こんにちは、ワチイツキです。
最近ようやく少しずつ温かくなってきましたね。
春は、冬の寒さが和らぎ、ぽかぽか日差しが気持ち良く、桜をはじめとした多くの花が開花する季節。春をいまかいまかと待ち望んでいた人も多いことでしょう。
しかし、同時に、「春はストレスの季節」とも言われる要注意な季節でもあります。ストレッサーが非常に多いんですよね。
入社・入学・人事異動・引越による新しい環境や人間関係に加え、アップダウンの激しい気候の変化も追い討ちをかけてきます。
そのため、明るい日差しとは裏腹に、気持ちはドヨ~ンと低空飛行なんてことも。放置すると健康を壊す恐れもあるので、早めにどうにしかしたいものです。
この記事では、実は危険な春のストレスの注意点と、ストレスによる春バテの解消方法についてお伝えしていこうと思います。
春は「ストレスの季節」?メンタルの乱れに気をつけて
春が好きな人は多いですよね。ぽかぽか気持ちいい、桜や花がキレイ、散歩をしやすいなど、良いイメージを連想しやすい。
でも、よくよく考えてみると一年の中で特に大変なのもこの季節。
入学、入社、人事異動、引越しなど、環境が大きく変化する季節でもあります。加えて、寒い冬と暑い夏の間ともあって、寒暖差が大きいのも特徴。
春のここが辛い――「環境の変化」
多くの人が新生活を迎えることになる4月。これまでの環境がガラっと様変わりすることも珍しくない時期。
- 入社
- 入学
- 人事異動
- 転居
新しい職場(学校)、新しい人間関係、新しい生活環境など、変化に富んだ季節です。
新生活に慣れるのに必死で、なかなか気が休まらない日々が続き、身体を壊してしまう人もいます。
そして、ちょうどゴールデンウィーク明け頃に、奮闘していた緊張の糸が切れてしまい、「五月病」を発症する人が出てくるんですよね。
酷い場合だと「うつ」まで発症してしまうことがあるので、実はかなり危険な症状。
春のここが辛い――「気候・気温の変化」
春に悩まされる問題の一つが気候のアップダウン。
ぶるっと震える寒い日もあれば、ぽかぽか気持ちがいい日もあり、さらには25度を超える暑い日もあったりと、気候が目まぐるしく変化します。
身体は変化に順応しようと必死です。そのたびにエネルギーが大量に消費され、疲労は蓄積するばかり。毎年、この寒暖差が原因で体調を崩す人が続出しています。
近年は特にひどい。しかも、それに加えて花粉症の季節でもありますからね。
さらに、何かと環境の変化に富んだ4~5月を乗り越えたかと思えば、今度はうっとうしい梅雨の時期に突入。
洗濯物は干せない、生乾き、不快な匂いがこもり、湿気でジメジメ、カビの発生も悩ましい。疲労がピークのところにこの追い討ちです。
環境の変化と気候の変化のダブルパンチ。この時期に体調を崩す人が多いのもある意味当然と言えます。
誰に文句を言っても仕方ないのですが、「いい加減にしてくれ」くらいの不満は言いたくなりますよね。
どんな症状が出る?
酷いストレス状態にあるときには、様々な症状が心身にあらわれ、行動にも変化が出やすいです。
その症状は人それぞれ異なりますが、以下のような症状や反応を聞くことが多いです。
1.身体的な反応
<だるい、頭痛、肩こり・首こり、胃痛、動悸やめまい、嘔吐、発汗、不眠など>
2.精神的な反応
<倦怠感、憂鬱、落ち込む、不安、無気力、イライラ、判断力・集中力の低下、孤独感など>
3.行動面の変化
<遅刻、欠勤、暴飲暴食、喫煙、多量の飲酒、ギャンブル、無駄遣い、引きこもりなど>
このような症状が複数あらわれたら危険な状態だと思った方が良いです。
この症状を放っておくと、重い病気を発症するリスクを高めることにもなるので、早めの対処が必要。
なかには自分の身体の変化に気づきにくい人もいると思います。そういう人は行動の変化に注意すると分かりやすいですよ。
強いだるさや倦怠感を感じてる時は、行動意欲が全く沸きません。行動範囲が元気な状態よりもかなり狭くなり、好きなことへの興味も薄れ、休日でも何もする気が起きないことがよくあります。
活動の幅や量からもストレスの度合を測ることができるので、チェックしてみてください。
ストレスによる春バテの解消方法
基本的には、規則正しい生活を心掛けることが大切。環境が変化したからといって、生活リズムまで変えてしまうのはあまり良くありません。
- 起床時間
- 就寝時間
特にこの2つは毎日同じくらいの時間にして、なるべく大幅にズレることは避けましょう。あと、食事の時間もあまり変えない方がいいですね。もちろん無理はしない範囲で柔軟に対応することも大切。
それと、栄養のバランスがちゃんと取れてる食事をすることと、しっかり休養をとることも、心身の健康バランスを整えるには不可欠です。
例え好きなことや楽しいことをしててもストレスは掛かるので、のんびり過ごす時間も作った方がいいですよ。
それから、日ごろからストレスを適度に発散しておくのも大切なことです。自分に合ったストレス解消法を見つけておくと良いですよ。簡単に取り組める解消法は以下の記事で紹介してるので参考にしてください。
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あと、春は寒暖差が激しいので体温調節にも気をつけて。
上記でも述べた通り、春は温かい日と寒い日の差が激しい気候が不安定な季節です。加えて、昼間と朝晩でも気温の差は大きいため、ぽかぽかな昼間に合わせた薄着をしてると、身体が冷えて体調を崩してしまいます。
エネルギー消費も激しく、この変化がストレスになってしまいます。
なので、昼間は薄着で大丈夫だったとしても、朝晩は少し厚着をした方がいいと思います。あと、アイマスクで目元を温めたり、ホットタオルで首元を温めるのもおすすめ。お腹、足首、手首も冷やさないようにしてください。
まとめ
人は環境が大きく変わるとストレスを感じやすくなります。その変化が様々なところで発生する春というのは、やはりメンタルが乱れて体調を崩す人も多い。
気候の変動はもちろん、やるべきことも非常に多い忙しない時期ですからね。なので、それが自分の弱さだとは思わないで欲しいです。ある意味、それが自然とも言えますから。
ですので、
- 生活リズム
- バランスのとれた食事
- 睡眠
- 休養
- 体温調節
これらのことに気をつけて、激しい変化から心身の健康を守るようてにしてください。
ただし、ストレスが必ずしも悪い症状を引き起こすとは限りません。変化も捉え方によっては良い刺激になります。うまく付き合えさえすれば生活に張り合いが生まれますよ。
おわり。