✓お盆期間に銀行や市役所は利用できる?
こんな疑問を解消します。
真夏の大型連休といえばお盆休み。2016年から山の日が祝日となったことで、土日との組み合わせ次第では超大型連休にもなる可能性が出てきました。この機会に帰省したり、旅行に出掛ける方も多いのではないでしょうか。
そのため、今年のお盆休みが何連休になるのかは非常に気になるところ。また、銀行や行政機関の利用可否も無視できません。
このページでは、2024年のお盆休みは何連休になるのかを業種別のお盆休み事情と併せてご紹介します。
2024年のお盆休み期間はいつからいつまで?
お盆の期間は地域によって違いがあります。旧暦を基準にした「旧盆(8月盆)」の地域もあれば、新暦を基準にした「新盆(7月盆)」の地域もあるからです。
全国的には旧盆の8月にお盆を迎える地域の方が多数派。
13日の夕方に迎え火を焚いてご先祖様をお迎えし、16日に送り火を焚いてお見送りします。
POINT
この迎え火から送り火の期間「8月13日~8月16日」がお盆の期間
新盆の場合は「7月13日~7月16日」
お盆の日程自体は年によって変わることはありません。そのため、毎年 ”8月13日~8月16日” をお盆休みにしている会社が多いです。
でも、8月11日の「山の日」と前後の「土日」が、どのようにお盆期間と交わるかによってお盆休みの日数は変化します。
お盆の意味・由来についてはこちらの記事をご覧ください▼
夏の風物詩「お盆」の意味や由来とは【時期やお供えの食べ物など基礎知識を解説】
2024年のお盆休みは何連休?
カレンダーの「赤矢印」がお盆期間。お盆休みの期間は13日~16日が基本です。
2024年は山の日が11日の日曜日であるため、翌日12日が振替休日となります。なので、10日(土曜日)~12日(月曜日)の3連休、13日(火曜日)~16日(金曜日)のお盆期間、17日(土曜日)・18日(日曜日)を合わせて、9連休がスタンダードの大型連休となるケースが多くなるでしょう。
今年は有給休暇を取得しなくても、多くの人が9連休という大型連休を享受できそうですね。
ちなみに、福利厚生に手厚い大手企業、生産ラインや機械稼働が大きく影響してくる製造業は、長めのお盆休み期間を設定しているケースが多いです。
銀行は?市役所は?…業種別のお盆休み期間
ここで気になるのが、金融機関や行政機関などはお盆期間でも利用可能なのかどうか。日々の生活にも関係してくることなので、業種別のお盆休み事情も見ていきましょう。
<業種別のお盆休み期間>
一般的な企業 | ・10日~18日のあいだ9連休が見込まれます |
製造業 | ・工場の生産ライン・機械稼働の関係上、毎年お盆休みは長期連休になる傾向にあります |
行政機関 (市役所・郵便局など) |
・基本的には土日(14日~15日)の2連休+国民の祝日 ・年末年始以外はカレンダー通りの勤務が原則 |
金融機関 | ・土日(14日~15日)と振替休日の3連休 ・銀行法により「土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始12月31日から1月3日」が休日と定められています |
サービス業・販売業 | ・お盆休み期間はむしろ繁忙期 ・通常のお盆休みは設定されていないケースが多いです ・シーズン後にまとまった休暇をとれるところもあります |
※あくまで見込みの日数なので目安として参考にしてください
金融機関、行政機関、医療機関、基本土日や祝日をかき入れ時としている業種は通常のお盆休みは無いことがほとんど。また、一般の企業でも部署や仕事内容によってお盆休みの日数が変わったり、時期がズレることもあります。
お盆期間でもこれらの施設を利用できるのは、そこで働いている方たちのお蔭であることを忘れてはいけません。
夏の大型連休!お盆休みを楽しく、大切にして過ごそう!
お盆休みの期間は業種によって日数に違いはありますが、基本的には13日~16日を休暇として設定している企業・団体が多いです。
2016年から8月11日に山の日という国民の祝日が加わったことで、前後の土日の組み合わせによっては超大型連休になる可能性も出てきました。
なので、お盆には特別なプランを計画している方も多いのではないでしょうか。長期連休が貰えるとなれば、レジャーや旅行にも生きやすくなります。通常のお盆休みでは帰省が難しい方も余裕で帰省してのんびり過ごせそうですね。
もちろんお盆はあくまでご先祖様の魂を供養することが目的なので、休暇を楽しみつつも、感謝する、供養する気持ちも大切にしましょう。
お盆の関連記事はこちらにまとめてあるのでご参考にしてください