こんにちは、ワチイツキです。
数ある動画配信サービスの中でも国内で特に有名なのが「U-NEXT」。私も長くお世話になってるサービスです。
最近はNetflixやAmazonプライムビデオなど、海外の動画配信サービスが飛躍していますが、U-NEXTも負けていません。というより、競争が激化してるおかげで、サービス・機能はかなり向上されているかと。
元々圧倒的だったコンテンツ量がさらにパワーアップし、映画・ドラマ・アニメの豊富さは業界随一と言える勢い。しかも、現在では雑誌読み放題など電子書籍も読める多彩ぶり。
そこで今回は、U-NEXTの使い勝手を知りたい人向けに、実際に使ったことで気づいたメリット・デメリットについて解説します。失敗しないようにデメリットもしっかり確認しておきましょう。
このページの目次
U-NEXT(ユーネクスト)とは?
「U-NEXT(ユーネクスト)」とは、近年利用者が増加してるネット上でオンデマンド配信を行っている動画配信サービスのひとつ。
数ある動画配信サービスのなかでも、映画やドラマ、アニメなどのコンテンツ量が圧倒的に多いことが最大の特徴。
映画館で公開された映画は最新作から旧作まで揃っており、ラインナップは非常に豊富です。
特に強いジャンルは――
- 映画
- 国内ドラマ
- アニメ
それ以外にもバラエティやアダルト、さらに雑誌・漫画も読める多彩なコンテンツが魅力。動画配信サービスならここを抑えておけばあまり困ることはありません。
もちろんレンタルショップを利用した時に起こりがちな、目当ての作品が貸し出し中で残念・・・なんて思いをする心配は無用です。
テレビで放送されたドラマやアニメを後追いで配信している作品も多いため、見逃した人にとっても嬉しい動画サービスです。
料金体系
月額料金 | 1,990円(税抜き) |
レンタル・購入 | 別料金 |
ポイント | 毎月1200ポイント(無料期間中は600p) 有効期限は90日 |
月額料金で利用できるのは「見放題作品」だけです。
U-NEXTには見放題作品のほかにレンタル作品もあり、後者を視聴する場合は約200~540円程度の別料金が発生します。新作映画はやっぱり見放題対象外であることがほとんどで、基本は有料のレンタル対象です。
但し、有料登録すると毎月1200ポイントが付与されるので、そのポイントを使って最新映画など有料コンテンツを利用することができます。
このポイントは動画だけではなく、マンガなどの電子書籍にも利用可能です。
使って分かったメリット
それでは、ここからU-NEXTのメリットについて紹介します。
魅力に感じたポイントを並べると以下のようになります▼
ポイント
- 多彩なジャンルと圧倒的なコンテンツ量
- フルHD&4K画質の綺麗な映像
- ひとつの契約で最大4人までアカウント作成が可能
- 動画をダウンロードしてオフラインで視聴できる
- 雑誌・漫画など電子書籍も読めるサービス
- 視聴できる端末がいろいろある
- 映画館でU-NEXTのポイントが使える
- アダルトコンテンツも豊富
- 3大キャリア決済にも対応
それでは、ひとつずつ解説していきますね。
多彩なジャンルと圧倒的なコンテンツ量
まずは何といってもコレ。U-NEXTは他社を圧倒する豊富なコンテンツ量がなによりの魅力。
その数は、見放題作品90,000本以上!レンタル作品50,000本以上!
合わせて140,000本以上という膨大な動画数を誇っています。
ご覧の通り、映画(洋画/邦画)の作品数がスゴイ。海外ドラマは若干弱めですが、国内とアジアドラマも強力です。
加えて、アニメ・キッズジャンルも他社に比べて見放題作品数が豊富で、且つ放送中の最新アニメもだいたい視聴できます。
また、見放題作品だけではなく最新作のレンタル作品も豊富なところが魅力。しかも配信が早い!
ブルーレイ&DVDのリリースと同時配信する事が多く、なかには先行配信でU-NEXTの方が早くなるケースもあるくらいです。最新映画をよく観る人なら一足先に映画を楽しむことができます。
それと、地上波で放送中のテレビ番組の配信もしており、現在放送中の最新ドラマ・アニメをすぐに配信してくれます。例えリアルタイムを見逃したとしても安心です。このサービスはホント助かる。
あと個人的に嬉しかったのが、ディズニー映画を観賞できること。このサービスがあるVODは限られているので、ディズニー目的で契約する人も多いと聞きます。
フルHD&4K画質の綺麗な映像
画質を考えるとブルーレイを借りてきた方がいいとお考えの方もいると思います。ですが、高い画質もU-NEXTの優れているポイントなんです。
ポイント
U-NEXTの動画はブルーレイと同等のフルHD(1080p)の高画質。しかも、一部動画ではありますが、フルHD以上の4K(2160p)画質の動画も配信されています。
配信されてる動画のほとんどがDVDよりも高画質の綺麗な映像で楽しむことができ、中にはその上をいく映像美も堪能できるということです。
4K対応の動画数はまだまだ少ないですけど、今後もっと増えてくるでしょう。そうでなくてもフルHDでも十分綺麗な映像です。
他社も有名どころはだいたいフルHDに対応してますが、4Kに対応してるところはほとんどありません。なかにはHD・SD画質の動画ばかりのところも少なくはないです。その点、U-NEXTなら大画面で観ても映像は崩れず綺麗な画質で動画を楽しめます。
しかも、国内で初めてドルビーオーディオ・ドルビーアトモスに対応したそうです。これは、映画館で使用されているものと同じサラウンドシステム。臨場感ある鮮明さ、豊かで深みのあるサウンドを綺麗な映像と一緒に楽しめるわけです。
ただし、4K画質で視聴するには対応したデバイスを用意する必要があります。
あと、途中で一旦観るのを止めてサイトを閉じたとしても、再度視聴を開始したときには前回の続きから再生することができます。一気に全部見れないことはよくあるので、これは地味にありがたい。U-NEXTの視聴履歴を削除さえしなければずっと残るので助かります。
ひとつの契約で最大4人までアカウント作成が可能
動画配信サービスは一つの契約につきアカウントは一つというところも多いです。
でもその場合、家族で利用するにはちょっと不便なんですよね。せっかく契約したのに、他の人が使ってるから結局あまり使えなかったじゃ悲しい・・・。
ポイント
U-NEXTなら一つの契約で4アカウントまで作ることが可能。
これは嬉しいサービス。
「ファミリーアカウントサービス」というもので、家族の誰かが一つ契約すると、さらに無料で3つまでアカウントを増やすことができるんです。つまり、最大4人まで同時に視聴が可能ということ。
し・か・も、複数アカウント作れても同時再生は不可能という動画サービスも多いんですが、U-NEXTは動画の同時再生も可能。
家族で利用すると使いたい時間がかぶることもよくあります。休日や帰宅後、出勤・通学途中とか。でも、U-NEXTなら例え使う時間がかぶったとしても、同時再生可能だからそれぞれ思い思いに楽しむことができます。
ただし、異なる作品なら同時再生できるんだけど、同一作品の同時再生は不可。
また、子アカウントにはR指定作品や成人向けコンテンツを表示できないようロックできるので、小さいお子さんのいる親御さんも安心して利用できますよ。あと購入制限も設定できます。
動画をダウンロードしてオフラインで視聴できる
実はアプリ限定機能としてダウンロード機能も備わっています。
有効期限付きではありますが、この機能を活用すれば、事前に自宅で作品をダウンロードしておくことで、出掛け先や移動中など外出時にもオフラインで視聴が可能になるんです。
ただ、最大48時間以内で作品ごとに視聴期限があります。これは更新することはできますけど、その場合は当然通信が必要ですからね。
あと、「ダウンロード」アイコンがついている作品のみ。
ダウンロード機能を利用するには「U-NEXTアプリ」をインストール必要があります。
いろいろ制限付きではありますが、非常に便利な機能。
雑誌・漫画など電子書籍も読めるサービス
U-NEXTって動画配信サービスの域を完全に超えちゃってるんですよね。
ポイント
実は動画に限らず、漫画・雑誌も電子書籍で読めるサービス「BookPlace for U-NEXT」も展開しています。
雑誌70冊以上、電子書籍は32万冊以上とコンテンツ量もかなり優秀。しかも雑誌は読み放題ときてます。
特に女性向け(特にファッション誌)が豊富な印象を受けました。よく雑誌を読む人ならこれだけでも元がとれそうなレベル。
ダウンロードすることもできるからオフラインでも閲覧可能できて、スマートフォン、タブレット、PC、どの端末でも利用できます。
雑誌だけではなく、講談社、集英社、小学館、双葉社などとも提携していているので、マンガのラインナップも豊富。
なので、映画・ドラマ・アニメを視聴して、もし原作にも興味が出たなら、そのままU-NEXTで原作を楽しめるという流れ。うまいこと考えてますね。
もし余ったポイントがあって使い道に困っているのなら、雑誌や漫画で消化するのもアリかと。
このサービスを利用するには、U-NEXTが展開している電子書籍専用アプリ「Book Place」を使用する必要があります。
視聴できる端末がいろいろある
U-NEXTはパソコン、スマホ、タブレットだけでなく、いろんなデバイスで視聴できます。
Windows・Mac
iOS・Android
Amazon Fire TV/Stick
PlayStation(R)4
Chromecast
Nexus Player
対応テレビ&レコーダー
これだけ利用できる対応端末があるなら、動画視聴に困ることはないと思います。
それぞれの使い心地については無料トライアル中に確認するといいですよ。
このなかでも、テレビで視聴が可能になる「Amazon Fire TV/Stick」は他の動画サービスでも対応してることが多い便利な端末。
映画館でU-NEXTのポイントが使える
雑誌・漫画配信に続いてもう一つ動画配信の枠を超えた便利なサービスがあります。
U-NEXTのポイントは一部の映画館で使うことができるんです。公開中の映画のチケットをポイントと交換することができます。
対象の映画館は以下の通り▼
参考
イオンシネマ
松竹マルチプレックスシアターズ
なんばパークスシネマ
ユナイテッド・シネマ
109シネマズ
KINEZO(新宿バルト9、Tジョイ、横浜ブルク13など)
チケットを割引で購入できるのでかなりお得。
アダルトコンテンツも豊富
実はU-NEXTってアダルトコンテンツがめちゃくちゃ豊富だったりします。
賛否はあるでしょうけど、これもU-NEXTの強みの一つであることは間違いないでしょう。
あると観ちゃいますよね・・・。ふらっと・・・ね。
基本的に他社にはこういったサービスはありません。コンテンツ数はかなり豊富ですし、見放題作品だけでも5,000本以上が揃ってます。
レンタル店で借りるのは恥ずかしいという人、自宅にその類のDVDを置きたくない人にはありがたいサービスなのでは?
もちろん、成人向けコンテンツの表示をロックすることもできるので、子供と一緒に利用しているご家庭も安心かと。
決済方法もたくさん揃ってる
クレジットカード
auかんたん決済
ソフトバンクまとめて支払い
ドコモ払い
Amazon.co.jp
U-NEXTカード/ギフトコード
U-NEXTカードは月額サービスの支払いには使用できません。
クレジットカードは当然として、au・ソフトバンク・ドコモの国内3大キャリア決済にしっかり対応してるのは嬉しい。
意外と動画配信サービスのなかでは、これら3大キャリアすべてに対応しているところって多くはないんです。
キャリア決済だったら簡単に済ませられますからね。これは単純にありがたいです。
使って気づいたデメリット
上記のメリットを見てもらえれば分かるように、非常に優秀な動画配信サービスであることは間違いありません。
ただ、やっぱり優れてる分どうしてもデメリットも目立ってしまうんですよね。
ポイント
- 月額料金が高い
- 新作映画は基本的にレンタル対象(有料)
- デビットカード不可
- 海外ドラマのライナップは弱め
ざっと思いつくのはこの辺り。
ひとつづつ解説していきます。
月額料金が高い
一番のネックになるのがやっぱり月々の負担になる料金設定。
上記でも解説した通り、U-NEXTを毎月利用すると「月額1,990円(税抜き)」もの料金が発生します。
これ、他社と比べてもかなり高額な部類です。
Hulu | 月額933円 |
dTV | 月額500円 |
ビデオマーケット | 月額562円 |
ビデオパス | 月額500円 |
FODプレミアム | 月額888円 |
Amazonプライム | 年額4,900円(月額500円) |
Netflix | (ベーシック)月額650円 (スタンダード)月額950円 (プレミアム)月額1450円 |
利用するのが見放題だけとして考慮するならやっぱり高い。
豊富なコンテンツ数、地上派見逃し配信、雑誌読み放題、電子書籍サービス、アダルトコンテンツ、ファミリーアカウント、超高画質、ダウンロード機能・・・
これらの中で、3つ以上魅力を感じられた人なら料金以上の価値を見出せるでしょうが、それがないなら他社のサービスを選んだ方がいいかもしれません。
新作映画は基本的にレンタル対象(有料)
見放題作品が豊富なんですが、全てが見放題というわけではありません。
この辺りを誤解される人が意外といます。注意してください。
130,000本の内、50,000本くらいはレンタル対象。
新作映画は基本的にレンタル対象なので有料となります。まあ、新作映画を見放題にできるわけないので当然ではあるんですが。
ただ、さきほどデメリットとして高いといった1,990円(税抜き)の月額料金の中に、1,200円分のポイントも含まれています。
そのポイントで新作なら2~3本は視聴できますからね。付与されたポイント内で済ませればそれ以上の追加料金は発生しません。
1,990円以上掛かるのは、よほどの映画好きぐらいでしょう。それでも、レンタル店にいちいち出向く必要はないので、便利であることに変わりはないかと。
ちなみに、ポイントの有効期限は90日間です。
デビットカードは使用不可
メリットで決済方法がたくさんあると豪語しといてなんですが、デビットカードでは支払いできません。
支払い方法は上記に書いた通りで、大きく分けると――
- クレジットカード
- キャリア
- Amazon
- プリペイド
これら4パターンの方法のみで、この中にデビットカードは含まれていません。
カードをデビットカードしか持ってない人は、キャリア決済かプリペイドを購入して支払いをするといことになります。
これを不便に感じる人もきっとおられるでしょう。
海外ドラマのラインナップが弱い
映画も国内ドラマもアニメも激強なU-NEXTですが、なぜか海外ドラマのラインナップは弱いんですよ。
他ジャンルが優れているだけ、海外ドラマの弱さが一際目立ってしまいます。
海外ドラマ目的で動画配信サービスを探しているのなら、同ジャンルのラインナップが豊富な「Hulu」か「NETFLIX」を利用した方がいいと思います。
ただ、気をつけて欲しいのは、HuluやNETFLIXよりも国内・アジアドラマは「U-NEXT」の方が優秀です。
動画配信サービスはそれぞれ強みと弱みがあるので、求めるコンテンツの優先度を確認しておくと迷いにくくなりますよ。
まとめ
ちょっとだけ長くなったので、最後にメリットを分かり易くまとめておきます。
こんな感じ
ポイント
- 動画130,000本以上という他者を圧倒する豊富なコンテンツ量
- フルHD&4K画質の美しい映像を堪能できる
- 無料のファミリーアカウントで4人まで同時に視聴できる
- 動画をダウンロードしてオフラインで視聴できる
- 雑誌読み放題。漫画の電子書籍も豊富
- ゲーム機を含むいろいろな端末で視聴が可能
- U-NEXTのポイントを使って映画チケットを購入できる
- ムフフ動画も豊富
- 3大キャリア決済にも対応
一応デメリットも
ポイント
- 月額料金が他者よりも高い
- 有料動画が多い
- 決済はデビットカード不可
- 海外ドラマが少ない
何を目的にするかで評価はかなり変わってきます。
機能面でも人によって合う合わないは当然ありますしし、アダルト系が嫌な人もいますからね。
料金に関しては、デメリットをメリットが凌駕したのなら、月額1,990円の料金も高くはないでしょう。付与される1200ポイントを差し引けば、実質790円みたいなものですし。
個人的には映画に加えてアニメも豊富なのが嬉しいです。見逃すことがよくあるので、それを綺麗な映像で観れるのはありがたいと感じてます。
以上で、私が使ってみて感じたU-NEXTのメリットとデメリットになります。。
それでは、素敵な動画ライフをおすごしください。