生き方・考え方

何もしないはダメなこと?むしろ大事な時間だと感じた話

こんにちは、スライム並の脱力を会得したいワチイツキです。

仕事でもプライベートでも、やらなきゃいけない事ってほんとたくさんありますよね。

仕事がある平日はもちろん、休日だって案外のんびり過ごすのは難しかったりします。いや、むしろ休日だからこそ忙しいとも言える。

「あれをやるか。あ、これもやっとかないと。あれ?そっちの方が重要だっけ?こっちにも、あっちにも・・・・」

頭の中がいろんな情報でぐちゃぐちゃ。何から手をつけていいのかも分からなくなり、しまいにはキャパオーバーで動きが停止することもあったり。

そういうときどうしますか?

体に鞭打ってなんとかしようとする人も多いでしょうが、そこはあえて何もしない方が良いこともあるんですよ。

「何もしない」を「する」んです。

「何もしない」は怠慢?悪い事?

「何もしない」――

この言葉から何をイメージしますか?

おそらく、「なまけてる」「サボってる」「いけないこと」「時間を無駄にしてる」「停滞」。

どちらかというと、このような悪いイメージを浮かべてる人が多いと思われます。

私たち、特に日本人って「ゆっくりすること」「何もしないこと」に罪悪感を感じやすいんですよね。恐れてると言っても過言ではないでしょう。

日本人は休み下手ともよく言われます。後ろめたさを感じて堂々と休めないんですよね。

さらに、自分が何もしてないうちに周りはどんどん先へ進んでしまい、自分だけが取り残されるかもという恐怖感を抱くことも。

そんなわけで何もしてないときよりも、むしろ少し忙しいぐらいの方が安心する人もいるぐらい。

でも、それは本心?それで体と心の疲労は回復できます?

難しいですよね。

なので、まずは何もしないことへの見方と考え方を変えてみましょう。

言葉の表面的なイメージで悪い事のように捉えてるかもしれませんが、何もしないには大きなメリットだってあるんですよ。

 

「何もしない」時間も大切

休みなしで動き続けるよりも、何もしない時間を挟んだ方が作業の効率は逆にアップすることはよくあります。

思考するって思ってる以上にエネルギーを消費するんですよね。

休まないと脳も酷使され続けて思考力は著しく低下します。

頭の中の情報を整理するどころか、糸が絡まるように余計ごちゃごちゃして訳が分からなくなってしまうんです。

無理して作業してもミスを連発したり、やっつけ作業になってしまうことで、結局後で手直しするハメに・・・。

脳がパニック状態です。

そういうときに何もしない時間を置くことで、脳をリフレッシュすることができます。

思考が柔軟になるうえ、気持ちも落ち着かせられるため、冷静になることができるから物事をよりシンプルに考えられるようになりますよ。

車や自転車に乗ってるときも、スピードが速いときより遅いときの方が周囲へ見配りがしやすいですよね。

それと同じ。

忙しいときって視野が狭くなってるから周囲への注意も薄くなってしまいます。なので、大切なことを見逃してしまうかもしれません。

だから「何もしない」時間で落ち着くことが必要なんです。

単純に疲れた体を休ませることもできますから。

 

まとめ

「何もしない」ことに罪悪感を抱く人はたくさんいるでしょうが、それを取り入れることによって物事を好転させられることもあります。

何もしないは必ずしも怠慢になるわけではないということは分かっておいて欲しい。

頭の中がぐちゃぐちゃなときに無理して足掻いたところで、考えを上手にまとめることは難しいです。

余計身動きを取り辛くなって最悪そのまま沈んでしまいかねません。

何もしないというのは動きがあまりないから誤解されがちですが、体と心を休ませ、頭の中を整理するという大切な行動をしてます。

自分を無理に追い詰める必要なんてありませんから、混乱しそうなときは思い切って何もせずボーっとしてみてください。

おわり。

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