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出産祝いを同僚や友人と連名で!マナー&おすすめプレゼント【相場は?熨斗の書き方は?】

✓出産祝いを友達(同僚)グループと連名で贈るときの相場は?
✓連名の出産祝いは何を贈ればいい?高価なものはダメ?
✓連名での正しい熨斗の書き方は?

こんな疑問を解消します。

 

出産祝いのプレゼントは、職場の同僚だったり友人グループだったり、みんなでお金を出し合って”連名”にして贈ることもありますよね。

お祝いは基本高価なものは控えるのがマナーとされていますが、連名にすることで少し豪華な贈り物が可能に。

でも、個人と連名では異なる点もあるため、品物選びやマナーが分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

 

このページでは、連名で出産祝いを贈る際のマナーやプレゼントの選び方についてご紹介します。

連名で出産祝いを贈るときの「熨斗(のし)」ルール

出産祝いをはじめとしたお祝いの品に掛けるのし紙ですが、人数によって記入の仕方が変わります。

お祝いしたい相手に失礼がないように、のしの書き方は注意してください。

 

とは言っても、水引や上段の表書きなど基本的なところは個人で贈るときと同じです。

個人と連名で異なるのは、下段の名前の書き方。以降で、ケース別の名前の書き方を確認していきましょう。

 

参考記事覚えておきたい熨斗紙の種類と書き方【シーン別の水引・のし・表書き一覧】
こちらの記事で、出産祝いの基本的な熨斗の書き方・選び方を解説してますので参考にしてください。

 

グループ3人以下で贈るのしルール

グループの人数が3名までの場合は、個人と同じように下段へ全員の氏名を書いてください。右位置が上位になるため、職位が上の方、目上の方から順に右から左へ記入していきます。

  • 職場の場合は役職や年齢が上の方から順に
  • 友人・知人の場合は年齢順やあいうえお順で構いません

 

グループ4人以上で贈るのしルール

4名以上になると人数が多いため全員の氏名は書きません。

グループが4人を超える場合は、代表者1名の氏名を中央に書き、その左側に「他一同(外一同)」と記入するのが一般的。

または、同じサークルや職場の場合は「〇〇課(部)一同」、全員でないときは「〇〇課(部)有志一同」などと書きます。

 

ただ、これだと誰が贈ってくれたのか分からないので、「別紙」に全員の氏名を書いて同封しておきましょう。この別紙がないと先方がお返しをするときに困ってしまうので、必ず入れてください。

 

別紙の書き方は――

半紙か和紙を横向きにして置き、上部中央に「御祝」と書き、その下に全員の名前と住所を縦書きで並べて記入します。

別紙も右位置上位の考えから、職場なら役職・年齢の順で、友人・知人なら年齢順かあいうえお順で右から左に記入。

 

夫婦連名で贈るのしルール

夫婦連名で贈る場合は、まず夫の氏名を中央にフルネームで記入します。その左側に妻の名前のみを記入するのが一般的。

または、姓を中央に書いて、夫婦の名前をバランスよく揃える書き方もあります。

 

夫婦別姓や姓が異なるカップルの場合は、2人の氏名を並べて記入しましょう。

 

連名で贈る出産祝いの相場

連名の出産祝いは、個人で用意するよりちょっと高額なプレゼントができるメリットがあります。そのため、一人当たりの相場は少なくなりますが、合計金額は個人で贈る場合の相場より少し高くなることが多いです。

相場は相手との関係性によって異なるもの。

 

■連名の出産祝い予算相場まとめ

関係性 一人当たりの金額 合計金額
友人 3000円~5000円 10000~30000円
会社関係 1000円~2000円 10000円~20000円
家族・親戚
  • 家族間で金額が決まってることが多いので、事前に確認しましょう
  • 自分の親より金額が高くならないようにする

※これはあくまで目安であり、人数や相手との付き合いの深さによって相場は変動します

 

豪華なプレゼントがしやすいとはいえ、渡す相手の負担にならない金額で選ぶよう配慮するのも大切。

また、お祝いの金額が少なすぎたり、金額がバラバラだとお返しの品物選びが大変になってしまいます。特に仕事関係の場合は、みんなの金額は同じにして、一人あたりの金額は1000円未満にならないようにしましょう。

 

出産祝いを連名で渡すときのマナーや注意点

出産祝いで大切なのは、お祝いしたいという気持ち。それと同時に、相手の”負担にならないように”プレゼントを選び、渡すことが求められます。

気持ち良く受け取ってもらうためには、マナーや注意点を守るのも必要なポイントです。

 

お祝い金額は多すぎても少なすぎても相手の負担になる

出産祝いを受け取った方は、基本的にお返しとして内祝いを贈るのがマナー。

この内祝いの相場は、受け取った品物や現金に対して3分の1から半額程度とされています。

 

赤ちゃんが産まれていろいろ物入りになってくる中で、いただいた出産祝いが高額過ぎるとお返しの負担がズシンと家計にのしかかってしまいます。

逆に金額が1000円以下という少額の場合、お返し選びが非常に手間であると同時に、金額によっては送料の方が高くついてしまうなんていう事態も・・・。

 

金額によってはお返しの方が負担になってしまうこともあり得ると認識しておきましょう。

 

相手の迷惑・負担にならない渡し方をする

退院後はどうしても育児で生活がバタバタいているもの。また、出産後のママさんは体力と抵抗力が落ちている状態でもあります。落ち着くまでにはそれなりに時間が必要です。

 

そんな慌ただしい時、まだ体力が戻ってない時に、連名者みんなで出産祝いを持参して訪問すると、かえって負担を掛けてしまうことも考えられます。

最近は宅配便で送る傾向にありますが、それでも直接手渡したい場合は、事前に先方の了承を得たうえで代表者に届けてもらいましょう。

 

自分が購入者になる場合は連名者に報告・確認をする

自分が購入者になった場合、連名者に相談・連絡なく好き勝手に品物を選んだり、いつ渡すかを伝えずに送ってしまうと、反感を買いトラブルに発展してしまうかもしれません。

せっかくのお祝い事に水を差す行為になりますので、何を買ったか、いつ相手に渡すのかはしっかり連名者全員に伝えておきましょう。

 

ただ、人数が多い場合に全員の意見を聞いていると、今度は購入する負担が大きくなってしまいます。

プレゼント選びについて相談するなら、あらかじめ複数の選択肢を用意しておき、その中からみんなに選んでもらったり意見を求めるやり方がおすすめ。

 

参考記事出産祝いの選び方とおすすめ人気アイテム【渡すタイミングや相場、贈り方のマナーも紹介】
こちらの記事で、出産祝いの基本的なマナーやプレゼントの選び方を解説していますので、困ってる方は参考にしてください。

出産祝いの選び方とおすすめ人気アイテム【渡すタイミングや相場、贈り方のマナーも紹介】

 

連名で贈ると喜ばれるおすすめの出産祝いギフト

連名になるとちょっと高価なプレゼントも可能になるため、個人で用意するより選択肢が増えますよね。ただ、その分なにを選べばいいのか迷ってしまう方も多いと思います。

ここからは連名で贈るときにおすすめの出産祝いをご紹介します。

 

ミキハウスのアニマル耳付きマイクロファーマント

かぶるととってもキュートになるアニマル耳付きのベビーマント。高級毛皮のようなしっとりなめらかな肌触りが特徴で、内側もやわらかな天竺素材を使用しています。

6ヶ月頃から2,3歳頃まで長期に渡って使えますので、ねんねの時期には膝掛けやおくるみとして、成長してきたらケープやマントとして手軽に羽織れる便利アイテムです。

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参考記事出産祝いに喜ばれるベビー服のおすすめ人気ブランド【サイズや注意点など選び方も解説】

こちらの記事で、出産祝いにベビー服を贈るときの注意点と人気ブランドをもっと詳しく紹介しています。

 

ティアティアの万能マザーズバッグ「soho」

ティアティアはファッション性が高く、育児がしやすいよう気配りされているマザーズバッグを多数取り扱うアメリカLA発のブランド。

こちらはリュックタイプでありながら、リッチな存在感のあるおしゃれママバッグです。機能性も良く、ポケットがたくさんあり、撥水性もあって丈夫で使い勝手の良いところも人気の理由。

おしゃれで育児に嬉しい機能が満載ですので、出産祝いの贈り物にピッタリです。

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今治タオル<白雲>でつくったバスローブ「雲の上の肌触り」

究極の肌触りを追求した今治めタオル「雲の上のタオル<白雲>」で製法した長袖タイプのバスローブ。まるで雲の上のような極上のリラックスタイムを過ごせます。

バスローブはリラックスできると同時に、育児の中でも非常に役立つアイテム。出産・育児に励むママさんへのご褒美アイテムにも、サポートアイテムにもなりますので、出産祝いにはピッタリです。

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マナーを守りながら気持ちを込めた連名の出産祝いを贈ろう

出産祝いは、自分個人でプレゼントを贈る場合と、友人や同僚と連名で贈る場合とでは気を付けるマナーが少し変わります。贈る人数によって異なるポイントもありますので、それぞれのケースに沿った準備が必要です。

 

また、個人より若干相場が上がるため、ちょっと高価な贈り物ができるのは連名のメリット。

購入者を任されて迷ってる場合は、みんなに相談して決めたり、リクエストを聞いてから候補を立てて選んでもらうといいでしょう。出産経験のある方が身近にいるなら、その方に相談するのもいいかもしれませんね。

 

マナーについていろいろ解説しましたが、祝福する気持ちが何より大切であることを忘れてはいけません。

是非、赤ちゃんの誕生を祝い、健やかな成長を願い、そして頑張るママさんを労う出産祝いにしてください。

 

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