生き方・考え方

しんどい人は「休む勇気」を持とう!立ち止まることが良い成果に繋がる!

こんにちは、もっとのんびり生きたいワチイツキです。

仕事、家事、勉強、やるべき事もやりたい事もたくさんあるため、忙しすぎて時間的・身体的・精神的にも余裕が持てない。

そんな目まぐるしくて忙しない毎日を過ごしている人は少なくないでしょう。

しかも、しんどくて休みたい気持ちはあるんだけど、これがなかなか休めないんですよね。

「休むと周りに迷惑を掛けるんじゃないか」「悪い印象を与えてしまうんじゃないか」「自分だけ遅れてしまうんじゃないか」・・・。

忙しいとき、やるべきことが多いときに、一旦手を止めることには大きな勇気が必要だったりします。

ただ、その「休む」こと、「立ち止まる」ことは、仕事にもプレイベートにも非常に大切なことなんですよ。

今回は、忙しいときに休むことが何故必要なのかについてお伝えします。

 

忙しすぎると異常・異変に気づきにくくなる

忙し過ぎて目の前の作業に囚われてしまうと、視野がぐっと狭まってしまうんですよね。

それ以外のことに対して鈍感になってしまいがち。

 

例えば、人間の身体ってすごい素直に作られているから、身体の中で異変が起きたら何かしらの兆候が出てきます。

なんだけど、あれやらなきゃ、これもやらなきゃと忙しくしてると、その兆候を見落としてしまったり、作業を優先して異常を後回しにしてしまいます。

結果、身体を壊してしまうことも・・・。

 

人間関係にも同じことが言えるんじゃないかと。

忙し過ぎると周囲を気遣う余裕すら持てなくなってしまいます。

そうすると、向き合う時間を作れなかったり、相手に冷たくあたってしまったり、きついことを言ってしまうこともあります。

心の距離は少しずつ離れているのに、本人は忙しすぎて察してあげられず、気づけたときにはもう手遅れ・・・なんてことも。

 

これ、後々振り返ってみると、「そういえば・・・」なんて思い至るシグナルは結構あるんですよね。

そして、「ああ、あの時こうしておけばよかった」と後悔するハメになります。

だからこそ、休息を取って心に余裕を持たせることが大切なんです。

余裕を持てると、視野はいっきに広がりますし、自分以外の誰かを気遣う心も持ちやすくなりますよ。

 

うつや自律神経失調症になる恐れも

やるべきことが多すぎて忙しくしてると、休息時間を確保することすら勿体無く感じてきます。

しかも、身体は疲れてるのに気持ちで乗り切ろうさえしてしまうんですよね。

「まだやれる」
「自分がやらなくちゃ」
「休んでなんかいられない」

そう自分に言い聞かせて働き続け、心にも身体にもどんどんストレスと疲労を蓄積させていきます。

疲れやストレスを癒せずにいると、悪くすれば適応障害、うつ、自律神経失調症にもなりかねません。

 

もちろん罪悪感があるのはすごく分かるんです。

「自分で決めて始めたこと」「周りもがんばってる」「遅れたくない」「なんとかやり遂げたい」。

そう思うと休むことが悪い事のようにさえ感じてしまいます。

でも、身体や心を壊してしまったらやりたいことも出来なくなってしまいます。むしろその方が余計迷惑を掛けてしまうかもしれません。

 

ですから、身体も心もリフレッシュできるように休息時間はちゃんと取ってください。

これって特に責任感が強かったり、真面目な人が陥りやすい印象があります。

すぐには気楽な思考に切り替えるのが難しいのなら、まずは休みを義務付けてしまうのもいいと思います。

 

集中力には限界がある

どんなに優秀な人でも、1日中ずっと集中力を良い状態に保つなんてことは不可能です。

無理に作業し続けても良い考えは浮かびませんし、ミスもしやすくなってしまいます。はっきり言って長時間の作業は効率が悪い。

良い仕事・勉強・遊びをしたいなら適度な休憩は必須。そのほうが作業効率は向上しますし、学んだ知識が記憶に定着しやすくなります。

私が知ってる「できる人間」も、ここぞというときに効率的に集中力を発揮してるんですよね。

 

人が集中力を最大限発揮できるのは15分間程度と言われています。個人差・年齢差によるところもありますが、15分を境に集中力は少しずつ落ちていくんです。

なので、15分おきに休憩を挟むのが良いようにも思えますが、実際にはそんな細々休憩を挟むのは難しいですよね。

周りからの印象も良くないでしょうから。

集中力のピークは15分と言いましたが、集中力を持続できる時間は一般的には45分程度と言われています。

加えて、人間の体内時計は90分サイクルでリズムを刻んでいるとも聞いたことがあります。高い覚醒状態にある90分を過ぎると、集中力が切れたり眠気が襲ってくるのだとか。

 

私が実践して感じたことを言わせていただくと、作業を初めて15分で集中力をピークに持っていくのは難しい。

それに、休憩をあまりに細かく取りすぎると逆に集中力が途切れやすくなり、集中力を長い時間保つのもしにくくなったように感じました。

なにより15分ごとに休憩を挟んだときの罪悪感が半端ない。

そんなわけで、私の場合は60分~90分の作業が丁度良かったです。

この辺りの集中できる最適な時間は自分の感覚で見つけて、思い切って休憩を義務化してしまうといいですよ。

 

まとめ

忙しいときにこそ休むべきなんです。

あれもこれもそれもと動き続けてると脳は混乱しますし、逆に作業の効率を下げることもあるうえ、大切なことも見落としてしまうかもしれません。

信頼されて仕事を任されたり、なにがなんでも成し遂げたいことがあると、ついつい休息時間を削って作業に取り組んでしまいますが、下手すると大きなものを失ってしまう恐れもあります。

なので、ほんとにしんどいときは勇気を出して休んでみてください。

一旦立ち止まってみると、これまで見えてなかった事にも目が届くようになります。単純にリフレッシュにもなって心がスッキリしますしね。

ときには周囲の理解や協力が必要なこともあるでしょうが、休むこと・立ち止まることを今よりほんの少しだけでも気軽に考えてみてください。

おわり。

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