3月 4月

卒園式・卒業式の父親の正しい服装マナー【礼服とビジネススーツどっち?】

卒園・卒業式での父親の正しい服装マナー

✓卒業式の父親の正しい服装は?
✓普段仕事に着ていくスーツでいいの?
✓入学式も卒業式と同じ服装で大丈夫?

このような疑問を解消します。

 

この春、お子さんがめでたく卒業を迎えるお父さん方、卒園・卒業式に着ていく服の準備はできているでしょうか。

何かと悩まされることが多い卒業式の服装選び。礼服とビジネススーツどちらが正しいのか。シャツの色に決まりはあるのか。他にどのような服装マナーがあるのか。さらに、卒業式のすぐ後に控えている入学式は、卒業式と同じ服装でいいのかも気になるところです。

 

このページでは、父親の卒園・卒業式での正しい服装マナー、その後の入学式との違いについて分かりやすく解説します。

 

卒業式の服装はビジネススーツ?礼服スーツ?

子供の卒園・卒業式に出席する際、父親の服装はスーツで行くのが基本的なマナーです。そこで気になるのが、

  • 礼服スーツ
  • ビジネススーツ

どちらを着て行くのが正しいのかではないでしょうか。

 

結論から言うと、一般的には会社に着ていくビジネススーツが正解。

卒業式は正式な式典とはいえ、礼服で参加するお父さんはあまり見掛けません。一般の保護者でブラックフォーマルに白ネクタイというのはレアケースです。

学校からそのような指定でもない限り、一般の保護者が礼服を着ていく必要はなく、普段仕事に着ていくビジネススーツで全く問題ありません。

 

礼服を着るのは先生や来賓の方

卒業式に礼服を着用する人が全くいないというわけではありません。主に学校の先生方、来賓、卒業式で挨拶をする保護者代表、PTA会長なら礼服を着ることはあります。

そのため、卒業式に礼服を着ていくと、「学校の先生かな?」なんて勘違いされてしまうかもしれません。

卒業式の父親の服装は普通のビジネススーツで大丈夫です。むしろ礼服を着て行くと少し浮いてしまうので、普段着ているスーツで出席するようにしましょう。

 

卒業式で失敗しない父親の正しい服装

次に、卒業式に相応しい父親の服装について解説します。

まず何より大事なポイントは、子供たちより絶対に目立たないこと。

保護者の服装は無難であることが一番です。卒業式の主役は誰なのかを決して忘れないでください。

 

スーツ

スーツは普段使用してるビジネススーツを着ていくのが一般的。基本はお持ちのスーツで出席していただいて大丈夫です。

気になる点としては”スーツの形と色”ですね。

ポイント1:スーツの形

形はシングルが主流ですが、ダブルでも特に問題ありません。

ポイント2:スーツの色

色はダーク系のネイビー(紺)かグレーがベスト。

黒も定番の色ではあるものの、礼服と同じように見られてしまうかもしれません。もし色を黒にするのなら、先生や来賓の方と被らないようにストライプ柄のモノを選ぶようにしましょう。

現時点でスーツをお持ちでない場合は、1着だけでも良いので用意しておくことをおすすめします。スタンダードなスーツはこれから先も何かと着る機会があるので持っていると役立ちます。

ダーク系のネイビーかグレーのシングルスーツがおすすめ。ポケットチーフはあると華やかになるアイテムですが、これはあってもなくてもどちらでも構いません。

 

ワイシャツ

この色がダメという決まりはありませんが、なるべく濃い色は避けた方がいいです。

ワイシャツは「無地の白色」が基本。このタイプが圧倒的に着ている人が多いので、服装選びに不安のある方には特におすすめ。こちらも様々なシーンで重宝することになるので、最低でも一枚は持っておきたいところ。

無地の白以外だと、清潔感のある薄い青色のシャツを着ている人もよく見かけます。

 

注意点としては、白シャツは汚れが目立つというデメリットがあるこをお忘れなきように。ひさびさに着る方は事前に汚れ・黄ばみがないかをしっかりチェックしておきましょう。

柄に関してはあまり主張の激しくないもの。同系色のストライプ程度の柄なら問題ありません。

清潔感のあるコーディネイトを心掛けてください。

 

ネクタイ

子供とはいえ正式な式典となるので、ネクタイの色は「シルバー」がおすすめ。白は先生や来賓の方が着用するので、一般の保護者の方は白以外の色を選ぶのが無難です。

シルバーを持っていない場合は、無理にシルバーを用意する必要はありません。ブルー系やワインレッドのような落ち着きのある色なら全然大丈夫です。他には薄いピンクや紫色も人気のカラー。

卒業式はお祝いの場なので、暗くなり過ぎない色を選ぶことも大切です。

柄は当然派手なのはNG。派手でなければだいたい大丈夫です。細いストライプや小さなドットはよく見かけます。

 

靴下

靴下もビジネス用のもので問題ありません。色は黒、ネイビー、グレーが無難なところ。スーツの色や柄に合わせるのが一番です。

くるぶしソックスのようなカジュアルな靴下は相応しくありません。このような式典での靴下は長めが基本。くるぶしから15センチ程度は長さのあるものが望ましいです。なるべく足首の肌を見せないようにするのがマナーとなります。

 

靴下はスーツに隠れるため軽視されがちですが、歩いてるときや座った状態だと意外と目立ちます。適当に履いて来てしまうと、恥ずかしい思いをすることもあるので気を付けてください。

 

靴はもちろん「革靴」が基本。こちらも普段履いているビジネス用の革靴で問題ありません。色は黒か茶色が一般的です。普段使っているものを履けばいいので靴選び自体は特に気にすることはありません。

ひとつだけ注意して欲しいのは靴の汚れ。靴の汚れは意外と目立ちます。靴が汚れてるだけで全体の印象が悪くなってしまうので、前日のうちにしっかり磨いて綺麗にしておきましょう。

 

靴を含む卒業式の服装は、「目立たない」と「清涼感」を心掛けてください。

 

入学式は卒業式の恰好と同じで大丈夫

卒園式・卒業式が終わるとすぐに入学式がやってきます。そこでも服装をどうすべきか悩まれているかもしれませんが、男性の入学式の服装は卒業式と同じ服装で構いません。

母親の場合は、

  • 卒業式は黒やグレーのような落ち着いた色合いの服装
  • 入学式は明るくて華やかな色合いの服装

このようにするのが良いと言われています。

しかし、男性の場合はどちらもダークトーンが基本のカラーです。あえて差をつける必要はなく、そのまま同じでも全く問題ありませんよ。

 

差をつけたいならさりげなく

それでも卒業式とは何かしら違いを出したいときは、さりげなく変えるのが良いでしょう。シャツやYシャツや靴下の色・柄を工夫するだけで印象はだいぶ変わります。

卒業式と差をつける入学式のコーディネートポイント

・ネクタイは母親のコーデに合わせて、卒業式は紺やワインレッドなど落ち着いた色、入学式は水色のような爽やかな色。

・Yシャツは卒業式は白、入学式は薄めのカラーシャツ。

・ポケットチーフを入れる

卒業式はシックに、入学式は少し明るめを意識するるのがポイント。

 

おしゃれに拘るあまり、目立ちすぎてしまう服装にならないように注意してください。

子供の邪魔をしない、品を損ねないことが大切。服装に不安があるなら、奥様に相談・確認してもらうのが最も安心で確実です。むしろ勝手におかしな事をやってしまうと、後でお叱りを受ける羽目になるので気を付けてください。

 

父親の卒業式の恰好は目立ちすぎない品のある服装で!

最後にもう一度服装マナーの大事なポイントをおさらいをしておきましょう。

  • 礼服ではなく普段のビジネススーツでOK
  • スーツの形はシングルで、色はダーク系のメイビーかグレーがベスト
  • ワイシャツは白か薄い青、柄はスタライプ程度なら問題ナシ
  • ネクタイはシルバー・ブルー系・ワインレッド・薄いピンク・紫がおすすめ
  • 靴下の色はスーツに合わせて、丈は15センチ以上のものを選ぶ
  • 靴は黒か茶の革靴。前日に磨いて汚れを残さない
  • 入学式は卒業式と同じ服装でOK

卒園・卒業式における父親の服装選びで心掛けたいポイントは、「子供たちより目立たない」「品のある」「清潔感」を守ることです。記念すべき子供の卒業式だからといって、頑張りすぎてしまうのは危険。あくまで主役はお子さんであることをお忘れなく。

お子さんの晴れ舞台を邪魔するような目立ち過ぎる服装は避けて、品を感じられる落ち着きのある服装を心掛けましょう。

服装は一歩引きつつもビシっと決めて卒業式に参列したいものです。家族みんなでお子さんの卒業式をお祝いしてあげてください。

 

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