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【日常系ファンタジー漫画紹介】ハクメイとミコチのあらすじ&面白いポイント

ハクメイとミコチの漫画紹介|あらすじと面白いポイント

こんにちは、ワチイツキです。

今回みなさんに紹介したい漫画は、小人たちの日常を描いたハクメイとミコチ

この漫画の特徴は、

三頭身の小人たちが可愛く、世界観がファンタジーでありながら不思議なリアリティを持つところ。

全体的にほのぼのしており、時間の流れがゆっくり感じられる癒し満載の作品になってます。

それでは、『ハクメイとミコチ』の魅力をご紹介します。もし興味が湧いた方はぜひ読んでみてください。

基本情報

  • タイトル:ハクメイとミコチ
  • 著者:樫木祐人
  • 出版社:KADOKAWA
  • レーベル:BEAM COMIX / HARTA COMIX
  • 掲載誌:Fellows! / ハルタ
  • 連載状況:連載中
  • ジャンル:ファンタジー、日常

あらすじ・概要

ハクメイとミコチ。緑深き森で暮らしている、小さなふたりの女の子。木の洞(うろ)に家を造ったり、葉っぱを傘にしたり、昆虫や鳥の背に乗ったり……身長9センチメートルなら、そんな事も出来るのです。愉快で穏やかな、森の日常劇!

(引用:ebookjapan

もう少し詳しく――

緑が生い茂る森の奥深くに暮らす2人の女の子「ハクメイ」「ミコチ」

彼女たちは、身長わずか9cmのとても小さな森の住人。

木の洞(うろ)に家を建て、鳥の羽根に掴まって大空を飛んだり、動物たちの背に乗って森の中を駆け回ったり・・・

小さな彼女たちはいろいろな道具を活用し、森に住む様々な生き物たちと助け合って生きています。

一生懸命働いて、おもいっきり遊んで、ほかの小人・動物・虫たち森の住人と毎日を楽しく、穏やかに暮らしるのでした。

今日もハクメイとミコチは、2人仲良くのんびりと、愛らしい日常をおくっていく——。

【ハクメイとミコチ】の魅力・面白いポイント

背丈がわずか9cmの小人の女の子ハクメイとミコチを中心に、彼女たち小人や様々な動物・昆虫たち森の住人の日常を、ゆったりとした流れで綴られていく癒しの物語。

愛らしい小人たちの世界を覗けるほのぼの日常系ファンタジー。

の面白いポイントはコチラ

  • 小人たちが織り成す心温まる日常ファンタジー
  • 小人の目線から広がる独特且つ壮大な世界観
  • 作者:樫木祐人先生の高い画力
  • 可愛い!三頭身デザインの小人たち♪
  • 小人・動物・昆虫が共存するイキイキしてる社会

それでは、ひとつずつ魅力を語らせていただきます。

小人たちが織り成す心温まる日常ファンタジー!

【ハクメイとミコチ】は、身長9cmの小人たちの日常劇を描いた小人ファンタジーです。

主人公は、一緒に暮らしている2人の小人の女の子「ハクメイ」「ミコチ」

そんなハクメイとミコチを中心とした森に住人たちの、穏やかで賑やか、たまに事件が起こる日常物語。

 

はっきり言ってしまうと内容はほぼこれだけ。

小人をはじめ、動物や昆虫を含めた森の住人たちが、働いて遊んで飲んで踊って……そんな彼女たちの生活模様を覗くだけの漫画です。

ちなみに、普通サイズの人間は一切登場しません。存在するかどうかの言及もナシ。

 

でも、これがイイんです。

小人たちミニチュア視点によって物語は展開されるため、何気ない生活風景にも非日常感を味あわせてくれる魅力があります。

それでいて内容はほのぼの。心温まるエピーソードや描写に癒されますね。

ワクワク感とほのぼのまったり感を併せ持つ最高のファンタジー作品です。

 

小人の目線から広がる独特且つ壮大な世界観

なにより、土台となる”世界観”の緻密さと独特な雰囲気が素晴らしい!

「素敵だなぁ・・・。」

思わずそんな呟きが出てきそうになる理想の世界観です。僕は完全に魅了されましたね。

 

ハクメイとミコチは木の洞(うろ)に建てた家で暮らし、その他の森の住人たちも山間に作った街でフツーに暮らしています。

小人や擬人化した虫や動物たちが市場を開いて物を売り買いし、イタチが大工をしたり、バッタが郵便屋をやってたり、想像をおもいっきり掻き立てられる独特な世界観が築かれているんです。

フツーではあるんだけど、小人というミニチュアな視点から世界をみているので、些細な事でも壮大に、元々壮大だった描写はよりスケールが大きく見えるのも特徴です。

 

ファンタジーな独自の世界観ではあるのに、現実のどこか森の中にひっそりと存在しているんじゃないか……そんな気持ちにもさせてくれる不思議な創造性に触れられます。

子供の頃に読んだ絵本に感じた純粋なワクワク感を呼び起こしてもらえました。

 

作者:樫木祐人先生の高い画力

この作品世界を魅力的に、そして色鮮やかに染め上げているのは、間違いなく作者である樫木祐人先生の高い画力

とにかく自然背景、建築物、小道具の描き込みがスゴイ!

 

背景はどちかというとリアル寄りで、ミコチたちが暮らす森の雄大さ、木々の力強さや生命力まで感じられるようで、まるで芸術作品でも観賞してるような感覚に陥ります。

 

植物などの自然背景のみならず、少し古びた温かみのある建築物がこれまた良い。

周囲の自然描写とよく合っていて、家や屋台の外観には味わい深さがあり、家の中に入れば家具や小物などの内装を丁寧に配置されているなど、この背景絵だけでも充分な見応えがありましたね。

 

可愛い!三頭身デザインの小人たち♪

この作品って背景絵はリアル寄りで味わいがあるのですが、こと小人のキャラデザに関しては非常に可愛らしい♪

三頭身にデフォルメされた小人たちがとっても可愛いのです。

昆虫キャラなんかはとてもリアルに描かれているのですが、その相反するかのようなキャラデザや背景とのギャップが魅力にもなっていました。

 

それぞれの見た目は、

  • 三頭身のぷにっと丸みを帯びた小人
  • 擬人化されて二足歩行している動物
  • 背景と同じようにリアルに描かれている昆虫や鳥

こんな感じです。

 

一見アンバランスのように思われそうなキャラデザと背景。

しかし、これが絶妙にファンタジーとリアルさが混じり合っており、絵が喧嘩することなくバランスよく互いの良さを引き立てていると思います。

 

何度も言いますが、小人たちがホント可愛い。

コロコロ変わる表情は豊かで、個性的な小人が数多く登場するので、お気に入りの小人にも出会えるかもしれませんよ。

 

小人・動物・昆虫が共存するイキイキしてる社会

読んでてストレスが全くないのも魅力。

それは、この世界で生きてるキャラクターたち皆が、イキイキとした表情で一生懸命、楽しく暮らしている様子がはっきり伝わってくるからだと思います。

 

遊んでる姿やお出掛けしてるときはもちろん、働いてる姿からも楽しさが強く伝わってくるんですね。

仕方なくとやらされてる感が全くありません。なんか生命力に溢れてる印象を受けます。

 

ミコチなら料理や裁縫、ハクメイは器用な手先を使った修理、詩が好きなコンジュという小人は吟遊詩人、大工仕事に誇りを持っているイタチのイワシなど。

誰もが自分の特技、好きなことを仕事にして、それを誰かのために役立たせています。

趣味の延長かもしれなくても、決して仕事は適当にすることなく、むしろ懲りすぎなほど熱心に向き合っていました。まあ、中にはそれって仕事なのか?とツッコミたくなるような仕事もありますけどね(笑)

 

まとめ

今回は、森の奥深くで暮らす小人たちの日常を描いた【ハクメイとミコチ】の紹介でした。

こんな世界の中で、あの可愛い小人たちと一緒に暮らしたい!そんな気持ちにさせられてしまいます。むしろ小人になりたい!

内容はとってもほのぼのしており、まったりしたいとき、リラックスして癒されたいときに読みたくなる漫画です。

また、説明過多になっていないところも良かったポイント。主に世界観に言えることなんですが、ここがどんな世界なのか、どんな生き物が存在しているのかなど、あえて説明を省いていると思われます。

そのため、森の先にはなにがあるのか、次は何が起こるのかと、想像力を無性に掻き立てられて読んでるとワクワクするんですよね。

こんな方におすすめ

  • ファンタジー作品が大好きな人
  • まったりしたほのぼの系の日常物語を読みたい人
  • ファンタジーな世界に埋没したい人
  • 可愛いキャラクターが好きな人
  • 絵が綺麗な漫画を見たい・読みたい人

電子書籍で読むのも良いですが、この作品は装丁が独特で手触りも良く、童話調のデザインも素敵なので個人的には紙媒体がオススメ。なんか本棚に置いておきたくなる魅力があるんですよね。

そんな訳で『ハクメイとミコチ』とても面白い作品でした。

ほのぼの感あふれる癒し、わくわくする冒険心、美味しそうな料理に笑える掛け合い、ずっと眺めていたくなる美しい絵、読む人によっていろんな楽しみ方ができる作品です。

もし気になった方がいましたら、是非読んでみてください。

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