12月 7月

お歳暮・お中元の注意点【贈ってはいけない物と贈ってはいけない人】

お歳暮・お中元に贈るととマナー違反になるタブーな贈り物

✓お歳暮で贈ってはいけない物は?
✓お歳暮を贈ってはいけない人はいる?

こんな疑問を解消します。

 

お歳暮やお中元は、お世話になった方に感謝の気持ちを伝える日本の伝統的な文化。それだけにマナーには気を配る必要があり、注意すべきタブーも存在します。

贈ってはいけない物。そして、そもそも贈ってはいけない人がいるんです。知らないで贈ってしまうと相手に失礼なだけではなく、迷惑を掛けてしまうかもしれません。

 

このページでは、知っておくべきお歳暮・お中元マナーとして、「贈ってはいけない物」と「贈ってはいけない人」について解説します。

 

お歳暮とお中元で贈ってはいけない物

お歳暮・お中元では、贈ると失礼に当たる物、縁起が悪いとされている物があります。

  • 「踏みつける」を連想させる物
  • 「みすばらしい」を連想させる物
  • 「縁を切る」を意味する物
  • 「あなたに会いたくない」を連想させる物
  • 「4」と「9」に関連する物

どのような物がどんな理由でタブーとされているのかを知っておくことは大切です。好意で贈ったのに不快な気持ちにさせてしまったり、余計なトラブルとなる事態を防ぐためにもチェックしておきましょう。

 

「踏みつける」を連想させる物

履物のような足で踏みつける物を贈ることは失礼にあたる可能性があります。相手を「踏みつける」「足蹴にする」といった不快なイメージに繋がる恐れがあるからです。

該当する可能性のある要注意アイテム

  • スリッパ
  • 靴下
  • マットなど

 

「みすぼらしい恰好をしている」を連想されかねない物

直接肌に身に着けるものを贈る行為は、「みすぼらしい恰好をしている」という意味として受け止められてしまうことがあるようです。他にも「生活が苦しい」「施しをあげる」といった、上から目線の失礼な印象を与える恐れがあります。

該当する可能性のある要注意アイテム

  • 下着
  • 肌着
  • 靴下など

 

「縁を切る」という意味を持つ物

刃物関係は「あなたと縁を切る」という決別の意味として取られる危険性があります。また、刃物のような鋭利な物を贈ると、「敵意がある」と誤解されかねないので注意してください。

該当する可能性のある要注意アイテム

  • 包丁
  • ハサミ
  • ナイフなど

でも、刃物は必ずしも縁起が悪いというわけではありません。逆に縁起物として扱われることもあるアイテムです。刃物は、古来より権威の象徴として最高の献上品とされてきた神聖な物。「災いを断ち切る」「魔を切る」「未来を切り開く」ものと考えられていました。

このような意味や想いが伝わる贈り方をすれば、刃物を贈ることは全く問題ないでしょう。

 

「あなたに会いたくない」と受け取られかねない物

贈り物の王道であるハンカチも注意が必要。ハンカチを贈ることは「手巾(しゅきん)=手切れ」の意志表示だと考えられているからです。「あなたとはもう会いたくない」と受け取られてしまうかもしれません。

また、涙を拭う際に使われることから、「別れ」「悲しみ」を連想させてしまうとして不向きと言われることも。

ただし、最近はあまり気にしない方が増えているようです。どうしても不安なら、手紙を添えて誤解を与えないように配慮すれば問題ないでしょう。

それでも白いハンカチはあまりおすすめできません。日本では亡くなった方の顔に白い布をかけることから、白いハンカチは縁起が悪いとされているからです。

 

「4」と「9」に関連する物

数字の「4」と「9」は不吉な言葉連想しやすいため、お歳暮やお中元には不向きとされています。

POINT

  • 4=「死」
  • 9=「苦」

4と9は忌み数として避けられることが多い数字。病院やホテルの部屋番号では、この2つの数字は飛ばされることがよくあるほどです。

その中でも、9と4を合わせた「櫛(クシ)」は「苦しんで死ぬ」という意味に繋がるので要注意。ギフトの中身も4つや9つは避けるのが無難でしょう。

 

念のために注意しておいた方が良い物

絶対ダメではないけど、相手によっては失礼にあたるケースがある品物もご紹介します。なにが地雷となるかは相手によるので、念のためにチェックしておいてください。

 

現金やギフト券

現金やギフト券はあらゆるシーンで人気のギフト。貰って嬉しいプレゼントランキングでも必ず上位にランクインしています。そんな現金・ギフト券も贈るときには注意が必要なんです。

理由は、「お金に困ってるの?」「めぐんであげる」という意味で受け取られてしまうかもしれないから。特に相手が目上の方の場合は避けた方が良いかもしれません。

とは言っても人気ギフトであることも事実。気にしない方からしたら現金・ギフト券はむしろ大変喜ばれるプレゼントになります。結局のところは贈る相手次第といったところです。

 

花や植物

贈り物の定番であるお花や植物は、それ自体はお歳暮やお中元に贈っても何ら問題ありません。注意して欲しいのは贈り物にするお花の「花言葉」

相手がお花好きだったり、花言葉に詳しい人の場合は要注意です。詳しくなくても後で花言葉を調べる人もいるので、念のためどんな花言葉なのかは確認しておくことをおすすめします。

 

筆記用具と時計

筆記用具や時計の贈り物は、『勤勉奨励』といって「もっと勉強に励め」という意味になります。目上の方や取引先の方に「勉強しろ!」は失礼過ぎるので気を付けてください。

 

カバン

カバンは「通勤」を連想させてしまうことが良くないようです。なかでもビジネス向きとして販売されているカバン。これも目上の方に贈ると不快にさせてしまう可能性があるので気を付けてください。

そもそもファッションアイテムは好みが出やすいアイテム。好みに合わないカバンはまず使ってもらえません。好みが分からない場合は避けた方が良いでしょう。

 

お歳暮やお中元を送ってはいけない人【受け取り禁止の職業】

お歳暮やお中元を送ってはいけない人、受け取りを禁止されている相手

実は、なかにはお歳暮やお中元の受け取りを禁止とされている職業があります。贈ってしまうと相手に迷惑を掛けてしまうかもしれないので、どのような業種がNGなのかもチェックしておきましょうl

 

公務員は原則的に贈答禁止

代表的な業種は「公務員(国家公務員・地方公務員ともに)」。

お歳暮・お中元の受け取りが禁止の公務員

国家公務員・・・国会議員、裁判官、裁判所職員、自衛隊員など

地方公務員・・・知事、市町村長、議員、県庁市役所職員、警察官、消防士、国公立学校の学長・校長・園長・教員、国立病院の医師・看護師など

公務員は「国家公務員倫理規程(倫理規程)」という倫理法に基づく政令によって、利害関係者から金品や物品などの贈答品を受け取ることが原則禁止とされています。

賄賂と受け取られてしまう恐れがあるので、相手が公務員の場合はお歳暮・お中元は贈らないようにしてください。ただし、家族・同僚・友人のような利害関係者ではない相手の場合は、お歳暮・お中元を贈っても問題ありません。

私立学校の先生の場合は学校のルールや個人の考え方によって異なります。でも、基本的には贈らなくて大丈夫です。

 

民間企業でもお歳暮・お中元を禁止にしてるケースがある

近年は民間企業(大手企業、外資系企業)も、コンプライアンスの観点からお歳暮・お中元に限らず、贈答行為そのものを禁止しているケースが増えています。

利害関係が発生するリスクがあるため、賄賂と疑われかねない贈り物は受け取り禁止が基本です。

そのような企業にお勤めの方にお歳暮・お中元を贈ったとしても、断り状や詫び状が添えられて返送されてくるだけです。これでは相手に余計な手間と迷惑を掛けてしまうことになります。受け取り可能かどうかは事前に確認しておくようにしましょう。

 

お歳暮・お中元は相手の迷惑にならないように贈ろう

お歳暮やお中元は、贈る品物によってはマナー違反と受け取られてしまうことがあります。相手を不快にさせてしまうこともあるので、ギフト選びは十分気を付けてください。

ギフトに相応しくないとされる贈り物一例

  • 靴や靴下(「踏みつける」を連想)
  • 下着や肌着(「みすぼらしい」を連想)
  • 刃物(「縁を切る」を連想)
  • ハンカチ(「手切れ」を連想)
  • 4、9に関係する物(「死」「苦」を連想)

もちろん相手の好みに合うものであるなら、一般的にはタブーだとしても贈るのは全然アリ。

「考えすぎ」「大袈裟」と思われるかもしれませんが、常識やマナーの基準は人によって違います。自分はなんとも思わないからといって相手も同じとは限りません。自分はよりも相手の気持ちを優先して品物を選ぶようにしましょう。

相手の迷惑にならないギフト選びをして、日頃お世話になっている方に喜んでもらえるお歳暮・お中元ができたらいいですね。

 

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