生き方・考え方

朝活では得にくい「夜活」のメリット!1日の終わりを最高の時間に

✓朝活って何?メリットやデメリットは?
✓朝活は分かるけど、夜活って何するの?

こんな疑問を解消します。

 

『夜活』という言葉、ご存知でしょうか?「朝活」が広く定着してしばらく経ちますが、「夜活」はあまり耳慣れない言葉かもしれません。

朝の時間帯を有効利用したい人がいる一方で、「朝が弱くて朝活続けるのが大変」「朝はのんびりしたい」…という方も多いでしょう。

そんな朝が苦手な人でも継続しやすい夜活。仕事や家事を終えた自分だけの夜時間を有意義に使おうという取り組みです。

――終わりよければ全てよし!

1日の締めくくり方は、次の日にも影響を与えますよ。

 

このページでは、夜活のメリットとデメリット、具体的な夜の過ごし方についてご紹介します。

夜活とは

朝活が「朝の活動」を略した言葉であるのと同じで、夜活は「夜の活動」を略した言葉

 

簡単に説明すると、

仕事を終えた帰宅後、もしくは家事を終えた後の自分だけの時間帯を、趣味・勉強・仕事・体のケアなどにあてて、夜時間を有意義に使おうという活動。

 

夜活に向いてる方や実践をおすすめした方は以下の通り。

  • 夜の時間帯を有効活用したい
  • もっとスキルアップしたい
  • 溜まったストレスや疲れをその日のうちに解消しておきたい
  • 気分よく1日を締めくくりたい
  • 朝が苦手
  • 朝活が続かなかった

など、夜は自分を癒し、高め、楽しむために使いたい方、または朝が苦手で朝活に向いてない・挫折したという方。

朝活が向いてなかった方でも、取り組みやすい夜活は継続できてるケースは少なくないようです。

 

何をするの?

そんな夜活の実践者たちが実際にどんな活動をしているのかというと、

夜活の一例

  • 読書をする
  • 資格などスキルアップに繋がる勉強
  • セミナー・勉強会に参加する
  • ジムに通う
  • 趣味を満喫する
  • 食事会に参加する

など。

 

趣味やスキルアップをはじめ、リラックスやコミュニケーションを求めての活動も多いですね。具体的な活動内容は後でご紹介します。

 

夜活のメリットとデメリット

「時間の有効活用やスキルアップ目的のためなら朝活で十分なのでは?」…と思った方も多いことでしょう。

ですが、朝には朝の良さがあるように、夜には夜のメリットがあるものです。

 

朝活では得にくいメリットが夜活にはありますよ。一方で、デメリットになることもあるので、併せて説明します。

 

夜活のメリット

夜活は朝活よりも参加しやすい

朝活と比べたとき、大きなメリットになるのが取り組みやすさ、継続のしやすさ。ハードルはそれほど高くないから始めやすく、挫折しにくいため継続しやすいというのが魅力。

 

これが朝活の場合だと、

  • 眠くて作業に集中できない
  • 確保できる時間が短い
  • 早めに家を出なければいけない
  • もっと寝たい
  • 寝坊しちゃった・・・

などの理由から、初めてみたものの途中で挫折してしまう方も少なくありません。それに、出掛けるまでという時間の制約もあるため、キリの悪いところでも強制的に中断しないといけないことも。

 

一方、夜活は仕事や家事を終えた後のゆっくりできる時間帯になります。それに朝とは違って寝坊する心配もほとんどありませんよね。

早いときには18時~19時ごろから取り組めるため、活動できる時間を長く確保できるのも嬉しいところ。

 

朝よりも時間の制約がない

上述の通り、朝だと始業時間や登校時間を守らなければいけないため、キリが悪くても時間が来たら途中で切り上げなければいけません

どんな活動内容かにもよりますが、そのことが気になってモヤモヤしてくることもあったり。

 

もちろん時間の制約がある短時間の作業だからこそ、集中力が向上しやすいというメリットはあります。かと言って時間の確保が不十分では、十分な活動は難しくなりますよね。

その点、夜活なら活動時間を長く確保できると同時に、時間の制約もあまりないので、じっくり作業に取り組むことが可能です。

 

ただし、朝活よりは時間の制約がゆるいとはいえ、夜更かしだけはしないように注意してください。

 

記憶力UP!知識が脳に定着しやすい

就寝前の1~2時間くらいの時間帯は、”暗記のゴールデンタイム”と言われるほど貴重な学習時間。

 

睡眠には、インプットした知識を整理整頓して、脳に記憶として定着させる役割があることが分かっています。睡眠中に蓄えた知識の質が変化しているんです。

就寝前の1~2時間くらいは記憶の質を高めてくれる睡眠がすぐに待っています。暗記モノの勉強をするには効率の良い時間帯なのです。

 

ただし、考えすぎるとアドレナリンが分泌されて脳が興奮してしまい、寝つきが悪くなることもあります。複雑な問題には手を付けず、単純な学習に取り組むようにしましょう。

 

夜活のデメリット

時間を忘れて夜更かしすることもある

夜活最大のデメリットは、時間を忘れるほどのめり込んでしまうと、夜更かしをしてしまう可能性が低くはないこと。朝活はお尻の時間が決まっているため区切りやすいのですが、夜活の場合はハマってしまうとエンドレスになってしまいます。

それによって寝不足になったり、朝寝坊したり、体調を崩してしまう恐れも・・・。

夜活は時間をしっかり決めておき、就寝時間を守ることが大切です。

 

別の予定が入ると夜活ができなくなる

朝活だと寝坊しない限りはそうそう予定が狂うことはありません。これが夜活の場合だと、急な残業が入ったり友人や同僚から食事に誘われたりすると、予定を変更せざるを得なく、夜活自体できなくなることもあります。

その後で無理して夜活に取り組み夜遅くまで行ってしまうと、生活リズムが崩れるきっかけにもなるので柔軟に対応しましょう。

 

何をする?オススメの夜活

次は、夜活に向いている活動を具体的に紹介します。

 

資格の勉強をしてスキルアップ

夜活のなかでも特に実践してる人が多いのは、「資格」や「試験」の勉強、ご自身のスキルアップに関わること

 

1日の中で最も頭が冴えているのは朝ですが、前項でも説明したように記憶が定着しやすいのは就寝前の夜です。

記憶は、睡眠中に情報が整理され、統合が起こり、定着します。さらに、夜は脳がリラックス状態になりやすい時間帯であること、誰にも邪魔されず集中して作業できること、この2点も大きいですね。

 

また、自宅で一人勉強するのも良いですが、たまにはセミナーや勉強会に参加して知識の幅を広げてみるのも有意義な時間の使い方となるでしょう。

 

家事に力を入れてみる

家事を終えた後の時間帯を夜活に使われることが多いですが、家事自体もまた夜活の一つに数えることができます。

 

例えば、掃除。5分、10分くらいの短時間の掃除を習慣にして、毎日コツコツ掃除しておくと、週末のまとめ掃除、年末の大掃除がかなり楽になりますよ。

 

または、普段より凝った料理やお菓子作りに挑戦してみるのも良いかもしれません。

朝が苦手な人は、朝ごはんや次の日のお弁当の準備を夜活の一環として行うのもおすすめ。前日の夜にある程度の作業を片付けておくことによって、慌ただしくなりがちな朝をゆっくり過ごせます。

 

運動・スポーツで汗を流す

勉強・スキルアップと同じくらい人気なのが運動・スポーツです。夕方や夜にジョギングしてる人をよく見掛けると思います。仕事終わりにジムで汗を流す方も多いですよね。

 

夜は夏場でも涼しく快適に体を動かせます。さらに、昼間より人が少ないから自分のペースで運動できるのも一つのメリット。

運動不足の方には特におすすめの夜活。散歩するだけでも良い運動になりますよ。夜の散歩・ジョギングは運動不足解消になるだけでなく、ストレス解消にも効果的。

 

夜散歩に興味がある方は、「夜の散歩が癒しとワクワクをもたらす……夜散歩の楽しみ方や注意点を紹介します」の記事で詳しく紹介してますので参考にしてください。

夜の散歩が癒しとワクワクをもたらす……夜散歩の楽しみ方や注意点を紹介します

 

他には、ナイトテニスやヨガ教室も盛況。ヨガやストレッチ、マッサージを行い、疲れを取って体の調子を整えるなど、心身のメンテナンスに使うのも賢い夜活と言えるでしょう。

 

趣味を楽しむ

夜は副交感神経が優位に働くリラックスしやすい時間帯であり、同時に邪魔が入りにくい時間でもあります。その時間を使、「趣味」を思いっきり楽しむのもおすすめです。

趣味を楽しむことはストレス解消にも繋がるため、精神の安定にも有効。

 

例えば、

  • 読書
  • 音楽
  • 映画鑑賞
  • ゲーム
  • 創作

など。

 

思い思いの趣味を楽しんで、気分の良い状態で1日を締めくくることによって、きっと質の良い睡眠も確保できるはず。

翌日の朝は、きっとスッキリした目覚めを迎えることができるでしょう。

 

夜は自分なりの夜活を取り入れて有意義な時間に!

実践社の多い朝活に比べると、夜活の認知度はまだまだ低いですが、参加のしやすさ、時間の制約がない、学習効率UPなどメリットは大きいと言えます。

 

特に、自分磨きをしたい方、朝が苦手で朝活を挫折した方ににおすすめ。スキルアップをはじめ、運動や趣味、リラックスして癒し時間にするのも賢い使い方。

「終わりよければ全て良し」とも言われるように、気分良く1日を終えることによって、爽やかな朝を迎えることができます。

 

世の中には朝型の人もいれば夜型の人もいて、これは遺伝子で決まっていることであるため、夜活にも向き不向きがあります。なので、無理して取り入れる必要はありませんし、慣れない内は時間を短くしたり、2、3日に1回でも構いません。

試しに夜活を生活に取り入れて、自分なりの有意義な過ごし方を実践してみてはいかがでしょうか。もちろん、朝活を実践しながら夜活を取り入れるのもおすすめですよ。

 

【朝活に興味がある方には下記の記事が参考になります】

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