生き方・考え方

それタブーかも?「お見舞い品」に向かない縁起が悪い品物

こんにちは、ワチイツキです。

おそらく多くの人は、これまで家族や親戚、友人や職場の人など、何かしらの理由で入院した知り合いをお見舞いに行ったことがあると思います。

その際、お見舞いの品を持参することも少なくないでしょう。

ただ、思ってた以上にタブーだったりNGだったりするお見舞い品ってたくさんあるんですよね。物によってはすごく失礼になってしまうことも。

なので、「これ持って行っても大丈夫なのかな?」と悩まされた経験ある人は多いのでは?

すごく分かります。お見舞いに行って、励ますどころか気落ちさせてしまうなんて事はなるべく避けたいものです。

そこで今回は、お見舞い時のマナーとして、知っておいて欲しい持参NGや注意すべきお見舞い品についてお伝えします。

NGなお見舞い品と注意すべきこと

お花はお見舞いの定番というイメージが強いと思います。ですが、安易な気持ちでチョイスしてしまうと、失敗する可能性もあることは知っておいてください。

花をお見舞い品にする場合、注意すべき項目はたくさんあります。意外とNGなことが多いんです。

鉢植え

これは有名な例ですね。「根付く=寝付く」で縁起が悪いと言われています。

あと水やりなどの世話も必要なので、あまり身動きできない人にとっては手間です。

本数

細かいかもしれませんけど本数も気にした方がいいです。

4は「死」を、9は「苦」を連想しやすいため、縁起が悪い数字とされています。

白や寒色系の花は仏花として使われる事が多い花。「お悔み」「お供え」「死」を連想させてしまうかもしれないので避けるべき。

それから、赤い花も「血」を連想するので不向きと言われています。

散るのが早い花/花びらが落ちやすい花

散るのが早い花というのは、「短命」や「命が散る」ことを連想させてしまいます。

バラや牡丹など、パラパラと花びらが落ちやすい花も同様で、花びらが落ちる様子を見て不安に感じてしまうかもしれません。

切り花

切り花だけを持っていくと、花瓶が無いせいで余計な手間を掛けてしまうかも?

病院によっては貸し出してくれる所もあるようですが、無いことも珍しくありません。その場合、花をご家族に持って帰ってもらうか、花瓶を用意してもらう手間を掛けてしまうことになります。

なので、切り花を持参するのなら花瓶も忘れずに用意しておいてください。

ニオイ

お花のニオイがダメな人は意外と多いです。当人はもちろん、大部屋だと他の患者さんの迷惑になる可能性もあることをお忘れなく。

中でも、バラやユリなど香りが特に強いの花は病院には向きません。

 

そもそも最近は、お見舞いの生花を禁止にしてる病院も増えていると聞きます。理由は感染症やアレルギーのリスクがあるから。

なので、生花が持ち込みOKなのかは事前に確認しておきましょう。

 

お金

NGというわけではないけど、お見舞金も渡すときは気をつけるべき注意点があります。

助けになりたくても、あまりに高額のお見舞金を包んでしまうと、後々の快気祝いの負担になりかねません。金額には注意してください。

金額の相場は、友人や職場の人ならだいたい3000円~5000円くらいと言われています。

  • 友人:5000円
  • 職場の人:3000円

絶対ではないけどこのくらいの金額を包む人が多いようです。

それなりに親しい関係ならそれ以上もアリですが、家族や近しい親族関係の間柄ならまだしも、そうでない人からの見舞金は相手を困らせてしまう事もあります。

それと、相手が職場の上司など目上の立場の人に現金を渡すのはNGです。

おめでたいお祝い時に渡すことの多い「新札」も避けておくのが無難かと。

 

日用品

パジャマやスリッパが喜ばれると聞いたことあるけど、あまりお勧めしません。というより避けた方がいい。

パジャマやスリッパ、歯ブラシのような生活必需品は、鉢植えと同じ理由で入院生活が長引くことを連想させてしまうからです。

生活するのに必要な日用品だからこそ、そのイメージと繋がりやすいということ。

こういった物は家族が用意してるものです。必要なら本人から頼まれるので、その時に持っていくようにしましょう。

 

結局のところ無難な品や地味に助かる物が喜ばれる

変に凝った物や豪華な物を渡すよりも、地味に助かる見舞い品の方が意外と喜ばれるものです。

この辺は自分自身に置き換えてみるとイメージしやすいと思います。

一例をあげるなら

メモ

  • ペットボトルのお茶や水
  • ふりかけ
  • 汗ふきシート
  • アイマスク/耳栓
  • 本(漫画や雑誌)

ペットボトルの水は「え?そんな物で?」と思われるでしょうが、病院って乾燥してるから結構のどが渇くんです。

いちいち買いに行くのは面倒に感じることもあります。点滴つけてたら尚の事。

差し入れてもらったペットボトルがあると、買いに行く手間もなく手軽に飲めるから助かるんです。薬もそれで飲めますからね。

 

あと、病院食は味気ないから「ふりかけ」があるとすごく嬉しい(注:食事制限にもよる)。個人的にだけどゼリーが異様に美味しく感じました。

 

個人的に嬉しかったのは「汗ふきシート」。入院中は必ずしもお風呂に入れるとは限らないんです。

そうなると気になるのが「体のベタベタ」と「ニオイ」です。気になって落ち着けません。

その時に汗ふきシート、加えて水を使わないシャンプーシートがあると、さっと体を拭けるからサッパリできて気持ちいい。

 

神経質な人の場合は、アイマスクや耳栓があると非常に助かります。

 

それと、重い症状でない場合は入院生活中はとにかく『暇』なので、時間を潰せる雑誌・小説・漫画など本を差し入れてもらえると嬉しい。

読み終わる頃を見計らって新しい本を差し入れすると、より喜んでもらえますよ。

本に限らず暇つぶしになる物は本当に助かります。

 

まとめ

いかがでしたか?

お見舞い品には向かない物って意外とたくさんあるんです。

入院した知り合いのお見舞いをする際には、縁起が悪い物や失礼に当るお見舞い品は避けた方がいいです。

入院中は不安と心配が多く、普段より少し神経質気味になってるはず。いつもなら大して気にならないことでも、弱ってる時だと悪い方にイメージを膨らませてしまうものです。

もちろんその人の好みによるところも大きいです。一般的には縁起が悪いと言われてる品でも、ある人にとっては嬉しい贈り物であることだってありますからね。

何を持っていけばいいのかはすごく悩むことですが、面倒と思わず些細なことにも気を回して、相手を思いやる気持ちを大切にするようにしましょう。

では、今回はこの辺りでおわり。

 

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