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【空挺ドラゴンズ】感想!空×冒険×龍のロマンいっぱい冒険ファンタジー

こんにちは、漫画大好きワチイツキです。

「冒険」―それはロマン。「空」―ロマンの宝庫。「ドラゴン」―憧れ。

いきなりすみません。

冒険はいつの世も人々の心をワクワクさせてくれます。そして、多くの人が大空を目指していきました。物語の中のドラゴンに憧れた人も少なくないでしょう。

そんなロマンに溢れたファンタジー作品があることをご存知ですか?

その名も――空挺ドラゴンズ

大空を舞台に、オロチと呼ばれる空飛ぶ巨大生物と戦う冒険ファンタジーです。加えて、グルメ要素も楽しめるという贅沢な作品。あと美女も。

そこで今回は、『空挺ドラゴンズ』の魅力と面白いポイントを紹介しようと思います。ファンタジー好き、冒険好きには是非読んで欲しい漫画です。

 

基本情報

  • タイトル:空挺ドラゴンズ
  • 著者:桑原 太矩
  • 出版社:講談社
  • レーベル:アフタヌーンKC
  • 掲載誌:good!アフタヌーン
  • 連載状況:連載中
  • ジャンル:冒険ファンタジー、グルメ、バトルアクション

あらすじ・概要

龍を追って、世界の空を往く捕龍船『クィン・ザザ号』。大物を捕まえれば一獲千金、獲りたての肉も食べ放題。でも、失敗したらもちろんお陀仏。空と龍に魅せられた乗組員たちの大冒険の旅&世界グルメ紀行!

(引用:ebookjapan)

もう少し詳しく。

この世界には、大空を悠然と泳ぐ「龍(おろち)」と呼ばれる巨大生物が存在する。

そんな龍を追いかけて、東へ西へ、南へ北へ、空飛ぶ捕龍船「クイン・ザザ号」に搭乗し、世界中の空を自由に旅する者達がいました。

現在では数も少なくなった捕龍船。この船には、男も女も関係なく、龍に魅入られた者、地上に居場所を無くした者など、様々な事情を抱えた乗組員が多く搭乗しています。

彼らは「龍捕り(おろちとり)」を生業とし、龍を追いかけ、捕らえた獲物を解体し、採れた素材を売り、また龍を求めて空へ飛び立つ。

帰るべき場所は無く、龍を追い求め、クイン・ザザ号に乗り、仲間とどこまでも旅を続ける龍捕りたち。

その船員の中に、誰よりも嬉々として龍を捕獲するミカという男がいました。

「龍が好きだから」―ただそれだけの理由で危険な龍に立ち向かい、周りも呆れる無茶を平然と実行して龍を捕獲していく。

そして、大好物の「龍の肉」を使って様々な料理を考案しては、おもうままにカブリつく。次はどんな龍と出会えるのか、どんな味がするのか、子供のように目を輝かせるミカなのでした。

伝説の光る龍、船を超える超巨大龍、未知なる龍にも遭遇し、様々な人との出会いを繰り返しながら、彼等の龍を追いかける旅はこれからも続いていく。

 

【空挺ドラゴンズ】の魅力

飛翔するドラゴンを追い求め、飛空挺に乗り、東へ西へと大空を駆け巡り、命がけでドラゴンを狩猟する空の戦士たちの果て無き旅路を描いた物語。

龍を喰らい、大空を旅する大冒険グルメ紀行。

この作品の魅力をいくつか挙げるとするなら―

ポイント

  • 「空」と「龍」!ロマン溢れるファンタジーな世界観
  • 登場人物の呼吸が聞こえるリアルファンタジー
  • 想像の中でしか味わえない龍(オロチ)グルメ
  • 大空を舞台に織り成される人間ドラマ

それでは、ひとつずつ魅力を語っていきますね。

 

「空」と「龍」!ロマン溢れるファンタジーな世界観

ファンタジー作品ではお馴染みの、架空生物“ドラゴン”を狩って喰らうという「ファンタジー×グルメ」漫画。

正しくはドラゴンではなく「龍(オロチ)」ですけどね。

『ダンジョン飯』に通じるところはありますが、こちらの方が「食」・「命」への向き合い方がシビアなので、若干大人向きではあります。

魅力は何と言っても、物語が進展するごとに広がっていく緻密に構築された壮大な世界観。

巨大生物「龍」が存在する世界。鯨を捕らえる捕鯨船ならぬ空飛ぶ「捕“龍”船」に乗って、龍を狩り、解体し、売る、そして龍肉を喰らう。そんな「捕龍」を生業としている空の狩人たちのお話です。

ロマンだらけの大空を舞台にした冒険活劇ですね。

どことなくスカイファンタジーの代表格でもある『ラピュタ』を彷彿させる雰囲気があります。

ただ、龍がいる世界での人々の暮らしや、多種多様な形状で描かれる独特なドラゴンのデザインなど、作者の個性も感じ取れたのは良かったです。

 

登場人物たちの呼吸が聞こえるリアルファンタジー

面白いと思ったのは、ファンタジー作品でありながら、龍捕りたちの日常にリアリティを強く感じられる描写が多いこと。

この作品、

  • ドラゴンあり
  • アクションあり
  • グルメ要素もあり

の見事なハイファンタジーなんだけど、最も濃密に描かれているのは、主人公「ミカ」をはじめとした捕龍船「クイン・ザザ号」に乗船しているクルーたちのドラマ、そして生活風景

龍がいる世界での、その龍を狩る者たちの、衣食住にピックアップした描写やストーリー展開が随所に見られます。その生活観がリアルで面白いんです。

尚且つ、捕鯨さながらの狩りや解体、余す所なく素材を活用する点などからもリアリティを感じ取ることができます。

それがファンタジー世界に違和感なく溶け込んでいるのが一つの面白いポイントでもありますね。

 

想像の中でしか味わえない龍(オロチ)グルメ

この作品の最大の特徴にもなっているのが「龍(オロチ)」。そして一風変わったグルメ要素です。

グルメ漫画の醍醐味は、作品内に登場した料理を実際に食べに行ったり、レシピがあれば自分で作って食べられるところ。

ただ、この作品に関してはその例にあてはまりません。残念ながらグルメの完全再現はまず不可能

そりゃそうです。なんたって使っているのは「龍の肉」というファンタジー食材だから。そんなものこの世界のどこを探したって見つかるわけがありません。たぶん・・・。

にも関わらず料理へのこだわりが強い。なぜか龍肉料理のレシピ解説付きで、材料に龍肉のグラム数まで載ってます。

このシュールなユーモアは誰得なのだろうかと思いましたけど、想像だにしなかった龍の味を想像する楽しみはあるかと。

それに、完全再現は不可能だとしても、牛・豚・鳥・羊などの肉を代用することで、それらしい料理を作ることは可能。よければ試してみては?

何より美味しそう。特に主人公・ミカの食いっぷりが最高。グルメ漫画特有の過剰演出はありませんが、自然な食事描写はむしろ作品の雰囲気に合ってますね。

また、龍の肉を食べるミカたちの、味や食感の感想や、部位や龍の種類ごとに調理法を変えているため、グルメによって龍自体のリアルさがより増していたように感じました。

 

大空を舞台に織り成される人間ドラマ

また、上でも少し述べた通り、クルーたちの日常に強くフォーカスしたストーリーに加え、その冒険者たちが織り成す人間ドラマもこれまた面白い。

  • クルーたちが船に乗る理由
  • 龍捕りの少年がとある町で紡ぐ小さな恋の物語
  • 龍捕りでありながら龍の赤ちゃんと心を通わせた少女の葛藤

など、なかなか読ませる人間くさいエピソードが多かったりします。

それによってキャラクターへの愛着が湧くのはもちろん、ストーリーに厚みと深みが増し、世界観もさらに広がったような感覚を覚えました。

クイン・ザザ号がそもそも訳アリな人間の溜まり場みたいなものなので、クルーたちの様々な人間関係とドラマを観察できるのは非常に楽しい。

もちろん主人公ミカもその一人。なかなか掴みどころのない性格をしているため、何を考えているのかがいまいち分からない主人公。彼のバックボーンがストーリー展開と併せて少しずつ明らかになっていくところも面白いところ。

空を往く彼らが今後どのような冒険をして、どのような龍と巡り合い、どんなドラマを見せてくれるのか、まだまだ楽しみは広がるばかりです。

 

祝!「空挺ドラゴンズ」アニメ化

いつか来るだろうと思っていた、というか期待してましたが、ついに『空挺ドラゴンズ』のアニメ化が決定しました。

放送予定は2020年1月、フジテレビのアニメ枠「+Ultra」にて放送されるそうです。あと、動画配信サービスは「Netflix」が独占配信するとのこと。

制作を請け負ったのは、『シドニアの騎士』『GODZILLA(三部作)』『 亜人』など、多くの人気CGアニメーションを手がけてきた「ポリゴン・ピクチュアズ」です。

それから、監督は『シドニアの騎士 第九惑星戦役』『BLAME!』で副監督を務めた吉平"Tady"直弘氏が担当します。

つまり、上の動画を観てもらっても分かるように、空挺ドラゴンズはCGアニメ。過去の作品的に、空挺とドラゴンは迫力ありそうだけど、いつも気になる人物がどうなることやら。あと、龍肉グルメの描写は大丈夫なんでしょうか?

でも、公開されたPVはカッコイイですね。このワクワク感はすごく良い。

正直、非3Dで観たかった気持ちもあるけど、期待してることに変わりありません。化ける可能性は十分あるので楽しみです。

監督:吉平"Tady"直弘
シリーズ構成・脚本:上江洲誠
音響監督:岩浪美和
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ

 

まとめ感想

龍と空に魅せられた者たちの、大空を旅する冒険の日々を描いたファンタジー作品『空挺ドラゴンズ』の紹介でした。

空飛ぶ巨大生物を飛空挺で追いかけ、仲間と力を合わせて命がけで狩り、それを解体し、売って、喰らう。とてもシンプルでわかり易い。

龍、空、冒険、これだけでワクワクが止まりません。やはり空にはロマンが詰まってます。同様にこの作品もロマンが溢れています。

龍と冒険の王道ファンタジーと、いま流行りのグルメという二大要素を積んでいながらも、アクションやグルメ一辺倒の展開にはならず、そこで生きる人々の日常にも重きを置いたストーリーが珍しくも面白い。

他にはない独特の面白さと魅力がある作品でしたね。

こんな方におすすめ

  • ロマンを感じる冒険ファンタジーが好きな人
  • ファンタジーな世界観にどっぷり浸かりたい人
  • ドラゴン(?)好きな人
  • ファンタジー世界のリアルな衣食住を覗いてみたい人
  • 一風変わったグルメを楽しみたい人

あと、ユニークなドラゴンのデザインもカッコイイ。毎回異なる特徴とフォルムを持つ様々な龍が登場するのが面白く、ストーリーの展開と共に龍の生態についても掘り下げられていくので、次はどんな龍が出てくるのかも非常に楽しみ。

グルメも美味しそうなだけでなく、命を頂くことにとても真摯に向き合ってる作品なので、命や食への向き合い方を考えさせられますね。その点でも評価されていい作品ではないかと。

ワクワクが止まらないとても面白い作品なので、よければ読んでみてください。

おわり。

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