こんにちは、漫画大好きワチイツキです。
「田舎で暮らしてみたいなぁ」・・・と、
都会の喧騒から離れて、のどかな田舎でのスローライフに憧れる人は多いのでは?
ちょっと不便だとしても、都会特有のストレスがない自然を満喫できる田舎暮らしは輝いてみえます。それに、物と人に溢れる環境で生活していると、“無い”ということに良さを感じることも。
ただ、実際はそんなカンタンに移住できるものではありませんよね。田舎ならではの大変な事だってたくさんありますし。
それでも、田舎暮らしのエッセイとかサイトを見て想像を膨らませるとすごく楽しい。
漫画もその一つ。田舎を舞台にした漫画は人気が高く、面白くて癒される作品がたくさんあります。ここ数年で一気に増えたんじゃないですかね。
今回は、ゆるやかな空気感が魅力の『田舎暮らしがテーマの漫画』を厳選してご紹介しようと思います。
田舎の空気に触れてまったりしちゃってください。
おすすめの【田舎漫画】のまとめ
ド田舎暮らし、ちょっと田舎寄り、地方移住など、都会の喧騒を忘れられる田舎が舞台の漫画を揃えてみました。笑えて、癒されて、まったりできる作品ばかりです。
作品は随時更新していく予定です。それではどうそ。
のんのんびより
ド田舎で暮らす可愛い女の子たちのゆるい日常
バスは5時間にたった1本しか通らないド田舎を舞台に、そこで暮らす年齢バラバラ個性もバラバラの女の子たちが、豊かな自然の中でのびのびと過ごす日常の様子を描いた漫画。
「もしかして・・・ウチ・・・田舎にすんでるのん?」――とあるド田舎に暮らす女の子たちのほのぼの日常コメディ。
アニメも大好評だった田舎漫画の代表格的存在。
メインとなるのは、蛍・れんげ・夏海・小鞠ら年齢バラバラの可愛い女の子たち。ド田舎で暮らす彼女たちのゆるい日常を、笑いと癒しと可愛いを乗せて描いた作品です。
今ではあまり見られない懐かしい遊び、学校風景、生活模様、あるあるなど、田舎ならではの小ネタが満載。
そして、伸び伸び過ごすキャラクター同士のやりとりにホッコリ。可愛いと田舎の空気をおもいっきり満喫できる作品です。
放課後ていぼう日誌
釣って食べてみんなで笑って、おきらくJKの放課後ライフ
海辺の田舎町に引っ越して来た生き物が苦手の女子高生が、ひょんなことから入部した「ていぼう部」で、クセの強い女子部員たちと釣りを楽しみながら放課後をおきらくに過ごす物語。
女子高生たちが放課後に釣りを楽しむほのぼのフィッシングコメディ。
「女子高生」×「釣り」をテーマにした部活モノです。「ていぼう部」というのは、魚を釣ったり食べたり女の子同士でワイワイおしゃべりを楽しむゆるい部活。
変わり者だらけだけど女の子たちは皆かわいい。そんな彼女たちが放課後に堤防でおきらくにアウトドアを楽しんでいるのが魅力。海辺の田舎町のゆったりした雰囲気も最高です。
また、主人公の陽渚が釣り初心者とあって、釣り関連の解説が初心者目線で非常に分かりやすく、同時に魅力の伝え方も上手なので挑戦してみたくてウズウズ。
読んだ後には思わず堤防に行ってみたくなる作品です。
りとうのうみ
青い海、青い空、元気な少女たちが南の離島へご招待♪
透き通った青い海と空が美しい南の離島で育った一人の少女と、彼女を取り巻く島で暮らす人々の、ゆるやかな時間が流れる日常と美しい景色を切り取った物語。
南の島で暮らす人々の日常を描くほんわか離島ストーリー。
全ページフルカラーの1巻完結漫画。南の島で暮らす海ちゃん(18歳)を中心に、離島での日常風景を、ゆるやかな島の空気と美しい景色に乗せてお届けしてる作品です。
ストーリーは淡々と海ちゃんたちの日常を綴ってるだけ。でも、その何気ない日常の中に心地よさと人の温かさを感じられます。本を開いてる間は、忙しない日常からしばしトリップさせてもらえる良さがありますね。
心を洗われる自然描写の美しさも魅力。特に鮮やかな海と空の青の世界が感動的で、吸い込まれそうになる美しさにジンときます。画集としても十分楽しめる作品ですね。
ばらかもん
都会育ちの青年書道家が離島で田舎暮らし
青年書道家と自由な島民たちのハートフルなアイランドコメディ
問題を起した若き書道家「半田清舟」。自分を見つめ直させるため、罰として一人暮らしを始めた離島で、元気一杯の小学生「なる」たち島民と交流しながら人間として成長していく物語。
青年書道家と自由過ぎる島民たちが織り成すハートフルアイランドコメディ。
長崎県五島列島の離島を舞台にした作品。慣れない離島での生活風景、自由な島民との交流、ガラスのハートを持つめんどくさ・・・繊細な半田先生の成長を見守る内容です。
離島暮らしならではの大変さと魅力を笑いを交えて描いてます。同時に、美しい自然の風景に心が洗われ、島民との交流を通して人間的に成長していく姿に感動できるなど、人情味溢れるハートフルな作品です。
主人公が愉快な島民たちに振り回される様子も面白いけど、結局のところ一番の変人である主人公自身の奇行っぷりも笑えます。また、小学生のなると半田先生との名コンビっぷりが最高。
それから、『はんだくん』というスピンオフ作品もあります。本編をよりコメディ要素を強くした内容なので笑いたい人におすすめ。
IT’S MY LIFE
元騎士と魔女っ子の凸凹コンビのドタバタ田舎ライフ
念願のマイホームを構えて35歳で田舎に引っ込んだ元騎士隊長アストラと、彼の家に飛び込んで来た8歳の魔女っ子ノアとの、ドタバタ賑やかな田舎での日常を描いた物語。
元騎士隊長(38)と魔女っ子(8)が織り成すアットホームファンタジーコメディ。
ダメっ子魔法少女ノアがすっごく可愛い。ただそれ以上に、おうち大好きおじさんアストラが面白過ぎます。厳つい見た目とのギャップに思わずクスっ。おっさんに萌える読者も続出しそうです。
ストーリーは笑えてほっこりする心温まる話が基本。さらに、作り込まれた世界観が美しいため、読後には感動と心地よさに浸ることができます。
ただ、基本的にはファンタジー世界のほのぼのライフなんだけど、【ノア】【アストラ】【家】にはそれぞれ繋がりある秘密があり、そのシリアス展開も作品の魅力をより引き立てています。
笑えて、泣けて、まったりできる作品です。
ぐうたら山暮らし
もやしっ子の漫画家、とつぜん山暮らしを始める
都会育ちのもやしっ子マンガ家「松井雪子さん」が、ある日とつぜん始めた山暮らしの日常を日記にした漫画。
女性漫画化による山暮らし移住コミックエッセイ。
原作者の「松井雪子」さんは、「寝ながらできるから」という理由で漫画家になった東京生まれ都会育ちのぐうたらな漫画家さん。
そんな作者先生がある日突然始めた山暮らしの様子を、全ページカラーのポップな絵柄と一緒に綴っています。ちなみに、旦那さんは東京で単身赴任。
春夏秋冬の季節ごとに章分けされていて、温泉、薪ストーブ、食事、ファッションなど、松井さんの等身大の姿を楽しむことができます。山暮らしの大変さ厳しさを伝えつつ、それ以上にこの生活をマイペースに楽しむ松井さんの姿にクスっ、そしてほっこり。
山暮らしは思ってる以上に大変だけど、肩肘張らずのんびり過ごす松井さんにはそれを感じさせないゆるさがあります。山暮らし、憧れる。
リトル・フォレスト
楽じゃないけど憧れる田舎ライフの素顔
都会から東北地方の山深くにある故郷の集落に帰ってきた女性が、ジャムやウスターソース作りなど、自給自足のスローライフを送る日々の様子を描いた漫画。
生まれ故郷の村で自給自足する女性のネイチャーライフ。
原作者である五十嵐大介さんの実体験を元に作られた作品です。都会から生まれ故郷の小森に帰ってきた女性が主人公。食べ物を作って、取って、料理して、それを美味しくいただく、そんな田舎暮らしをエッセイ風に描いています。
その料理がとにかく飯テロ。出て来る料理は手が込んでいて本当に美味しそう。それに、自ら畑を耕しているからか、食材一つ一つとちゃんと向き合って料理してるところもすごく良い。
四季の風を感じられ、自然の音や人物の声が聞こえてきそうな雰囲気は最高。何度でも読み返したくなる作品です。
この作品を読むと田舎の大変さも分かるため、気軽に移住したいとは言えなくなりますが、同時に田舎暮らしへの憧れが一層高まってしまう魅力があるのも確か。
くまみこ
山奥の村には巫女としゃべるクマがいる?
東北地方の山奥にある村の神社で巫女を務める女子中学生「マチ」と、幼少時からマチと一緒に暮らしている喋るクマ「ナツ」との、少し不思議で可笑しな非日常的な日常を描いた物語。
喋る熊と田舎コンプレックス巫女が織り成すカントリーモフモフストーリー。
都会に憧れてるけど現代事情に全く馴染めていないマチ。逆に、クマなのに人間社会に詳しくてハイテク機器も巧みに使いこなすナツ。この凸凹コンビの掛け合いが最大の魅力です。クマが喋るなんてのはささいな問題。
都会の学校に行きたいマチの訴えを、反対するナツが正論と試練で阻むというスタンス。まるで、愛してやまない娘をどこにも嫁がせたくない父親のよう。微笑ましいけどたまにマチへの無茶ぶりが過ぎることも。
マチの可愛さも大きな魅力。喜怒哀楽がはっきりしてるため、笑ったり、泣いたり、怒ったり、いじけたり、いろんな表情を見せてくれます。それがとっても可愛い。
基本的にはシュールなギャグ展開なんだけど、マチの成長物語的な一端もあり、笑えてホッコリしてホロリとくる癒し要素が満載の作品です。
いそあそび
瀬戸内の磯で元お嬢様が自給ライフ
海辺の田舎町を舞台に、訳あって自給自足中の一人で暮らす元お嬢様「セト」が、磯に詳しい中学生男子「六郎」にサバイバル生活のアドバイスをもらいながら、貝や海苔を捕ったり料理して共に過ごす日々を描いた物語。
元社長令嬢と中学生男子が磯にどっぷり浸かる青春デイズ。
何の刺激もない田舎暮らしに不安を感じていた六郎。ある日、海岸に倒れていた美少女を見つけ――。このボーイミーツガールな出会いだけ見ると、一夏の淡い恋物語を期待しそうになりますが、始まったのはサバイバル的な交流。
セトは父の会社倒産に伴い田舎の別荘で一人暮らし中の元社長令嬢で、瀬戸内の磯で主食を自給自足で調達する日々を送っています。磯の知識をアドバイスしてくれる六郎と一緒に、捕って料理して食べての純粋な交流が描かれた内容です。
見どころはサバイバル寄りのいそあそびとほのぼのライフですが、もう一つの魅力は何と言っても金髪美少女セト。第一印象はあんまり可愛げない少女だったのに、不思議と目が離せず、1巻を読み終える頃にはハートを鷲掴み。可愛いです。
ストーリーが進むにつれ、ラブコメ要素も強まっている・・・ような気もします。
あの山越えて
仲良し夫婦が手と手を取り合うカントリーライフ
夫の実家がある田舎に引っ越してきた都会育ちの女性が、夫婦で手と手を取り合い慣れない農業と田舎暮らしでの日々の出来事を描いた物語。
田舎に移住した夫婦の愛情物語。
夫の「歩」から実家で農業をやりたいと告げられ、夫の実家がある田舎へ引っ越してきた都会育ちの妻「君子」が主人公のお話です。
いつもラブラブな君子と歩。彼女たち夫婦の日常を、田舎暮らしの不便さ、窮屈さ、苦労を交えてれつつ、優しさと温かさに包まれるほのぼのした雰囲気で語られています。
ややこしいトラブルに直面することも多々あるけど、夫婦関係、嫁姑関係、そして田舎暮らしなど、どれもが理想的な姿で描かれた作品です。
雰囲気が素晴らしい。そして、君子たちキャラクターが紡ぎだす「言葉」も素晴らしい。