が1周する軌道)の動きを、春分日を0度として1周360度をほぼ15度ごとに24分割して、15度ごとに季節を表す言葉をつけたもの。

もっと分かりやすく説明すると、1年を通した季節の変化を24分割して、それぞれの分岐点に季節を表す言葉をつけたものです。

 

芒種は、そんな二十四節気の9番目であり、夏の3番目にあたります。

小満(8番目)の次であり、夏至(10番目)の前に位置する節気です。

 

二十四節気について詳しく知りたい方はこちら▼

季節の便り「二十四節気」の意味と一覧【七十二候との関係も簡単に解説】

 

芒種の意味・由来

江戸時代に発行された暦便覧(こよみびんらん)では、「芒ある穀るい稼種する時なればなり」と解説されています。

「芒(のぎ)」とは、稲や麦など穂のなる穀物の先端にある針状の突起部分のこと。つまり、稲や麦など穂のなる穀物の種をまく頃という意味になります。

 

その意味の通り、稲・麦の種や苗を植える目安とされてきたのが芒種。ただし、二十四節気は旧暦(太陰暦)をもとにしており、現在主流の暦(太陽暦)では1ヶ月程度のズレがあります。

また、例年この芒種の時期は梅雨入りとも重なるため、天候は崩れやすく、徐々に蒸し暑さが増してくるころです。

大雨対策をするのはもちろん、体調や食品の管理にも十分注意を払うようにしましょう。

 

芒種はいつ?

芒種をはじめとした二十四節気の日にちは年によって変わります。1日程度ズレることもあるのでチェックしておきましょう。

また、カレンダーを見ると基本的に日にちのみ記載されていますが、二十四節気は日にちを指す場合、期間を指す場合の2つの見方があります。

 

芒種は毎年だいたい6月6日頃。および夏至までの約15日間の期間です。

日付(期間)
2022年 6月6日(~6月20日)
2023年 6月6日(~6月20日)
2024年 6月5日(~6月20日)
2025年 6月5日(~6月20日)
2026年 6月6日(~6月20日)

 

芒種を感じられる「旬」のモノ

食べ物、花、風習にイベントなど、芒種ならではの旬を感じられるモノをまとめました。

 

【芒種】季節の風習・行事・イベント

芒種の時期に迎える主な行事やイベントは以下の通り。

 

田植え

芒種は穂のある穀物の種をまくという意味があり、旧暦の時代では田植えをする目安とされていました。現在の田植えの時期とは少しズレていますが、概ね4月~6月いっぱいが田植えシーズン。

田植えの時期は地域によってだいぶ異なります。東北地方では5月中旬あたり、関西では5月下旬~6月上旬あたり、関東だと6月上旬~6月下旬ごろです。

 

父の日

芒種の末頃には「父の日(6月の第3日曜日)」もやってきます。家族のために頑張ってくれているお父さんに、日頃の感謝を伝える日です。

母の日のカーネーションに対して、父の日に贈る花の定番はバラ。発祥の地であるアメリカでは赤もしくは白のバラが一般的ですが、日本では黄色いバラが最もポピュラー。また、黄色繋がりでヒマワリも人気のギフトです。

 

父の日の詳細は下記をご覧ください▽

父の日の意味と由来は?2021年はいつ?【定番のバラを贈る理由についても解説】

 

【芒種】季節の食べ物

次に、芒種の頃が旬となる美味しい食べ物を紹介します。

 

アユ(鮎)

初夏の風物詩といえば鮎。6月1日は「鮎の日」という記念日に制定されており、同日をアユ釣りの解禁日としている地域も多く、各地の川で釣り人たちで賑わうようになります。

初夏(6月~7月)に獲れる若鮎はまだ成長の途中。そのため皮や骨まで柔らかく、頭から尾まで丸ごと美味しく食べることができます。

 

サクランボ

品種によって旬の時期に差があるサクランボですが、日本で最も多く生産されている佐藤錦という品種は6月が旬となります。佐藤錦は、甘さと酸味のバランスが絶妙で色ツヤも良く、さくらんぼの王様と称されている最高品種です。

さくらんぼは美肌効果・疲労回復・食欲増進効果があるため、疲れが出やすい季節の変わり目のこの時期にピッタリのフルーツです。

 

トマト

トマトは通年流通しており、季節的には夏野菜のイメージを持たれていますが、実は高温多湿が苦手な野菜。味的に最も旬とされているのは春から初夏の時期です。

この時期のトマトは年間で最も糖度が高くなりやすいのが特徴。トマトは栄養価の高い健康野菜なので、体調を崩しやすい梅雨時期にこそしっかり摂りたい食材です。

 

【芒種】季節の花

芒種に見頃を迎える花を紹介します。

 

アジサイ(紫陽花)

5月~7月に開花時期を迎える花で、6月上旬~7月上旬頃に見頃を迎えます。

 

ベニバナ(紅花)

5月~7月頃が開花時期の花で、6月下旬~7月上旬頃に見頃を迎えます。

 

ホタルブクロ(蛍袋)

5月下旬~7月頃に開花時期を迎える花。ちょうど蛍が飛ぶころに花を咲かせます。

 

ザクロ(石榴)

5月下旬~6月いっぱいが開花時期で、9月下旬~11月に果熟期を迎えます。

 

ハナショウブ

5月~7月頃に開花時期を迎える花です。

 

クチナシ

6月~7月頃に開花時期を迎える花です。梅雨の時期に白い花を咲かせます。

 

まとめ

芒種は日本人の食生活に欠かせない米や麦の収穫に必須の季節。現在の暦と照らし合わせると若干季節にズレはありますが、作物に影響をもたらす梅雨の時期ともあって、芒種という目安も大切にされてきました。

これからしばらくは雨の季節。ぐずついた天気と蒸し暑さで気分が落ち込むことも多いと思います。そんな時は、アジサイや蛍袋など季節の花を眺めて心を潤してみるのもよいでしょう。

また、梅雨時期とあって体調を崩しやすい時期でもあります。トマトやアユなど旬の食材を摂ってしっかり体調を管理してください。あと、梅酒作りにも最適な季節なので本格的な夏が来る前に仕込んでみては?

 

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