✓恵方巻のおすすめの具材は?
このような疑問を解消します。
すっかり節分の定番行事となった恵方巻。この時期ならスーパーやコンビニで購入できますが、恵方巻を手作りしようと考えている方もいるはず。
恵方巻の具材は、一般的に7種類入れるのが良いと言われています。でも、恵方巻は食べ方に独特なルールがあるため、使う具材にも何かしらの決まりがありそう。どの食材を用意しようかと悩まれている方もいるかもしれません。
このページでは、恵方巻に入れる食材の種類と、おすすめの具材の組み合わせをご紹介します。
恵方巻に入れる具材が7種類と言われている理由
一般的に恵方巻に入れる具材は「7種類」入っていることが多いです。恵方巻の具材が7種類である理由は、七福神にちなんでいるからだと言われています。
七福神とは
福の神として信仰されている七つの神の総称。「七難即滅、七福即生」に基づき、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると信じられています。
七福神に名前を連ねる神々はこちら▼
- 恵比寿天(えびすてん)
- 大黒天(だいこくてん)
- 毘沙門天(びしゃもんてん)
- 弁財天(べんざいてん)
- 福禄寿(ふくろくじゅ)
- 寿老人(じゅろうじん)
- 布袋尊(ほていそん)
商売繁盛、長命長寿、金運に恋愛成就など、あらゆる福をもたらす七福神の幸福にあやかるため、恵方巻は基本的に7種類の具材を入れるのが良いとされています。
ただ、恵方巻は格式張った神事というわけではありません。七福神とも由来と呼べるほどの深い繋がりはなく、単に縁起の良さそうな「7」に掛けているだけ。何事にも縁起を担ぐ日本人らしい考え方です。
なので、7種類というのも絶対のルールではなく、具材が2、3種類の恵方巻もあれば、7種類以上の恵方巻も普通にありますよ。
恵方巻に入れる具材に決まりはある?
恵方巻の具材が7種類であるのは七福神にちなんでいるのなら、その食材も七福神を由来としているのでしょうか。
結論としては、入れる具材に決まりは何もありませんでした。使用する具材は各家庭や地方によってさまざま。なかには10種類以上の具材を入れた恵方巻もあります。
最もポピュラーな恵方巻の具材組み合わせ
- 玉子
- きゅうり
- ウナギorアナゴ
- かんぴょう煮
- しいたけ煮
- 桜でんぶ
- 高野豆腐
市販の恵方巻はこの組み合わせで販売されていることが多いです。もちろんこれも定番であって絶対ではなく、「好きな具材を好きなように入れてください」というのが恵方巻なんです。
恵方巻の食べ方についてはこちらの記事をご覧ください▼
正しい恵方巻の食べ方やルール【切るのはダメ?無言で食べる理由は?】
定番以外の恵方巻に入れる具材の組み合わせ例
最後に恵方巻を手作りしようと考えてる人向けに、具材の組み合わせ例をいくつかご紹介します。
- 玉子、きゅうり、ウナギ、しいたけ煮、かんぴょう煮、レタス、おぼろ
- 玉子、きゅうり、マグロ(ブリ)、大葉(+納豆)
- 玉子、きゅうり、サーモン(ネギトロ)、イクラ、エビ、カニカマ
- レタス、アボガド、サーモン、エビ(+玉子、きゅうり)
- エビプライ、レタス、マヨネーズ(+かにかま、トマト、ツナ)
- 玉子、きゅうり、レタス、カニカマ、マヨネーズ(+ツナ)
- 玉子、きゅうり、レタス、ロースハム、マヨネーズ
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定番の組み合わせを少しアレンジしたものから、海鮮巻きやサラダ巻きまでさまざま。その他にもオムライス恵方巻や肉巻き恵方巻などもあります。出番が多い食材は玉子ときゅうり。使いやすい食材というのも理由でしょうが、黄色と緑で色合いも鮮やかになります。
具材の数や種類に決まりはないので、好きな具材を入れて恵方巻を楽しみましょう。よければ恵方巻作りのご参考にしてください。
まとめ
恵方巻は節分に食べる縁起物で食べ方には独特のルールがあります。そのため、入れる具材にも何かルールがありそうですが、意外なことに厳密な決まりは一つもありません。
最もポピュラーなのは七福神にちなんで7種類の具材を入れること。しかし、それも絶対というわけではなく、入れる具材の数も種類も自由です。
定番通り7種類の恵方巻にしてゲンを担ぐのも良し。もしくは、好きな具材を入れてあなた独自の恵方巻を作ってみるのも楽しいと思います。今年の節分では恵方巻も存分に味わってください。
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