6月 7月 8月 9月

暑気払いとは何をするもの?飲み会の口実?【夏バテ防止の食べ物も紹介】

暑気払いとは?目的・時期・おすすめの食べ物

✓暑気払いとはどういう意味?何が目的?
✓何をするもの?飲み会?
✓暑気払いにピッタリの食べ物は?

こんな疑問を解消します。

 

夏の暑い時期になると『暑気払い』という言葉をよく耳にするようになります。

会社の同僚、親しい友人たちと、冷えたビール片手に乾杯!…みたいな経験ありませんか?

そのように、何となく「暑気払い=飲み会」のイメージが強いと思いますが、本来の目的や意味は何なのでしょうか?そして、暑気払いにはどんな食べ物や飲み物が良いのでしょうか?

 

この記事では、暑気払いを行う意味を分かりやすくお伝えすると共に、ピッタリの食べ物を紹介します。

暑気払いとは(目的・意味)

暑気払いの本来の目的と意味

暑さが身にこたえる時期になると、「暑気払い」のお誘いを受けること増えませんか?

※暑気払いは「しょきばらい」と読みます。

飲み会のイメージが強いでしょうが、別に飲み会に限った行いではありません。

 

暑気払いの本来の意味は――

暑い夏に、体を冷やす効果のある食べ物や飲み物、体を冷やす効能のある漢方や薬を摂取して、体に溜まった熱気を取り去り、暑さを打ち払う風習

暑気払いは名前の通り、暑さを払う(取り去る)ためのもの。

 

現在においては、冷えたビールを飲む宴席や飲み会という形式が主流ですが、本来は麦茶やかき氷のような冷たい食品全般、体を冷やす効能を持つ漢方や薬も含まれます。

さらに、昔は海や川遊び、行水で暑気払いを行っていたそうです。現在ならプールも暑気払いのひとつと言えますね。

 

暑気払いは江戸時代から続く、日本の風習。そして日本人の智慧です。

MEMO

夏の暑さで熱がこもった身体を、熱を取り除く食品や漢方などを摂取して、「元気に夏を乗り切ろう!」というのが目的になります。

 

暑気払いを行う時期は?

暑気払いを行う時期はいつ?

暑気払いを行う時期ですが、これは明確に決まった時期があるわけではありません。

目的は暑さを取り払うことなので、暑さが辛い時期ならいつでもOK。

 

一般的に暑気払いという言葉を使う時期、使っても違和感のない時期は……。

POINT

梅雨明け頃、または暦の上では夏の中間にあたる夏至(6月21日頃)の頃から、暑さが和らぐ9月上旬頃まで。

この時期なら暑気払いと言っても違和感はないでしょう。

 

昔は処暑(8月21日頃)までとも言われていましたが、昨今は暑い時期が長くなり、残暑も伸びているので、6月から9月上旬と長期間に渡って暑気払いが行われています。

会社の集まりの場合は、梅雨明けからお盆前までが多いようです。

 

暑気払いにオススメの食べ物

暑気払いにオススメの食べ物や飲み物

次に、暑気払いに食べると良いとされている食べ物や飲み物を紹介します。

単純に食べるとひんやりする冷たい食品が良いのはもちろん、身体を冷ます”効能”があるかどうかも大切なポイントです。

 

麦(ビール、そうめん、蕎麦)

『麦』は6月~7月に収穫される旬の食材。

旬の食材は栄養価が高いうえに、麦には身体を冷やす作用があるため、夏バテ予防に最適な食材。

 

「ビール」の原材料も麦なので、暑気払いにビールというのは案外理にかなってるのかもしれません。身体を冷やし、利尿作用で不要な老廃物を排出する働きがあります。

但し、飲みすぎるとその利尿作用のせいで、逆に水分不足に陥る危険性があるのでほどほどにしておきましょう。

 

また、小麦を使ってる「そうめん」「冷や麦」、とろろを合わせた「麦とろごはん」は、食欲が落ちてるときでも食べられる暑気払いにオススメの食べ物です。

 

瓜(スイカ、きゅうり、ゴーヤ)

夏が旬の「ウリ科」の作物(スイカ、きゅうり、ゴーヤ、かぼちゃ、冬瓜)もよく食べられています。

  • スイカときゅうりは身体の熱を下げる作用と、利尿作用
  • ゴーヤは夏バテ予防に必要なビタミンCが豊富
  • かぼちゃはβカロチンやビタミンCなど栄養豊富な作物
  • 冬瓜はカリウム・ビタミンCが豊富、あっさりした味わいで夏バテに◎

暑気払いとして、これらの食材を使った料理を食べて、夏バテに負けない体づくりをするのもいいでしょう。

 

かき氷

日本の夏に欠かせない「かき氷」もおすすめ。

アイスクリームも暑気払いにもってこいのスイーツですが、かき氷の方が身体の熱を下げる効果は大きいです。

 

平安時代の頃から、夏には氷を「かき氷」にして食べられていた様子が、清少納言の枕草子から伺えます。

あてなるもの。削り氷(ひ)に甘葛(あまずら)入れて、新しき鋺(かなまり)に入れたる。

清少納言もかき氷で暑気払いしていたのかもしれませんね。

千年も昔から食べられている氷菓子。現在でもかき氷は日本人に愛されている暑気払いスイーツです。

 

余談ですが、昔は氷が非常に貴重品で、貴族のような高貴な身分の者しか食べられませんでした。

その為、庶民は氷の代替品として、氷に見立てた和菓子「水無月」を食べていたそうです。

氷が一般にも普及しはじめたのは、製氷機が開発された明治時代になってから。

 

暑気払いを行い厳しい夏を元気に乗り切ろう!

夏の風物詩となっている「暑気払い」。

現在では飲み会やビールのイメージが先行していますが、それだけに限ったことではなかったんですね。

 

本来は、冷えた食べ物や飲み物、体を冷やす効能のある作物を摂取して、体に溜まった熱気を打ち払うことが目的の風習。

身体を冷やす効果のあるものを利用して、元気に夏を乗り切ろう!ということです。

 

キンキンに冷えたビールをグイっと流し込むのも悪くないですが、夏が旬の作物を使った料理やかき氷を摂取して、暑さや夏バテに負けない体づくりをするのも賢い過ごし方と言えます。

日本に古くから伝わる風習で夏の厳しい暑さに立ち向かいましょう。

 

【暑さ対策には下記の記事も参考になります】

こまめな水分補給の「こまめ」ってどれくらいの間隔?

✓こまめな水分補給が大切って聞くけど、”こまめ”って具体的にどのくらい? ✓水分はどのくらいの間隔で飲めばいいの? こんな疑問を解消します。   暑さが厳しい夏になると、「こまめな水分補給を ...

日傘男子は恥ずかしい?それでも使うべき理由【男性も暑さ・紫外線対策は必須】

・男が日傘を差すのは変かな?気持ち悪いかな? ・そもそも男に日傘って必要なの? このような悩みを解消します。   最近、”日傘男子”というワードをよく聞くようになりました。 気温上昇による夏 ...

-6月, 7月, 8月, 9月
-

© 2020 ゆるタメ生活 Powered by AFFINGER5