12月

両親にお歳暮・お中元は必要?不要?【贈る贈らないの決め方とギフトの相場】

両親へのお歳暮は必要か?迷ったときの決め方

✓両親にお歳暮・お中元は必要?
✓贈るか贈らないかどうやって決める?
✓両親のお歳暮・お中元の相場は?

こんな悩みや疑問を解消します。

 

お歳暮やお中元は、日頃お世話になっている方に感謝の気持ちを伝える贈り物。務め先の上司や取引先、恩師、親戚や親しい友人に贈るのが一般的です。

そして、贈るべきか悩むのが実家の両親。身内には不要と考えてしまう方が多いかもしれません。でも、日頃から助けてもらっているのなら贈ることをおすすめします。

 

このページでは、両親にお歳暮やお中元は必要かどうかをお話しつつ、必要な場合のギフトの相場もご紹介します。

 

実家の両親にもお歳暮やお中元は必要?

お歳暮とお中元は、日頃お世話になっている方に感謝の気持ちを伝える贈り物のこと。お中元は半年間の感謝と下半期の健康を気遣ったもので、お歳暮は1年を通した感謝と来年の挨拶を伝えるためのものです。

なので、贈らなければいけないという決まりはなくても、両親にお歳暮・お中元を贈る方は多いようです。一方で、両親には贈らないケースも少なくありません。

 

両親に贈る人の理由と贈らない人の理由

両親にお歳暮・お中元を贈る人の理由

  • とりあえず贈っている
  • 普段助けてもらっているお礼
  • 親がしきたりやマナーに厳しいから
  • 遠方に住んでいてなかなか会えないから
  • いつも子供の面倒を見てもらっているから

など

両親にお歳暮・お中元を贈らない人の理由

  • お歳暮(お中元)を贈る習慣がない
  • 近くに住んでいて普段からプレゼントしたり食事に誘ってるから
  • 誕生日・母の日・父の日のような記念日にプレゼントをあげてるから
  • 一度贈ったら「いらない」と言われた

など

地域の習慣、両親と会う頻度、両親や自分の考え方など、どちらにも様々な理由があるので一概にどちらが正しいとは言い切れません。

迷っているなら贈ることをおすすめします。少しでも感謝したい気持ちがあるなら贈ってみましょう。普段は素直に感謝を伝えられずにいる方にとっても良い機会となります。逆に普段から感謝の気持ちを伝えているのなら、わざわざ贈る必要はないかもしれません。

 

両親にお歳暮(お中元)を贈るか迷ったときに試してみること

お歳暮(お中元)を両親に「贈ろうか」「止めておこうか」…なかなか決められずにいる方は以下の方法を試してみてください。

 

両親の反応を見るために1回試しに贈ってみる

両親のお歳暮(お中元)に対する反応を見るためにも、とりあえず1回試しに贈ってみるのも一つの考え方。来年以降も継続して贈るか、もしくは今回限りにするかは両親の反応を見てから。

両親がとても喜んでいて、あなた自身が来年も贈りたいと思ったのなら、今後もお歳暮(お中元)を継続するのが良いでしょう。

逆に「気を遣わなくてもいいよ」「来年はもういいからね」など、「いらない」という反応が返ってきたなら来年以降は不要で良いかと。

ちなみに、結婚していて夫もしくは妻の両親にも贈る場合は、ちゃんとパートナーに相談してから贈るようにしましょう。

 

両親に直接聞いてみる

両親に直接聞いてみるのが一番手っ取り早いです。

とは言え、直接聞くのは気が引けてしまう方もいるかもしれません。その場合は、実家や地元にお歳暮のしきたりや慣習があるのかだけでも聞いてみてください。

もしくは、両親が祖父母にお歳暮を贈っているのかを聞いてみるのも良いかと。両親が贈っているのなら、それに習って贈っておくのが無難です。贈っていないのならあまり気にしなくても良いでしょう。

 

兄弟姉妹・ご主人・奥様に聞いてみる

社会人や結婚している兄弟姉妹に相談してみてはいかがでしょうか。既にお歳暮・お中元を経験している身内のアドバイスなら確実と言えます。

ご兄弟が毎年贈っているなら合わせて贈るようにして、贈っていないのならその理由をたずねて、必要かどうかをあなた自身で判断してください。贈っていなくても何の不満も出ていないのなら、贈らなくても問題は無いかと。

 

ちなみに義理の両親の場合は、やはり配偶者のご主人や奥様に要相談です。必要そうならしっかり贈り、必要なさそうならお正月にでも手土産を持参して挨拶に出向くようにすれば良いでしょう。

 

両親に贈るお歳暮・お中元の相場は?

お歳暮やお中元を贈る場合に気になるのがギフトの相場。

最近だと3000円~5000円程度がお歳暮・お中元の一般的な相場。

高すぎず安過ぎない丁度良い範囲がこのくらいの金額となります。

 

また、贈る人の年齢によって以下のように相場は変わります。

  • 20代、30代・・・3,000円~4,000円
  • 40代・・・4,000円~5,000円
  • 50代以上・・・5,000円~

このくらいの金額で贈り物を選ばれている方が多いようです。でも、あくまでお歳暮・お中元で大切なのは感謝の気持ちを伝えること。あまり金額に拘らなくてもいいかもしれません。

 

お歳暮の時期やマナーなど基礎知識はこちらの記事をご覧ください▼

お歳暮の時期はいつからいつまで?相場は?【お歳暮の基礎知識とマナー】

 

お歳暮を両親に贈るかはあなたの気持ち次第

お歳暮やお中元は両親に贈らなければいけないという決まりはありません。贈るも贈らないもあなたの自由です。ご実家が伝統・風習・しきたり・形式を重んじているわけでもないのなら、はっきり言ってどちらでも構いません。

日頃から感謝の気持ちを伝えていて、誕生日・母の日・父の日など、記念日によくプレゼントを贈っているなら不要かもしれません。すでに十分感謝の気持ちはご両親に伝わっているはず。

逆に普段感謝の気持ちを伝えられずにいる方にとっては、感謝を伝えられる絶好の機会となります。少しでもその気持ちがあるのなら贈ることをおすすめします。

日本の古き良き風習であるお歳暮とお中元。迷われているならとりあえず一回だけでもご両親に贈ってみてはいかがでしょうか。どんな反応が返ってくるかは分かりませんが、自分が贈ったお歳暮・お中元で喜んでもらえるのはやはり嬉しいものです。

 

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