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惰性67パーセントの漫画感想!怠惰な大学生活を描いた日常コメディ!

こんにちは、漫画大好きワチイツキです。

雑食の私はジャンルに拘らずいろんな漫画を読むんですが、なんか定期的に大学生の日常を描いた作品を読みたくなります。

読みながらまだ学生だった頃の自分を振り返ったりして、「こんなキャンパスライフを送りたかったなあ...」みたいに。

それにたまたまなのかもしれませんけど、この系統は『ぐらんぶる』や『もやしもん』など当たり作品が結構多く、大きなハズレを引いたことがあまりないのも一つの理由になってるのかなと。

で、今回紹介するお気に入りの漫画『惰性67パーセント』もそんな大学生たちのお話。作品の雰囲気と同様にだらだらとおすすめしたいポイントをお伝えさせていただきます。

 

基本情報

  • タイトル:惰性67パーセント
  • 著者:紙魚丸
  • 出版社:集英社
  • レーベル:ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
  • 掲載誌:ウルトラジャンプ
  • 連載状況:連載中
  • ジャンル:ギャグ・コメディ、日常、大学生

あらすじ・概要

美術系の大学に通う、女子大学生・吉澤みなみ。彼女の住む部屋には、毎日友達が入り浸って…!? リア充ってほどではないけれど、ソコソコ楽しい日常が、惰性でダラダラ続いていく。ちょっとエッチで小難しい、女子大学生お部屋コメディ、始まるよ。

(出典:ebookjapan)

もう少し詳しく

美大に通う20歳の女性・吉澤みなみ(よしざわ みなみ)が住んでいるアパートには、大学から一番近いという理由だけで、同美大生の友人たちが毎日のように入り浸っています。

サバサバ系女子の北原萌(きたはら もえ)。もじゃもじゃの伊藤くん。童貞丸出しの西田くん。

特に何か目的があるわけでもなく、それぞれが思い思いに過ごしながら、グダグダなやりとりをしながらだらだら過ごす4人の大学生たち。

やっていることといえば、漫研でエロマンガを描くために男性器の形状を質問したり、なぜか男女2人でAV鑑賞するハメになったり、ちょっとお試しで緊縛遊戯に興じてみるなど、下ネタ交えた身にも毒にもならいやり取りばかり。

オシャレなキャンパスライフとは無縁の彼女たちは、ちょっとエッチだけど決して何も起こらない怠惰な日常を、それなりに楽しみながら惰性でなんとなく続けていきます。

惰性67パーセントの魅力

この作品の魅力をいくつか挙げるとするなら

  • ドラマ性はないけどグダグダ感が心地良い日常
  • 下ネタ満載
  • くだらないのに何か羨ましくなる大学生活

キラキラしたキャンパスライフは期待しないでください。そんなものはいくら探してもこの作品の中には存在すらしませんから。

あるのは怠惰で自堕落な日常だけです。あ、サービスシーンはありますよ。

 

暇を持て余した大学生たちの下ネタ満載「お部屋コメディ」

主な登場人物はそんなに多くないです。最初はとある美大に通う4人の学生だけでしたが、最近1人加わってほぼ5人組にりました。

  • 絵画科に所属する女子大生の「吉澤みなみ(よしざわ みなみ)」
  • デザイン科に所属する女子大生の「北原萌(きたはら もえ)」
  • アニメ科に所属する男子学生の「西田」
  • 美術大学所属の男子学生「伊藤」
  • 4人の後輩女子大生「上沼 智子(かみぬま ともこ)」

基本的にはこの5人を中心にお話は回っていきます。

この何となくつるんでいる5人の暇を持て余した学生たちの、日常をダラダラ過ごすインドアな生活模様を描いた「青春(?)お部屋コメディ」って感じかな。ちょっとエッチなハプニングも付いてます。

大学生の話でありながら、メイン舞台が大学ではないのも特徴。4人の溜まり場として使われている主人公・吉澤みなみが住んでるアパートの一室です。

だいたい全体の8割ぐらいは彼女の部屋が舞台になっていましたね。

真面目に通っているかは不明だけど、一応大学の講義には出席して、出された課題にもせっせと取り組んではいますが、そういったシーンはほぼカット。

描かれているのは、ゆるい下ネタ満載のホントにくだらない大学生たちのやりとり

初対面の男性にエロ漫画で描く男性器の指導を仰いだり、賭け麻雀での借金返済の為におっぱいの型を取ったり、着る服がないから水着を着てコインランドリーに行ったり、新年早々酔った勢いで色々やらかしちゃったり、エロマンガの隠し場所を語り合うなど。

この程度のお話が延々と続いていきます。ドラマ性もストーリー性も全く感じられないのに、なんか雰囲気がイイんですよ。

 

何か起きそう。でも何も起こらない日常。

下ネタに関しては、大学生という一定の知識を有する年齢に達しているとはいえ、なにぶん童貞処女たちのやりとり。

なので、エロ値は何とも言い難い微妙なライン。とはいえ、下ネタ抜きには語れない漫画なので、この辺りを許容できない人はこの作品は避けた方がいいです。

主人公且つヒロインである童顔メガネ女子の吉澤みなみが、ちょっとだらしない感じの巨乳という体つきをしてるうえに、無防備でガードがゆるいダメ娘でもあります。そのため、ちょいちょいエロハプニングがお決まりのように発生。

ただ、どんな場面であったとしても、最後の一線がやけに頑丈に作られているため、「過ち」だけは確実に防がれています。

男女2人っきりでAV鑑賞したり、ハプニングでノーパン晒したりするだけに留まらず、緊縛やディルドの話がさらっと織り交ぜられているなど、少年誌にはまずない青年誌ならではのエロさを描いているという感じですね。

少なくとも男女が甘酸っぱい雰囲気になることは絶対にありません(今のところは)。

 

自堕落でくだらないのに羨ましくなる大学生活

ここまで書いたことからも分かるように、はっきり言って内容はほんっっっとに“くだらない”んです。

身になる話も感動もありませんからね。

でも、そのくだらなさがいい感じに面白いんです。爆笑というわけではなくて、クスっと笑ってしまう面白さ。そして何故か心地良さすらあります。

だからなのか、そのような大学生活を送ってる彼女たちのことを、ちょっと羨ましくも感じてしまって、冒頭にも書いた通り「こんなキャンパスラフ送ってみたかったなぁ」と思ってしまう不思議な魅力があります。

他の大学を舞台にした作品に比べて、キャラクター像や一つ一つのやりとりがリアルで、実際はないんだけどありそうだなと錯覚させられるリアリティを感じさせてくれます。

錯覚なんです。よくよく考えてみるとありえないんです。「ありそう」という絶妙なラインを攻めてるところが見事だなと。

で、なかなか手にすることが出来ない日常だからこそ、余計に焦れてしまい、もしかしたら自分も・・・なんて期待や妄想まで巡らせてしまいます。

華やかとは言えなくても、友人とくだらないことをしながらソコソコ楽しい大学生活を送るというのは、意外とこういうのが理想の光景なのかもしれませんね。

 

まとめ

そんなこんなで、タイトル通りほぼ7割を惰性で過ごしている大学生たちの日常を描いた『惰性67パーセント』の紹介でした。

まあ、まず万人受けはしないでしょう。

この作品を紹介している自分の感性も若干疑いそうになりますが、好きな人はとことんハマってしまう魅力があることも確か。

くだらなくてバカバカしい。でも、そんなどうしようのなさがクスっと笑かしてくれて、ちょっとだけ羨ましい気持ちにもさせられてしまう漫画。

ちょっとエッチなんだけど「何も起きない」。話によっては「エロさを感じさせない」見せ方と構成も上手で、作者先生の力量の高さも感じられました。

こんな人におすすめ

  • クスっと笑えるコメディが好きな人
  • 下ネタが好きな人や寛容な人
  • ちょっとだらしない女性が好きな人
  • 大学生活を描いた日常系を読みたい人

こういった特性を持つ人なら尚のこと楽しめる漫画だと思います。

よければ読んでみてください。

自信・・・を持っていいのかは微妙なところですけど、個人的には好きな作品なのでおすすめします。

ではこの辺りで、おわりっ!

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