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恵方巻を節分の日に食べる意味は?【方角の決め方や無言で食べる意味と勘違いも解説】

節分に恵方巻を食べる意味

✓どうして節分に恵方巻を食べるの?
✓今年の恵方の方角はどっち?
✓無言で食べる理由は?

こんな疑問を解消します。

 

節分と言えば豆まきをイメージされる方が多いと思われますが、近年『恵方巻』の風習がいっきに定番化してきました。

1人1本の太巻きを用意して、決まった方角を向きながら太巻きを頬張り、無言で食べるという少し変わった慣わし。

ただ、この風習が浸透してきたのはここ数年のことですので、「何で節分に太巻き?」「恵方って何?どっち?」など、知らない事も多いですよね。

 

このページでは、節分に恵方巻を食べる意味、方角や無言で食べる理由などの素朴な疑問について解説していきます。

恵方巻とは

まずは【恵方巻】とは何ぞや?…というそもそもの疑問にお答えさせていただきます。

POINT

節分の日に、その年の恵方を向いて食べると縁起が良いとされる太巻き寿司

 

恵方とは歳徳神という吉神様がおわす方角を指す言葉で、もっと簡単に説明すると”運気が良い方角”のことです。

その恵方を向いて、太巻きを黙って食べ切ることで運気が上がったり、願いが叶うと言われている最近広まり始めた風習。

 

節分に恵方巻を食べる意味は何?

節分とは季節の変わり目にあたる日であり、昔は大晦日にあたる重要な日でした。旧年の穢れや邪気など、悪い運気を払って1年を元気で健やかに過ごせるように厄払いする日です。

知ってる?節分の本当の意味と由来【豆まきの正しいやり方・ルールも解説】

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詳しくはこちら▲の記事で節分の基礎的なことを解説していますので、参考にしてください。

 

季節の変わり目は邪気が生じやすいと言われていたことから、節分の日には豆まきをして邪気払い・厄除けがされてきました。

恵方巻を食べる意味もだいたい同じで、旧年の悪い気を払い、歳徳神に無病息災など願掛けをするという意味を持ちます。

 

また、七福神にちなんで中には七種類の具材が入っており、それを海苔で巻くことで「福を巻き込む」という縁起を担ぐ意味もあるそうです。

恵方巻の具材に決まりは?7種類でないとダメ?【具材の組み合わせ例も紹介】

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恵方巻を自分で作る方にはこちら▲の記事も参考になります。

 

恵方巻の由来は?

恵方巻が広まったのは最近のことなのですが、この食べ物・風習にはルーツがあるのをご存知でしょうか?

恵方巻が全国区になるまでの流れ

起源は諸説あるのですが、江戸末期or明治初期に、花街の遊女に太巻きを食べさせるという”遊び”が由来として知られています。

この風習は次第に廃れていきましたが、昭和時代にこの太巻きを食べる風習に目を付けたのが大阪寿司商組合。

しかし、一度は流行に成功しながら次第に廃れていくことに。ここで今度は海苔問屋協同組合が海苔ビジネス促進のために動き始めます。

そして、1970年代に寿司屋と海苔屋が手を組んで「幸運巻き寿司」というキャンペーンを開始。結果、関西方面で節分の日に太巻きを食べる風習が一般化されていきました。

ただこの時点で浸透していたのはまだ関西地方くらい。この風習を全国区へ押し上げたのは、あの「セブンイレブン」だったんです。

節分前後の2月初旬は商業的にコンビニの売り上げが落ちる時期。その対策として1990年頃に「恵方巻き」と名付けて販促キャンペーンを始めると、2000年以降に全国のコンビニやスーパーで販売されるようになって広まったと言われています。

もともとは花街で行われていた遊びが、大阪のローカル行事となり、寿司屋と海苔屋の働きで関西地域に広がり、コンビニが「恵方巻き」と名付けて売り出して全国区へという流れ。

 

最近ではコンビニやスーパーに留まらず、デパートやお寿司屋さん、フレンチのお店でも見かけるようになりました。

流通業界の商業活動が生んだ風習と言えますが、神事やお祭りでお寿司を食べたり、恵方を向いてお寿司を食べるという風習自体は昔からあったものですよ。

 

食べるときに向く恵方の方角は毎年違う?

節分の時期になると「今年の恵方はどの方角だろう?」と調べる人が多いですよね。恵方巻のポイントとしては、”恵方”の方角に向かって食べるというのが大切とされています。

 

恵方というのは、「歳徳神(としとくじん)」という吉神がおわす縁起の良い方角。

昔から「歳徳神がいる方角に向かって事を成せば、万事に吉とされる」と言い伝えられてきました。

 

そのため、恵方巻は歳徳神がおわす方角に向かって食べることが習慣になったんです。この歳徳神は、1年毎に居場所を変えることから恵方の方角も毎年変わります。

 

恵方の方角はどうやって決める?2021年はどっち?

恵方の決め方は「干支(えと、かんし)」です。

干支と聞くと、子・丑・寅・・・で知られる「十二支」を思い浮かべると思われます。もちろん十二支も関係しているのですが、干支の正式な形は「十二支」と「十干(じっかん)」の組み合わせ。

十干とは、甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)の総称で、十二支と同じく毎年方角は変わります。

干支は十二支と十干の組み合わせが本来の形なので、「十干十二支(じっかんじゅうにし)と呼ばれることもあります。

 

恵方の方角を調べるのは面倒そうだと思われるかもしれませんが、実は恵方と呼ばれる方角は4つしかないのです。

POINT

西暦の下一桁の数字が——

4(甲)、9(己)の場合 ⇒ 東北東やや東

0(乙)、5(庚)の場合 ⇒ 西南西やや西

1(丙)、3(辛)、6(戊)、8(癸)の場合 ⇒南南東やや南

2(丁)、7(壬)の場合 ⇒ 北北西やや北

2021年は1の位が「1」になりますので、恵方の方角は「西南西」。

2022年なら北北西、2023年なら南南東・・・というように、歳徳神は居場所を年が変わるごとに移っていくんです。

 

なんで恵方巻は無言で食べるの?

恵方巻は「無言」で食べた方が縁起が良いとよく聞きませんか?

理由としては「福を逃さない」ため。恵方巻は歳徳神のおわす吉方に向かって食べることで幸福をもらうのですが、幸福は恵方巻を通って身体の中に入ってくると考えられています。

 

つまり、幸福を注いでいる最中に口を開けてしまうと、幸福が逃げてしまう…というのが無言で食べる理由。

もしくは「話す ➡ 離す ➡ 福を離す(福が逃げる)」とも言われています。

 

ただ、この無言で食べるというのは少しばかり勘違いされています

なにも食べてる間ずっと無言を貫く必要はありません。神様にお願いごとを祈るときは基本的に無言になりますよね。恵方巻を食べて願掛けする時も無言の方が良いのですが、願掛けが終われば普通にしゃべっても問題ないんです。

 

食べきれない!恵方巻を切るのは縁起が悪い?【食べ方の謎や正しいルール】

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恵方巻の正しい食べ方はこちら▲の記事が参考になります。

 

まとめ

節分に恵方巻を食べる理由は、厄除け・邪気払いが主な目的であり、歳徳神に幸福を願うためでもあります。

恵方を向いて黙って食べる方が縁起が良いとされていますが、食べてる間ずっと無言でいる必要はありません。願掛けが終わったら会話も解禁ですので、家族や友人と節分の食事を楽しみましょう。

 

ただ、恵方巻の習慣については諸説あるため何が正しいのかはハッキリしていないのが現状。という事情がありますので、これから変わってる可能性も全くないとは言い切れません。

 

結局のところ、大切なのは恵方巻を食べるときにしっかり気持ちを込めること。あとはなるべく残さず食べること。それさえ心掛けて行いさえすれば、あとは自分なりに食べやすいようにいただくのが一番ですよ。

 

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