ストレス 生き方・考え方

イライラの原因がわからない…目に見えにくい怒りの原因と対処法

こんにちは、ワチイツキです。

わけもなくイライラしたり、気分が斜めになったり、ちょっとしたことに腹立ててしまう時ってありませんか?

普段ならサラリと受け流せる些細なことにも敏感に反応してイライラ。でも、コレっていう原因がよくわからない……。

原因がわからないから対処もできません。そのせいで余計にイライラするため、物や周囲の人に八つ当たりしてしまうことも。そして、そんな己の行為に対して自己嫌悪です。

今回は、どこから来るのかよく分からない困ったイライラの原因と対処法を解説します。イライラは本人のみならず周囲の人たちのストレスまで高めてしまうので、意識して対処することが大切です。

 

イライラの原因

まずはイライラする原因を突き止めることからはじめましょう。

私自身の経験や周りの人の反応から気づいたイライラの原因の一例をあげてみます。

メモ

  • 思うようにならなくて焦ってる
  • 日々の仕事が忙しすぎる
  • 子育てが大変
  • 病気
  • 人間関係がうまくいかない

ただ、このような身体的・精神的な疲労が原因の場合は、問題の特定はそれほど難しくないため対処法も探しやすいです。

ここで問題なのは、

「わけもなくイライラしてしまう」
「いつもより怒りっぽい」
「些細なことでカっとなる」

という意味のわからない面倒なイライラ。

目に見えるケガならいくらでも対処の仕様はあるんですが、目に見えない、理由もはっきりしない原因だと、胸の中がずっとモヤモヤしっぱなし。

実は、上で箇条書きした原因以外にも、無意識のうちにイライラや怒りがたまってしまう原因もあるんです。

 

気候の影響

「気候」の影響を受けてイライラが高まってる可能性があります。

暑すぎる日や寒すぎる日が長く続くだけで、気分が沈んでストレスになるといいます。暑さがイライラを加熱し、寒さがイライラを尖らせるんです。

雨が続くと気分が滅入ってしまう人もたくさんいますよね。不快さを感じ、体調を崩してしまうことも。

危ないのが気温の寒暖差。特に春や秋は気候のアップダウンが激しい時期。目まぐるしく気候が変化するせいで気分がネガティブになり、イライラや落ち込みの激しさが増すことに。

季節の変わり目も要注意です。体が季節の変化に慣れていないため、頭痛や咳などの不調が体に現れたり、心も不安定になりやすい。

気候の影響で生じた倦怠感や疲労感によって、心がイライラ・モヤモヤに支配されることが増えてしまいます。

 

ホルモンバランスの乱れ

「ホルモンバランス」の乱れが影響してる可能性も。

これは女性ならではのイライラ原因です。妊娠中・生理前(生理中)・更年期になると、本人の意思とは関係なくイライラしたり、些細なことでカっとなったり、心が落ち込んでしまうという話をよく聞きます。

この時期は女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が減少します。それによって、精神の安定に深い関わりのある「セロトニン」も不足がちになるため、感情のコントロールができなくてイライラするんです。

また、極端なダイエットもこの女性ホルモンに影響を与えるので、やりすぎだけは注意してください。

 

原因が「分からない」ことが不安を増幅させ、イライラをさらに悪化させてしまいます。このような原因もあるということを“認識”しているだけでも、心の安定にはそれなりに効果がありますよ。

 

イライラ解消法

簡単に取り組める解消法を紹介します。

人によって効果の程度は違うから絶対に効果があるとは断言できませんが、よければ参考にしてみてください。

深呼吸で悪い気を吐き出す

気持ちを落ち着かせる定番といえば「深呼吸」。いつでもどこでもできる手軽な方法ででありながら、効果を実感しやすいのが魅力。

イライラしてると呼吸が荒くなって息苦しい状態に陥ってしまいます。放置すると症状はどんどん悪化するばかり。

まずはしっかり深呼吸をして呼吸を整えることが大切。このときに、澄み切った綺麗な空気を体内に取り込み、ドス黒い悪い気を外に吐き出すイメージで深呼吸すると効果を高めやすいです

詳しくは「深呼吸の効果」を記事にしてますので参考にしてください。

 

その場から退避

怒りが爆発しそうになったときは、その場から離れてイライラの原因から距離をとりましょう。原因が分からなくても、場所を変えて気分転換することで気持ちが落ち着くこともあります。

 

6秒だけ我慢

イライラの度合いや原因にもよりますが、怒りの衝動というのは意外と長続きしません。

怒りそうになったときにグっと6秒程度こらえると、怒りゲージは徐々に下がっていくことが多いそうです。

プラス、感情が昂ぶってるときは呼吸が荒くなりやすいので、先ほど紹介した深呼吸を取り入れて呼吸を整えてください。場所を変えるのも良いと思います。

 

まとめ

イライラは原因がわかっていれば如何様にも対処できますが、ときどきわけもわからないイライラに襲われることがあります。

そこには、気候・環境・ホルモンバランスなど、目に見えない原因が影響を与えてるかもしれません。

ただ、「こういう原因がある」ことを知っておけば、それだけでも気持ちはだいぶ楽になります。それに、タイミングに合わせてイライラを払う対処を試みることもできるでしょう。

イライラの放置は本人にとっても周囲の人にとっても悪影響ばかりなので、なるべく早い段階で取り除けたらいいですね。

 

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