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新築祝いの贈り物の金額相場や渡すタイミングは?【タブーや熨斗など渡し方マナーを解説】

新築祝いの贈り方マナー!相場は?時期は?熨斗の書き方は?

✓新築祝いを贈るときに気を付けるマナーは?
✓新築祝いの相場はいくらくらい?
✓新築祝いって一戸建てのときだけ?マンションでも贈るの?

こんな疑問を解消します。

 

家を新築した方に新たな門出を祝って贈る『新築祝い』。新居を建てるのは一世一代の出来事ですから、心のこもったお祝いを贈りたいもの。

しかし、新築祝いを贈る機会はそうそう訪れないため、金額の相場やマナーが分からないという方も多いのではないでしょうか。知らないままでは失礼をしてしまう可能性も否定できません。相手に喜んでもらうためには配慮も大切にしたいですね。

 

このページでは、新築祝いを贈るタイミングや一般的な相場、お祝いとして相応しくないタブーとされているギフトなど、贈り方マナーをご紹介します。

新築祝いとは

新築祝いとは、住居や店舗を新たに建てたことを祝うもの。

家内安全や末永い繁栄を願い贈ることを目的としています。

 

新築というと戸建てをイメージされるかもしれませんが、新築であればマンションへの引っ越しも対象内。もし周りにマンションや戸建ての購入を予定している方がいるなら、新築かどうか事前に確認しておくことをおすすめします。

また、企業が店舗やオフィス、自社ビルを建てたときもこれに含まれます。

 

もっと分かりやすくすると、”新築の物件”への引っ越し全般を指すお祝いと覚えておくとよいでしょう。

 

中古物件の場合は「引っ越し祝い」になる

言葉のニュアンスが少し似ていることから、「引っ越し祝い」と迷われることがよくあります。

本来は物件の状態に関係なく引っ越しした方を祝うもので、新築祝いより広い意味として使われていました。最近はこの2つを区別するようになり、引っ越し祝いは”中古物件への引っ越し”の際に贈られるのが一般的です。

 

その他、自宅をリフォームした場合は「改築祝い」もしくは「増築祝い」。企業が別のオフィスに移るときは「移転祝い」となります。似てるお祝いが複数ありますので、間違えないようご注意ください。

 

新築祝いの関係性別の金額相場

新築祝いの相場は、普段どれだけ交流があるのかなど、贈る相手との関係性によって異なります。親しい友人や家族のように、関係性が近いほど相場は高くなるのが一般的です。

関係性 相場
両親・子供 約30,000~100,000円
兄弟・姉妹 約10,000~50,000円
親戚 約5,000~30,000円
友人 約5,000~30,000円
会社の上司・同僚 約5,000~10,000円

※あくまで一般的な相場であって目安に過ぎません

 

身内の相場はだいぶ幅広くなっていますが、これは贈る側の年齢などさまざまな事情に合わせる必要があるためです。兄弟なら基本的に、年上から年下に贈る場合の方が高めになります。

また、一口に友人や親戚といっても、距離感はさまざま。実際だと5,000円~10,000円前後が多いのですが、特に親しい友人・親戚であれば10,000円以上の贈り物をすることも珍しくありません。

 

注意して欲しいのは、高額であれば良いというわけではないということ。相場以上の高価な品は相手に気を遣わせたり、お返しの際は負担となってしまうことも……。特に関係性が近くない相手には、相場に合ったギフトや現金を贈った方がいいでしょう。

 

新築祝いの渡し方マナー|贈る時期・熨斗・包むお札について

せっかく新築祝いを贈ったとしても、渡し方が悪ければ相手の迷惑になってしまうこともあります。失礼な人という印象を与えてしまう恐れもあるので、渡し方のマナーもしっかり確認しておきたいところです。

 

新築祝いを渡すタイミング

新築祝いを渡すベストなタイミングは、招待されてる場合は「新居のお披露目の日」に手渡しします。他にも招待されてる人がいる場合は、なるべく参加者に見られないタイミングを見計らって渡すのがよいでしょう。

 

遠方に住んでいたり、都合が合わず訪問できなかった場合、もしくは招待されなかったりお披露目会をしない場合は、「新居が完成してから2ヶ月以内に持参するか、郵送する」のが好ましいとされています。

郵送で贈る際は、事前に送り状で新築祝いを郵送する旨を伝えておくのがスマートな渡し方です。事前に相手が受け取りやすい日時を確認しておくことも大切。

 

現金の場合は新札を包む

ギフトではなく現金を新築祝いとして渡す場合は、ご祝儀に包むお札は「新札」を用意するのが一般的なマナー。これは「この日のためにお祝いを用意しました」という気持ちを表すためです。

 

熨斗(のし)・水引きの選び方と書き方

新築祝いを贈るときには、ギフトなら熨斗紙を掛けて、現金なら祝儀袋(のし袋)に包みます。熨斗は種類がたくさんありますが、基本の構成はお祝いのシチュエーションごとにほぼ決まっていますので、ポイントさえ押さえておけば簡単です。

 

熨斗を選ぶ・書くときに気を付けるポイントは、主に「水引」「表書き」「名前」の3つ。

新築祝いでの基本の熨斗の書き方と選び方は下記を参考にしてください。

 

<新築祝いに使用する熨斗の書き方>

  • 水引の色・・・紅白
  • 水引きの本数・・・基本は5本、1万円以上なら7本
  • 結び方・・・蝶結び(意味:何度あっても嬉しいお祝い)
  • 表書き上段(のし上)・・・「新築御祝」「祝御新築」「御祝」
  • 表書き下段(のし下)・・・送り主の名前をフルネームで
    ※連名の場合は右から年齢・職位が上の方、夫婦の場合は右に男性・左に女性

熨斗を書く際は、筆か筆ペンの黒色を使い、楷書もしくは行書で書きます。

 

新築祝いで避けた方がいいタブー

新築祝いで選ぶギフトに決まりはありませんが、マナーとしてタブーだと言われているNGギフトはあります。最近は気にしない人も増えていますが、マナーを知らない人という印象を与えてしまうことも考えられます。相手の好みに合う場合、相手に希望された場合を除き、避けた方がいいでしょう。

 

■CASE1:火を連想させるももの

新居にとって最も避けたい災難は「火事」です。「火」を連想させるアイテムは、火事のイメージに繋がることから新築祝いには相応しくないとされています。

具体的には、ライター、灰皿、キャンドル、コンロ、ストーブ、お香など。また、「赤」も同様に火を連想できるため、赤い花や商品は避けた方がいいかもしれません。

 

■CASE2:壁に掛けるもの

正しくは「壁に穴をあける必要があるもの」です。絵画や掛け時計のような、せっかく建てた新居に穴を空けなければいけない贈り物は、あまり歓迎されないこともあります。

 

■CASE3:場所をとるもの

場所にゆとりのある新居といえど、「スペースをとる大きいサイズのもの」は迷惑になる可能性が高いです。相手からの希望なら問題ありませんが、好みのインテリアや部屋作りの邪魔になる贈り物は避けた方が無難。

具体的には、観葉植物、大型の家具、キッチンの収納スペースを圧迫するアイテムあどが挙げられます。

 

■CASE4:履物や刃物系など縁起の悪い品物も注意が必要

また、慶事には相応しくない縁起が悪いとされている品物もあります。

  • 刃物・・・「縁を切る」というイメージを与える
  • ハンカチ・・・漢字で「手巾=てぎれ」と書き、手切れを連想させる
  • 櫛(くし)・・・「苦」と「死」を連想させる
  • 日本茶・・・弔事の定番のため、慶事では避けた方が良い
  • 食器やグラス・・・割れ物であるため
  • 4・6・9の数字・・・「死」や「苦」を連想させる

この手のアイテムは、特に上司や先輩など目上の方にお祝いを贈る場合は、念のため避けた方がいいでしょう。

 

新築祝いはマナーに注意して気持ちよく受け取ってもらおう!

新築祝いは贈る機会が滅多にないことから、どうしていいのか分からないことも多いと思います。逆を言えば、受け取る側にとっても一生に一度のお祝いになる方が多いため、嫌な記憶にならないように配慮して贈りたいものですね。

 

新築なら戸建てでもマンションでも、店舗やビルでも新築祝いとなります。中古物件への転居は引っ越し祝いとなりますので、間違えないようご注意ください。

ギフトを贈る場合は「火を連想するもの」「壁に掛けるもの」などタブーとされている品物があります。しかし、お祝いは相手に喜んでもらうことが基本ですので、相手の好みや希望に沿うものであれば問題ありません。

 

親しき仲にも礼儀ありと言います。大人の常識として最低限のマナーは身につけて、相手の方が気持ちよくなる新築祝いを贈ってください。

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