✓出産のお祝いにベビー服を贈りたいけど、サイズや選び方が分からない・・・
✓人気のあるベビー服のブランドは?
こんな疑問や悩みを解消します。
赤ちゃんの誕生を祝福する出産祝いに、「可愛いベビー服を贈りたい」…と考えてる方は多いのではないでしょうか。
せっかくなら喜んでもらえるベビー服を選びたいところですが、サイズや人気のブランド、注意点など気になる事も多いですよね。
誤った選び方をしてしまうと、残念ながら着てもらえない可能性もあります。
このページでは、出産祝いにベビー服を贈るときの注意点、選び方とおすすめのベビー服をご紹介します。
このページの目次
そもそも出産祝いにベビー服を贈るのはアリ?
出産祝いとしてベビー服はアリかナシかでいえば、普通に”アリ”です。実際、多くの方から選ばれている人気のギフト。
出産祝いに関するアンケートにおいて、ベビー服は「もらって困ったもの」としてよく挙げられますが、同時に「うれしかったもの」でも必ず上位にランクインしてきます。
好みやサイズなどの問題もあるため選びにくい点はあるものの、実用的で喜んでもらえるアイテムなのです。
赤ちゃんは汗をよくかきます。そして、ミルクや母乳を吐き戻すこともしばしば。汚れるたびに着替える必要があるため、洋服は何枚あっても足りないくらい。
また、一人目の赤ちゃんの場合だと、ベビー服のブランドをよく知らない方も多く、新しい発見にも繋がります。
注意点と選び方のポイントさえ押さえておけば、相手を困らせない、喜んでもらえる贈り物になるでしょう。
出産祝いとしてベビー服を贈るときの注意点
ベビー服を贈る場合、いくつか気を付けたいことがあります。後で後悔しないためにも注意点は知っておきましょう。
性別と名前はしっかり確認しておく
まず、産まれてきたのが男の子なのか女の子なのか、赤ちゃんの”性別”をきちんと確認しておきましょう。
性別が分からなければ選べないというわけではありませんが、なるべく男の子には「男の子らしいもの」、女の子には「女の子らしいもの」を贈りたいところ。
赤ちゃんは見た目で性別を判断するのが難しいため、性別がわかりやすい服を着せて出掛けるママパパさんは少なくありません。
名前や見た目だけで判断して、実は性別が違った・・・なんてことにならないために性別の確認をおすすめします。
また、名入れのベビー服を贈る場合、最悪なのが間違った名前を入れてしまうこと。この事態は絶対に防がなければいけないので、赤ちゃんの「名前」「どんな漢字か」「読み方」を必ず確認しておきましょう。
新生児用の小さいサイズは回避推奨
成長の度合いは個人差がありますが、一般的に新生児向きと考えられいるのは50~60cmの服。この新生児サイズである50~60cmのベビー服は回避するのが無難。
理由は単純で、着られる期間が短いから。赤ちゃんは1歳頃までは成長スピードがとても早く、1歳になると少し成長がゆるやかになります。
なので、新生児向きの小さいサイズをプレゼントしても、すぐにサイズアウトして着られなくなってしまうんです。
また、このサイズの服はご家族が出産前にそれなりの枚数を準備しているもの。プレゼントしても日の目を見ることなく役目を終えてしまうかも・・・。
出産祝いでのベビー服の選び方
注意点が分かったところで、ここからはベビー服の選び方をチェックしていきましょう。
赤ちゃんの洋服の種類と素材
ベビー服にはどんな種類があるのかを知っておくと、出産祝いの服選びに役立ちます。
赤ちゃんの洋服は大きく分けると「肌着」「ウェア」「アウター」の3つ。
ベビー肌着
肌着は赤ちゃんが肌に直接身に着ける下着で、大人でいうインナーみたいなもの。肌がデリケートなうえに汗をたくさんかくため、赤ちゃんは日々体が大きくなるので、月齢・季節に合わせて適切な肌着を選び、重ねる枚数も変える必要があります。
■短肌着
生後0ヶ月~5ヶ月くらいまで。
丈が腰くらいまでと短く、重ね着がしやすい最もベーシックな肌着。前を紐で結ぶタイプが多く、他にはスナップボタンで止めるタイプもあります。真夏などは短肌着とおむつだけで過ごすことも多いですね。
寝かせたまま着替えることができるので、新生児のときから使用できます。しかし、はだけやすい作りになっているため、動きが活発になる3~6ヶ月あたりで卒業となるのが一般的。
■長肌着
短肌着より裾が長く、膝から足の指先までカバーできる肌着。短肌着の上から重ねて着せることが多く、寒い時期によく使用します。逆に、夏生まれの場合は不要なこともあります。
裾が開いてるのでおむつ替えは簡単ですよ。活発に動くとすぐにめけれてしまうため、卒業時期も短肌着と同じくらい。
■コンビ肌着
長肌着の股下にスナップを付けて、動いてもはだけにくくした肌着。長肌着と同じように、短肌着の上に重ねて使用します。足のバタバタが活発になる生後1、2ヶ月くらいの時期から重宝します。
コンビ肌着なら夏には1枚でパジャマ代わりにも使えます。長肌着かコンビ肌着のどちらかを選ぶようにすればいいですが、どちらかというとコンビ肌着の方が好まれる傾向にあります。
■ロンパース型肌着
前開きではなく股下をスナップ留めして、ボディスーツのように体をすっぽり包む肌着。欧米では主流のタイプで、動いても寝返りをうってもはだけないのがメリット。おしゃれなデザインのものがたくさんあります。
着せる期間が長く、ワンピースやスカートにも合わせやすいため、2歳くらいまで利用できます。
ベビーウェア
ウェアは肌着の上から着るもので、シャツやトレーナーのような洋服にあたります。ウェアにもさまざまな種類があり、デザインがとても豊富。お出掛け用からパジャマまで、いろんなシーンで活躍してくれます。
■ベビードレス
別名セレモニードレスとも呼ばれる赤ちゃんの正装。主に前開き仕様の上着で、ドレスとありますが女の子と男の子どちらも使用します。退院時や生後1ヶ月後くらいに執り行なうお宮参り(上から着物をかける)で着ることが多く、可愛い装飾をほどこしたおしゃれなデザインが特徴。
値段はそれなりにお高いのですが、着せられるのは数回と限られています。
■カバーオール、ロンパース
低月齢期に着る定番のベビーウェア。トップスとボトムが繋がっているつなぎのような一体型ウェア。ブランドによって若干異なりますが、肌着にも分類されるロンパースは足元までは覆われておらず、カバーオールは足がすっぽり隠れるズボンになっていることが多いです。
ロンパースは肌着で使う物もあれば、ウェアとして使う物もります。ただ、ロンパースの上にカバーオールを着ることはあっても、その逆は基本ありません。
■ドレスオール
肌着の上から着るもので、裾がスカート状になってるワンピース型のウェアです(男女どちらも着られる)。ズボン型と違って裾をまくれば簡単におむつ替えが可能のため、新生児期に重宝されることが多いです。
■2WAYオール(兼用ドレス)
股下スナップの留め方によって、カバーオールにもドレスオールにも、ワンピースにもズボンにもなる、2通りの着方ができる便利なベビーウェア。生後半年頃までと長く使用することができるため人気が高く、この時期のベビー服としては定番中の定番。おむつ替えも簡単にできますよ。
■セパレート、ワンピース
セパレートとは、シャツとズボン(スカート)といった上下離れた洋服のこと。
首がすわってくる生後半年くらいになると、シャツやトレーナーを着られるようになります。タイミングとしては、お座りができるようになったくらいがデビュー時期としてはちょうど良いでしょう。コーディネートの幅がグっと広がります。
また、同じ時期から女の子にはワンピースという選択肢も生まれます。おしゃれを楽しめることもあって大人気です。
アウター
アウターとは、主に冬など寒い時期に必須の防寒着のこと。
■ベスト
ちょっと肌寒い時期に、ウェアの上から重ね着するもの。前開きで袖が無いから着脱が簡単にできるため、体温調整が非常に便利です。腕周りが快適なので赤ちゃんの動きも妨げません。
■カーディガン、セーター
寒い時期の体温調整や寒さ対策に必要不可欠のアウター。
生後半年まではカーディガンの方が便利。それ以降は、好みや状況に応じてセーターと使い分けるといいでしょう。カーディガンはバックに入れて持ち歩くことも多いので、シワになりづらい素材がおすすめ。
■ベビーマント・ケープ
袖がないアウターウェアで、さっと羽織ってヒモやスナップで留めるだけの防寒着。主に女の子向きのアウターで、赤ちゃんがとてもキュートに見えるアイテム。自分ではなかなか買わないため、プレゼント向きとも言えます。
■ジャンプスーツ
ジャンプスーツとは、上下がつながっている、足首・手首まで赤ちゃんの体をすっぽり包む外用防寒着です。モコモコでとても温かく、全身をカバーできるため外気の影響を受けにくく、外でも温かさが逃げず快適に過ごせるのがポイント。フード付きにすれば頭まですっぽり覆えますよ。
動物のデザインなど、見た目がとってもかわいくなるのも特徴。この時期ならではのキュートな姿ですので、たくさん写真におさめておくことをおすすめします。
「いつ着るか」を考えたサイズ選びを
ベビー服を選ぶ際、どのサイズがいいか迷うのではないでしょうか。サイズの目安は下記の早見表を確認してください。
サイズ | 身長・体重 | 月齢 |
50 | 身長:50cm 体重:3~6kg |
生後0~3ヶ月 |
60 | 身長:60cm 体重:6~9kg |
生後3~6ヶ月 |
70 | 身長:70cm 体重:9~11kg |
生後6ヶ月~1歳 |
80 | 身長:80cm 体重:11~13kg |
1歳~1歳半 |
※赤ちゃんの成長度合いには個人差があります
新生児の時期ならば、50~60cmサイズの洋服を着ることが多いです。
しかし、先ほどの注意点でも説明した通り、赤ちゃんは成長スピードが速いため、小さいサイズはすぐに着られなくなってしまいます。生まれてから3ヶ月で体重はおよそ2倍ですからね。
すぐに着られる服よりも、半年や1年後を想定した大きめのベビー服選びがおすすめ。
半年~1歳頃なら70cm程度。長く着てもらいたいのなら、成長スピードが少しゆっくりになる1歳以降に合わせた80cm程度がちょうどいいです。
大きめの服を選ぶ場合は、季節感も考えて選びましょう。
赤ちゃんの肌に優しい素材を選ぶ
赤ちゃんの肌は非常にデリケートです。皮膚の厚さは大人の約半分ほどしかありません。
そのため、素材は肌に負担をあたえないものが向いてます。オーガニックコットンや綿100%のような、肌に優しい素材を選ぶようにしましょう。
赤ちゃんが身に着けるものに使われている素材に対しては、ママパパさんも敏感になってます。
素材のチェックはもちろん、縫い目やタグの位置も確認しておくと安心です。洋服が赤ちゃんの肌に対して配慮されているか、きちんと確かめてから選んでください。
■ベビー服によく使われている素材と向いてる季節はこちら
- ガーゼ・・・春夏向き(通気性・吸汗性に優れる)
- 天竺・・・春夏向き(サラっとした手触りで通気性が良い)
- フライス・・・オールシーズン(伸縮性に優れ、手触りが柔らかい)
- スムース・・・秋冬向き(やや厚みがあり保温性・吸汗性に優れる)
- パイル・・・オールシーズン(タオル地で保温性と吸汗性が高い)
生地の素材によって、通気性、厚み、肌触り、伸縮性などが違いますので、季節に合わせて夏は通気性に優れたもの、冬は保温性の高いものを選ぶようにしましょう。
デザインと色は相手の好みに合わせる
ベビー服のデザインや色は、性別に合わせるのはもちろん、相手の好みに合わせることも大切。自分の好みの押し付けは控えた方がいいです。
女の子にはピンクやオレンジのような暖色系で、フリルやレースのついた可愛らしいデザインが人気ではあります。しかし、なかにはシンプルなデザインや、モノトーンカラーを好む方も大勢いますよね。
可能であれば、相手の好み(ブランド、デザイン、色)をリサーチしておきましょう。
好みが分からない場合は、定番ブランドで、且つコーディネートしやすいシンプルなデザインの服選びをおすすめします。
出産祝いにおすすめのベビー服ブランド5選
出産祝いとしてベビー服を贈るなら、やはりブランドアイテムがおすすめ。
ここからは、多くの方から支持されている人気のベビー服ブランドを5つ紹介します。
ベビー服ブランド①:PETIT BATEAU(プチバトー)
1893年にフランスで設立されたファッションブランド「プチバトー」。
日本でも長年人気のブランドで、生地の丈夫さ、肌触り・着心地の良さに定評があります。
有害物質を厳しく規制する国際基準「エコテックス規格100」も取得しており、肌がデリケートな赤ちゃんも安心。
また、デザインがシンプルかつおしゃれなので、コーディネートしやすいのも魅力。
<プリント足なしロンパース>
- やわらかな肌触りのリプ編み素材を使用した足なしロンパース
- 手書き風のかわいいハート柄で、ピコレースと胸元のリボンもキュート
- オーガニックコットン使用で地球にも赤ちゃんにも優しい
ベビー服ブランド②:Familiar(ファミリア)
「子どものためにより良いものを」という情熱を胸に、1950年に神戸で4人の女性により設立された日本生まれのブランド。
品質の良さとデザイン性は多くの人から支持されており、皇室から多くの芸能人まで愛用されています。
実は、洋服のタグを外側につけるようになったのは、ファミリアが始めたこと。
日本製の上質な素材を採用しているなど、「本当によいもの」「赤ちゃんの肌にやさしく」「お母さんの気持ちになって」…という想いが形になったのがファミリアクオリティ。
ベビー服ブランド③:RALPH LAUREN(ラルフローレン)
アメリカを代表するファッションブランド「ラルフローレン」。
カジュアルと上品を兼ね備えたベーシックなデザインが豊富に揃っており、世界中の人々から愛されています。
普段着はもちろんちょっとしたフォーマルなシーンにもマッチするなど、1着持ってるだけで幅広いシーンで好印象を与えます。
大人からベビーまで幅広く手掛けていますので、親子コーデを楽しみたい方にもおすすめです。
<ポロ ラルフローレンのカバーオール>
- コットン100%フライス生地のカバーオール
- 散りばめられたブランドを象徴するポニーの刺繍がオシャレ
- 刺繍裏は赤ちゃんの肌を保護する仕様
ベビー服ブランド④:CARTER’S(カーターズ)
「カーターズ」は1865年に設立された老舗で、アメリカでは定番のキッズ・ベビー服ブランド。
国内ブランドとは一味違うアメリカならではのデザインが特徴で、楽しくなるデザインの服が揃っています。
上質な生地を使っており、丈夫で洗いやすいのも人気の理由。
赤ちゃんの可愛さを引き立ててくれること間違いなし!色使いとデザインが斬新なので、他のベビーと被らずおしゃれを楽しみたい方におすすめ。
<カーディガン付き半袖ロンパース>
- 長袖カーディガン&半袖ロンパースの2点セット
- ワンピースのような可愛いデザインとカラフルな色合いがキュート
- 19もの異なるデザインの中からお好みの物を選べます
ベビー服ブランド⑤:MIKIHOUSE(ミキハウス)
1971年に日本で創業した老舗キッズ・ベビー服ブランド「ミキハウス」。
カラフルで子供らしい可愛いデザインが特徴的で、デザイン性とクオリティは世界からも高い評価を受けています。
素材にこだわるママパパさんに特に人気がある通り、肌着やウェアは日本製の素材にこだわっているのもミキハウスらしいところ。
現在では服以外にも、おもちゃや絵本、シューズにおむつなど、ベビーグッズを多岐に渡って展開しています。
<マイクロファーマント>
- あったかわいいアニマルデザインの防寒マント
- 毛皮のようなしっとりした肌ざわりで、保温性の高いマイクロファー素材を使用
- 胸部分にもキュートなアップリケが付いてます
赤ちゃんのことを第一に考えたベビー服を贈ろう!
ベビー服はかわいいデザインが豊富なので、見ているだけでも顔がほころびますよね。おしゃれにこだりの強いママパパさんも多く、赤ちゃんと一緒にファッションを楽しむ傾向が強いようです。
忘れてはいけないのは、あくまで出産祝いとして贈るものだということ。自分本位で選ばず相手の好みに合わせるようにして、なにより赤ちゃんのデリケートな肌に安全なベビー服を選ぶようにしましょう。
また、1歳までは日ごとに大きく成長するため、この時期の服はすぐ着られなくなってしまいます。贈るなら長く使用してもらえる1歳以降に着る80サイズがおすすめ。同時に、季節も考慮して選ぶのがポイントです。
赤ちゃんが快適に過ごせて、かつみんなでおしゃれを楽しめるペビー服をプレゼントしてくださいね。
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