一人暮らしを始めると、実家にいた頃は気にも留めていなかった”食費”が無視できなくりますよね。
月の食費を確認してみたら、思っていた以上の金額に驚いたという体験談はよく聞く話。
しかし、食費を抑えたい!と思っても、何から手を付けていいのか分からない人は多いのではないでしょうか?それに、無理して健康に悪影響が出るのも避けたいですよね。
そんな食費の節約に悩んでる一人暮らしの方向けに、今回は食費を無理なく削る節約のコツをご紹介します。
このページの目次
食費を無理なく節約する方法
それでは、さっそく無理をしない食費の節約術を紹介していきます。
目標の金額に応じて、自分にできる方法だけを取り入れることが長く続けるコツです。
1ヶ月の食費予算はあらかじめ決めておく
まず最初にやっておきたいのが、
「いくらまで使っていいか」
1ヶ月の食費予算を決めておく
ことです。
予算の上限を設定せずに使ってしまうと、無駄な出費が増えてしまいます。しっかり予算を決めておくと、その中で上手くやりくりしようとする意識が芽生えるからオススメ。
今月の食費予算は10,000円とか15,000円までというように使っていい金額を決めてください。
その金額をさらに週単位で4等分したり、日割り分割するなど、管理のやり方は自分に合った方法でOK。
設定した金額内で買い物するようにすれば、無駄な出費を無くせます。
僕の場合は―
⇒日割りで計算しつつ、基本的には週単位で管理。
このやり方なら予算オーバーした日があっても、1週間の中で微調整していけばいいので、食べたい物を無理して我慢しなくても乗り切れます。
外食よりも自炊
一人暮らしの食事は「自炊」「外食」「コンビニ弁当」の3つが主な手段だと思います。
それぞれにメリット・デメリットはありますが、節約の基本はやはり”自炊”。
近頃はお手頃価格のチェーン店が増えてるとはいえ、栄養面も考慮したメニュー選びをすると結局単価は上がってしまいます。
家計の節約が目的なら手間は掛かるけど自炊した方が安上がりです。
自炊を始める際のポイント
⇒ 節約レシピを参考にする
⇒ 調味料は100均で揃える
⇒ 「ご飯を炊く」を習慣にする。
また、いきなり自炊へ完全シフトするのは難しいでしょうから、最初はお惣菜を利用するのがオススメ。
コンビニ弁当も便利ですが、スーパーなら似たようなお弁当が100円、200円お安い価格で購入できますよ。さらに、自炊で再現すれば100~150円くらいは抑えられるでしょう。
ただし!
これはどんな生活スタイルを求めるのかによって、その重要性・必要性は変わってきます。
自炊は確かに外食に比べて断然お金の節約にはなります。しかし、時間の節約ならば分があるのは外食。自分が何を求めるかによって食事のスタイルも変わります。
買い物上手になる
いくら自炊をしようとも、お値段が高い食材を選んだり、余計なものまで買ってしまっては意味がありません。
スーパーは誘惑が多いので、ついつい釣られてしまう気持ちはよく分かります。
しかし、それではいつまでたっても節約にはなりませんから、出費を最小限に抑えられるように買い物上手を目指しましょう。
チラシを活用
スーパーの節約術と言えば、安い食材をゲットできる特売品やタイムセール。
そして、お得な情報が詰まっている”スーパーのチラシ”を活用するのがオススメです。
1割、2割引きくらいがほとんどですが、塵も積もれば山となります。1ヶ月、1年の長期スパンで見ると割引額はかなり大きい。
でも、みんながみんな新聞をとってるわけではないですよね。チラシが無いとせっかくのお得情報をキャッチできなくなってしまいます。
でもご安心ください。
新聞をとってない人は”無料のチラシアプリ”を利用すればいいのです。
スマホやタブレットから、いつでも新鮮なお得情報をチェックできます。しかも、情報がタイムリーなので、タイムセールを逃さない上手な買い物ができるようになりますよ。
スーパー毎の価格を比較できるのも便利。
チラシアプリのメリットやおすすめアプリを以下の記事にまとめてあります。
参考記事チラシアプリを使って近くのスーパーのお得情報をチェック!
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チラシアプリを使って近くのスーパーのお得情報をチェック!
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週一でまとめ買い
ムダ買いが多い人は、特売日を狙った週一のまとめ買いがオススメ。
毎日スーパーへ行ってタイムセールを狙うやり方も賢いと言えますが、つい余計な物を買ってしまいがちな人だと浪費が膨らみます。
スーパーで買い物カゴを持って歩き回っていると、いろんな商品が視界に入ってきます。誘惑に負けることもあるでしょう。
「今回だけ」のムダ買いを何度もしてしまい、蓄積されたダメージが食費にのしかかってきます。
ムダ買いが問題なら解決策は簡単。
誘惑に抗えないと分かっているのなら、スーパーに行く回数を最低限に抑えればいいんです。
⇒ 週に1~2回くらい。
目に入らなければ余計な物を買いようがありませんから。
お肉や魚は安い日にまとめて買っておき、小分けにして冷凍保存しておくと便利です。野菜も小分けにしておくと調理が楽になりますよ。
ムダ買いが多い人ならかなり節約になる方法なのでオススメ。
1週間分のメニューを考えてから買い物へ行く
ただ、まとめ買いは節約に効果的なのですが、計画無きまとめ買いは食材ロスを招く恐れがあるからご注意を。
できるなら、1週間分の献立メニューを決めておくと、食材をあまらせて捨てる、というもったいない事態を回避できます。
1.あらかじめメニューを決めておく
2.必要なら買い物リストを作成
3.必要な食材だけをまとめ買い
このようなルールを作っておくと、食材を余すことなく使いきれるため、食材ロス・無駄な出費を防げます。
コレ、面倒臭そうと思われるかもしれませんが、むしろメニューを毎日考える方が大変。
このやり方で大変なのは1週間分のメニューを考えるときだけで、決めてしまえば後は楽なものです。疲れて帰宅してからメニューを考える苦労がないので、調理に入りやすくなりますよ。
スーパーの節約術について以下の記事にまとめていますので参考にしてください。
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家計に役立つスーパーの節約術!ムリ無く簡単に取り組めるテクとコツをご紹介
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お弁当生活へシフト。飲み物はマイボトルで。
毎日のランチを外食で済ませていると、結構ばかにならない出費が発生します。
安くても500円。場合によっては1000円近くになる事も無くはない。
食費を節約したいなら、会社勤めの人はお”弁当生活”にシフトするのがオススメ。
単純に一から作ったとしても、200~300円くらいで簡単につくれます。さらに、前日の残り物を捨てずに活用すれば、100円も掛からないお弁当になるでしょう。
- 外食500~1000円 ⇒ 20日で10,000~20,000円
- 手作り弁当100~300円 ⇒ 20日で2,000~6,000円
社内食堂がある職場だとしても300~500円は掛かるでしょうし、やはり手作り弁当の方が安上がりです。
お弁当を作る際、便利だからといって冷凍食品を使うと外食並になることもあるのでご注意を。
前日の残り物を使う利点は節約だけではなく、朝早起きしてお弁当を作る手間がないところ。最初は時間が掛かると思いますが、習慣化してしまえば手間も苦も減ります。
飲み物はマイボトル
あと、見落としがちなのが飲み物。
自動販売機で飲み物を買うよりも、自宅で作ったドリンクをマイボトルに入れて持参するようにした方がいいです。
飲み物を自動販売機で購入するとだいたい120~150円くらい掛かりますよね。平日に毎日1本買ったとすると、月の飲み物代は2,400~3,000円。
実は、この原価の大半は容器のペットボトルや缶なんです。
マイボトルにすると水筒代が発生するとはいえ、飲み物自体の価格は数十円程度に抑えられるから圧倒的にお得。
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子供向けならコッチ↓
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食費を節約したいならマイボトルは必須とさえ言えます。面倒でも是非やった方がいいです。
料理はまとめて作り置きが便利
節約で大事なのは買った食材を無駄なく使い切ること。食材を捨てるという行為は、お金を捨てる事と何ら変わらない行為だと思います。
なので、節約のためにも料理を”作り置き”しておきましょう。
作り置きの良いところを付け加えるなら、疲れていて料理を作る気力がなかったとしても簡単にご飯を用意できるところ。体調が優れない時も同様で、それを見越して作り置きしておけば普段の食事作りが楽になります。
時間があるときならいつでもいいですが、面倒を後回しにしたくないなら買い物後にでも調理しておき、あとは小分けにして冷凍保存しておきましょう。
ネギや油揚げ、しめじなどを切って保存しておくと、お味噌汁や炒め物をする際の手間が減って便利ですよ。
食材を余らせて捨ててしまう事が多いという人は、作り置きすることで食材を使い切ることができ、もったいない問題が改善されます。
一度まとめて作っておくと、後が本当に楽なので試してみてください。
一人暮らしの食費は工夫すれば驚くほど節約できる
一人暮らしの節約で特に手を付けやすいのが食費。同時に、節約効果を実感しやすいのも食費です。
思ってる以上に削れるところはたくさんあります。無理しないレベルでも食費の節約は可能です。
- 食費に使える予算を決めておく
- 外食よりも自炊
- チラシやまとめ買いなど工夫して上手に買い物をする
- お弁当+マイボトル
- 料理はまとめて作り置きが◎
などです。
でも、無理をしたせいで節約がストレスになったり、健康を崩してしまっては本末転倒もいいところ。
なので、全て取り入れる必要は全然ありません。できそうなことだけでいいんです。一つ二つチョイスして実践するだけでも、それなりに節約になりますから。
慣れてきて、もっと節約したいと思ったら他の方法も取り入れていけばそれでOK。
もし、現状の食費に問題を感じてるのなら、食費を無理しないレベルで見直してみてはいかがでしょうか?