
✓贈るか贈らないかどうやって決める?
✓両親のお歳暮・お中元の相場は?
こんな悩みや疑問を解消します。
お歳暮とお中元は、日頃お世話になってる方へ感謝の気持ちを伝える贈り物。子供の頃はたいして深く考える必要ななかったのですが、大人になると否が応でも向き合わなければいけなくなります。
上司や同僚、親戚、友人に贈られる方が多いようです。問題なのは実家の両親にはお歳暮は必要なのかどうか。肉親にお歳暮やお中元を贈るべきか迷われてる方は多いのではないでしょうか。
このページでは、両親に対してお歳暮やお中元は必要なのかどうか、贈る場合の注意点についてご紹介します。
このページの目次
お歳暮やお中元は実家の両親にも贈る必要ある?
お歳暮(お中元)は、日頃お世話になってる方へ「感謝」と「挨拶」を伝える贈り物という意味があります。お中元は半年間の、お歳暮は1年を通した感謝と挨拶を込めて贈るもの。
まず、両親にお歳暮・お中元を贈るという決まりがあるわけではありません。
ただ、日々家族のために頑張っている両親にお歳暮を贈る方は多いようです。一方で贈らないという方も少なくありません。
贈る派・贈らない派の双方の理由はちら▼
両親にお歳暮・お中元を贈る人の理由
とりあえず贈っている
親がしきたりやマナーに厳しいから
遠方に住んでいてなかなか会えないから
いつも子供の面倒を見てもらっているから
両親にお歳暮・お中元を贈らない人の理由
お歳暮(お中元)を贈る習慣がないから
近くに住んでいて普段からプレゼントしたり食事にも誘ってるから
誕生日・母の日・父の日のような記念日にプレゼントをあげてるから
一度贈ったら「いらない」と言われた
地域の習慣、両親と会う頻度、両親や自分の考え方など、どちらにも様々な理由があるため一概にどちらが正しいとは言い切れません。
迷った時は贈っておくのが無難。少しでも気持ちがあるなら贈ってみてはいかがでしょうか。
普段は素直に「ありがとう」を言えずにいる方にとっても、感謝を伝える良い機会となります。逆に普段から感謝の気持ちを伝えているのなら、わざわざ贈る必要はないかもしれません。
両親にお歳暮・お中元を贈るか迷ったときに試してみること
両親へのお歳暮・お中元が必要なのか迷っていて、「贈ろうか」「やっぱり止めておこうか」となかなか決められずにいる方も多いことでしょう。
両親の反応を見るため試しに1回贈ってみる
お歳暮やお中元を贈ろうか迷っているのなら、両親の反応を見るためにも、とりあえず一回試しに贈ってみましょう。
来年以降も継続して贈るか、今回限りにするかは、両親の反応を見てからでも遅くはありませんよ。
両親がとても喜んでいて、その様子を見てあなたが来年も贈りたいと感じたなら、今後もお歳暮(お中元)を継続してみては?
逆に「そんな気を遣わなくてもいいよ」「来年はもういいからね」など、お歳暮・お中元は「いらない」という反応が返ってきたならやめればいいんです。
ちなみに、結婚していて夫もしくは妻の両親にも贈る場合は、ちゃんとパートナーに相談してから贈るようにしましょう。
両親に直接聞いてみる
ずっと悩まれているのなら、もういっそ両親に直接聞いてみるのも一つの手。とは言え、「お歳暮いる?いらない?」と直接質問するのは気が引けてしまうかもしれません。
その場合は、実家や地域にお歳暮のしきたり・慣習があるのかだけでも聞いてみましょう。これだけでも知っておくと、後々の面倒事やトラブルを未然に回避しやすくなります。
もしくは、両親に祖父母へお歳暮を贈っているのかを聞いてみるのもいいですね。両親がそれほどお歳暮やお中元のような伝統・形式を重んじていないのなら、あまり気にする必要はないでしょう。
兄弟姉妹・ご主人・奥様に聞いてみる
社会人や結婚している兄弟姉妹がいるのなら、その方たちに相談してアドバイスを貰ってみては?
既にお歳暮・お中元を経験している身内に相談してみるのが一番手っ取り早いです。
ご兄弟が毎年贈っているのなら、合わせて贈った方が良いです。
贈っていないのならその理由をたずねて、必要かどうかを判断してください。贈っていなくても何の不満も出ていないのなら、贈らなくても問題は無いでしょう。
自分の両親ではなく義理の両親の場合は、やはり配偶者のご主人や奥様の力を借りてください。なんなら探りを入れてもらい、必要そうなら贈って、必要なさそうならお正月に手土産を持参してみてはいかがでしょうか。
両親へのお歳暮・お中元の相場は?
両親にお歳暮を贈る場合、贈り物の相場が気になるところ。
近年の傾向ではだいたい3,000円~5,000円くらいがお歳暮・お中元としては一般的な相場。
高すぎない低すぎない丁度良いラインが理想。
また、相場は贈る側の年齢によって金額は変わります。
年代別のお歳暮・お中元の相場
- 20代、30代・・・3,000円~4,000円
- 40代・・・4,000円~5,000円
- 50代以上・・・5,000円~
あくまで目安ではありますが、このくらいの金額から贈り物を選ばれてる方が多いようです。これなら家計の負担はそこそこ抑えられる上に、選べる品物の種類もたくさんあります。
しかし、あくまでお歳暮・お中元で大切なのは、感謝の気持ちを伝えること。なので、あまり金額に拘らなくてもいいかもしれません。
お歳暮の時期やマナーなど基礎知識はこちらの記事をご覧ください▼
お歳暮の時期はいつからいつまで?相場は?【お歳暮の基礎知識とマナー】
お歳暮を両親に贈るかはあなたの気持ち次第
お歳暮やお中元は両親に贈るという決まりはありません。贈るも贈らないもあなたの判断次第。ご実家が伝統・風習・しきたり・形式を重んじる家柄ではないのなら、はっきり言ってどちらでも構いません。
ただ、感謝の気持ちを伝える良い機会ではあるので、少しでもその気持ちがあるなら素直に贈ってみるのもいいでしょうね。
日頃から感謝の気持ちを伝えていて、誕生日・母の日・父の日など、記念日によくプレゼントを贈っているならなおさら贈る贈らないは自由です。すでに十分感謝の気持ちはご両親に伝わっていると思います。
逆に普段感謝の気持ちを伝えられずにいる方にとっては、感謝の気持ちを伝えられる絶好の機会。
日本の古き良き風習であるお歳暮とお中元。迷われているならとりあえず一回だけでもご両親に贈ってみてはいかがでしょうか?両親の反応でいろいろ見えてくるものがありますよ。
どんな反応が返ってくるかは分かりませんが、自分が贈ったお歳暮・お中元で喜んでもらえるのはやはり嬉しいものです。
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