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土用の丑の日ってどんな日?2020年はいつ?【うなぎを食べる理由も併せて解説】

土用の丑の日の意味や由来!うなぎを食べる理由

✓土用の丑の日にはどうしてウナギを食べるの?
✓2021年の土用の丑の日はいつ?
✓うなぎ以外の食べ物はある?

こんな疑問を解消します。

 

うなぎを食べる日として知られている『土用の丑の日』。この日ばかりは夏バテ解消のために少し奮発してうなぎを食べる方も多いと思います。

でも、どうしてこの日にうなぎを食べる習慣が生まれたのか、知っていますか?「土用」や「丑の日」の意味もあまり知られていませんよね。

それに、土用の丑の日と聞くと夏をイメージする人が多いと思いますが、実は一年に何度もやってくるんですよ。

 

今回は、土用の丑の日の意味やうなぎを食べる理由、2021年はいつなのかについて分かりやすく解説します。

土用の丑の日とは

土用の丑の日の意味

土用の丑の日をざっくり説明すると、「土用の期間」に巡ってくる「丑の日」のことです。

まずはこの土用の丑の日の意味を詳しくお話させていだきます。

 

「土用とは?」「丑の日とは?」…などの疑問について、それぞれ順番に見ていきましょう。

 

「土用」の意味

まず「土用」とは、季節の節目を知るために設けられた日本独自の暦「雑節(ざっせつ)」の一つ。

今でこそ土用といえば夏土用が一般的ですが、本来は四立(立春・立夏・立秋・立冬)の直前18日間(又は17日・19日間)の期間を指します。

 

それぞれの呼称は「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」。

土用の期間

  • 【冬土用】立春の直前約18日間 ⇨ 1月17日~2月3日頃
  • 【春土用】立夏の直前約18日間 ⇨ 4月17日~5月4日頃
  • 【夏土用】立秋の直前約18日間 ⇨ 7月21日~8月7日頃
  • 【春土用】立冬の直前約18日間 ⇨ 10月20日~11月6日頃

※四立は年によって1日前後するため、土用の期間も年によって変化します。

 

もともとは中国の陰陽五行説からきており、万物の元素たる「木、火、土、金、水」のそれぞれを、「春は木、夏は火、秋は金、冬は水」というように四季にあてはめました。

そして、一つだけ余った「土」を四立の直前約18日間にあてはめたのです。

それが土用の始まり。

 

関連記事

こちらの記事で雑節について詳しく解説していますので、是非参考にしてください。

日本で生まれた暦「雑節」の意味と一覧【二十四節気との関係も簡単に解説】

 

「丑の日」の意味

昔の日にちは「十二支」を割り当てて数えられていました。暦は十二支の数と同じく、12周期で回ってきます。

 

「丑の日」というのは、

—— 子・・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

・・・の「丑(うし)」を指しています。

 

MEMO

土用の丑の日とは、土用の期間にやってくる丑の日のこと。

 

土用の丑の日はいつ?

土用の丑の日はいつ?年に何回も訪れる!

土用の丑の日といえば夏のイメージが強いと思われますが、実は年に何回も訪れているのです。

ちなみに「土用」と「土曜日」は全く関係ありません。

 

土用の期間は年に4回あり、直前の18日間に巡ってくる丑の日、すべてが土用の丑の日。

春夏秋冬それぞれで必ず1回は訪れ、さらに十二支の暦は12日で1周回ってくることから、一つの季節で2度巡ってくることも普通にあります。

 

2020年の土用の丑の日は下記の通り▼

2020年の土用の丑の日

  • 1月17日(日)
  • 1月29日(金)
  • 4月23日(金)
  • 7月28日(水)
  • 8月1日(日)
  • 10月20日(水)
  • 11月1日(月)

2021年は夏に7月28日と8月1日の2回あります。

このように、1シーズンに2回訪れる場合は、1回目を「一の丑」、2回目を「二の丑」と呼びます。

 

どうして『うなぎ』を食べるの?

土用の丑の日にうなぎを食べる理由

土用の丑の日といえばうなぎですが、どうして土用の丑の日に「鰻(うなぎ)」を食べる習慣が生まれたのでしょうか?

これに関しては諸説あります。

 

平賀源内のアイデア説

最も有名なのはエレキテルで知られる江戸時代の偉人「平賀源内が考案」した説。

 

蘭学者、発明家、医者、陶芸家など、様々な顔を持つ多彩な平賀源内は、うなぎが売れず困っていたうなぎ屋から相談を受けました。

 

そこで源内は、当時あった「土用の丑の日に『う』から始まる食べ物を食べると夏負けしない」という風習に目を付け、

「土用の丑の日、うなぎの日。食すれば夏負けすることなし。」

と書いた張り紙を店に貼りなさい……というアドバイスをしたところ、言われた通りにしたうなぎ屋は大繁盛。

 

これを受けて、他のうなぎ屋も真似するようになり、次第に「土用の丑の日にはうなぎを食べる」という習慣が根付いていったとされています。

 

昔からスタミナ食として親しまれていた

夏バテ解消に効果的な食材として、現在でも夏に食べられることが多いうなぎ。

実際たんぱく質が豊富で、ビタミンAやB群など、疲労回復や食欲増進に効果のある栄養素をたくさん含んでいます。

うなぎはまさに滋養強壮のスタミナ食。

 

実は、夏にうなぎという風習は今に始まったことではありません。

日本最古の和歌集「万葉集」には、奈良時代の歌人「大伴家持」が詠んだうなぎの歌が記載されています。

石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに
よしといふものぞむなぎとり召せ

石麻呂という人物に、大伴家持が夏痩せには「むなぎ(うなぎ)」が良いと勧めている歌です。

 

この歌からも、かなり古くから日本ではうなぎが夏バテに効果的だと考えられていたことが伺えます。

その火付け役となって一般にも広めたのが、上記で紹介した平賀源内なのかもしれませんね。

 

土用の丑の日に食べるうなぎ以外の食べ物

土用の丑の日に食べるうなぎ以外の食べ物

POINT

先でも記したように、昔から「土用の丑の日に『う』から始まる食べ物を食べると夏負けしない」…という風習があり、別にうなぎに限定されているわけではないのです。

土用の丑の日の食べ物はうなぎが定着していますが、うなぎ以外にも食べると良いとされている食べ物があります。

 

例えば下記のような食べ物▼

頭に「う」のつく食べ物の一例

  • うどん
  • 梅干し
  • ウリ科の食材
  • 牛肉・馬肉・うさぎ肉

などなど

いずれも栄養価が高く、夏バテや食欲不振に効果的だったり、消化吸収を助けてくれる食べ物ばかり。

 

うなぎ以外の行事食

上記で紹介した頭に「う」のつく食べ物以外にも、土用の丑の日に相応しいとされている行事食が3つあります。

土用の丑の日に食べる行事食

  • 土用餅(どようもち)
  • 土用蜆(どようしじみ)
  • 土用卵(どようたまご)

やはりどれも夏バテに効果的な栄養価が高く滋養強壮になる食べ物ばかりです。

 

参考記事ウナギだけじゃない!土用の丑の日の食べ物【土用餅、土用しじみ、土用卵とは?】

こちらの記事でそれぞれの行事食について紹介していますので、興味のある方は参考にしてください。

 

土用の丑の日には「うなぎ」や「う」の付く食べ物で元気に!

うなぎで有名な土用の丑の日ですが、実は夏だけではなく1年に何回も訪れます。夏だけで2回巡ってくることも珍しくありません。

ただ、現在だとやはり夏バテ解消を目的として紹介されることが多く、夏の日というイメージが定着していますけどね。

 

この日にまつわる食べ物も、うなぎをはじめうどんやウリなど夏バテに良いとされている食材ばかり。

本来うなぎは秋冬が旬の魚ですが、昔から滋養が強いスタミナ食として愛されており、一説では平賀源内がプロデュースしたとも言われています。

 

夏の暑さに負けない体づくりをするためにも、「う」のつく食べ物で英気を養ってみてはいかがでしょうか?

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