9月

十五夜とは?2020年はいつ?【中秋の名月との違いは何か】

十五夜の意味や由来、中秋の名月との違い

✓十五夜ってどんな日?
✓2020年の十五夜はいつ?
✓十五夜と中秋の名月って同じもの?なにか違うの?

こんな疑問を解消します。

 

空気が澄んでいる秋は、月がはっきり、美しく見える時期。秋の月といえば『十五夜』という伝統行事が思い出されます。

ススキを飾り、お団子をお供えし、月を愛でる日本の良き風習。

でも、そもそも十五夜とはどんな意味がある日なのでしょうか?”中秋の名月”という言葉もよく耳にしますが、十五夜と何が違うのでしょうか?

 

今回は、十五夜の意味や由来、中秋の名月との違いについてお話します。

十五夜とは|中秋の名月とは何が違うの?

十五夜の意味と由来。中秋の名月との違い

十五夜は9月頃にある行事で、「中秋の名月」とも呼ばれる日本の秋の風物詩……というイメージが強いと思われます。

 

しかし、本来の十五夜とは、満月の夜のことを表し、「旧暦の”毎月”15日(新暦9月中旬頃)」の夜を指します。

つまり、十五夜とは9月頃にある中秋の名月に限らず、毎月15日を十五夜と呼んでいたのです。

旧暦8月15日は中秋の名月、旧暦の毎月15日は十五夜、こう覚えておくと分かりやすいと思います。

 

月というのは、新月から満月、そして満月から新月…という巡りを繰り返していますよね。旧暦は、そんな月の満ち欠けで1ヶ月を定めていました。

十五夜という名前は、新月から満月になるまで約15日間かかり、15回の夜を迎えることが由来です。

 

しかし、現在では中秋の名月と呼ばれる旧暦8月15日の夜のことを、十五夜と呼ぶのが一般的ですよね。

なぜ十五夜は秋の風物詩となったのでしょうか?

 

中秋の名月(旧暦8月15日)とは

中秋の名月とは、旧暦8月15日の夜に出る月のこと。

現在だと十五夜と言えば、この中秋の名月を指すのが一般的。

 

中秋(ちゅうしゅう)とは

秋の真ん中の日を指します。

旧暦における秋は、7月・8月・9月。このちょうど真ん中である8月15日を中秋の名月とし、月を愛でるようになりました。

 

毎月ある十五夜の中でなぜ旧暦8月15日だけが有名になったのかについては諸説ありますが。

POINT

秋は空気が澄み渡り、空もはっきり見えるため、1年の中で特に月が美しく見えるからです。

月の高度では春も同様に見上げやすい時期ですが、天気の良さは断然秋。

 

季節的にお月見をするのにピッタリだったことが、秋=十五夜として定着し、月を愛でる習慣が継続されてきたのかもしれません。

 

十五夜の由来(歴史)

月は太陽と同じく、古くから日本人の信仰対象とされてきました。月を愛でる風習は縄文時代からあったそうです。

十五夜で月を愛でる風習は、中国の唐時代から始まった中秋節に由来します。

中秋節は家族団らんのための行事で、正月に匹敵する大イベント。

 

この風習が平安時代には日本にも伝わると、貴族の間で広がります。

月を愛でながら和歌を詠み、酒を酌み交わすなど、風流な催しが開かれていたそうです。貴族のお月見は、月を直接眺めるのではなく、水面や盃の酒に映る月を愛でる雅なものでした。

 

その後、お月見にお供えの風習が加わり、江戸時代には庶民も広く十五夜を楽しむようになります。

貴族が行っていた雅なものではなく、秋の収穫への感謝と豊作を祈願するお祭り(収穫祭・初穂祭)の意味合いが大きかったようです。

 

中秋の名月(十五夜)はいつ?

中秋の名月(十五夜)はいつ?

新暦はそのまま使うと旧暦よりおよそ1ヶ月ほど季節が早くなってしまうため、通常のカレンダーだと旧暦の日にちよりほぼ1ヶ月遅くなります。

中秋の名月(十五夜)は旧暦の8月15日。これは、現在のカレンダーの9月中旬ごろ。

 

毎年9月15日だと思ってる方も多いかもしれませんが、十五夜は年によって日にちは異なります。

  • 2018年 ⇨ 9月24日(月)
  • 2019年 ⇨ 9月13日(金)
  • 2020年 ⇨ 10月1日(木)
  • 2021年 ⇨ 9月21日(火)
  • 2022年 ⇨ 9月10日(土)
  • 2023年 ⇨ 9月29日(金)

POINT

今年、2020年の中秋の名月(十五夜)は「10月1日(木)」。

ちなみに、満月は翌日の10月2日です。

 

月の満ち欠けを基準にしていた旧暦に対して、新暦は太陽の動きが基準。1ヶ月が約29日の旧暦を、1ヶ月が30日か31日の現在の新暦に直すとズレが生じるため、年によって日にちが変わってしまうのです。

 

中秋の名月(十五夜)は必ずしも満月とは限らない

中秋の名月、十五夜といえば満月をイメージされるかもしれませんが、実は必ずしも十五夜当日と満月が重なるとは限りません。

新月から満月になる月の周期というのは、だいたい14日~16日と一定ではなく、暦と微妙にズレてしまうからです。

 

月が地球を周回する軌道は楕円形。地球に近いときはスピードが速くなり、遠くなればスピードは遅くなります。

そのため、中秋の名月より前に満月が来ることもあれば、名月の後に満月なんてこともありえるわけです。

 

十五夜は月の軌道が判明した現在においても、旧暦15日に行うことを最優先しています。

そのため、実は中秋の名月と満月が一致することは少ないのです。

 

十五夜には何をする?楽しみ方は?

十五夜の楽しみ方・過ごし方

十五夜の醍醐味といえば「お月見」

月を観賞できる場所に「月見台」を用意して、団子やススキをお供えします。秋の収穫に感謝する風習でもあるため、里芋や栗、ブドウなど収穫物をお供えすることも多いです。

MEMO

十五夜のお供え物は「お団子」「ススキ」「秋の収穫物」

 

この日は、時間が合えば家族や恋人と一緒にじっくり月を眺められたら素敵ですね。

月やお供え物を眺められる場所で食事や晩酌を楽しんで、お月見が終わったらデザートにお供えしていた月見団子をパクリ。

 

せっかくなら、お子様と一緒にお月見飾りを作ったり、お月見団子も手作りしてみてはいかがでしょうか?

十五夜にまつわる童話を聞かせてあげるのもいいかもしれません。

また、地域によっては独自の十五夜にまつわる風習が残ってるところもあるので、参加してみるのも楽しそうです。

 

今年の十五夜には中秋の名月を眺めよう

日本の良き伝統文化である十五夜。古くから月を愛し、信仰対象としてきた日本人だからこそ、現在も大切にされているのかもしれません。

 

そんな十五夜、現在では中秋の名月として秋の風物詩となっていますが、本来は毎月の旧暦15日の夜を指す行事だったんです。

僕は秋だけの行事だと思っていたので、少し驚きました。

 

秋の十五夜である中秋の名月は、一年の中で最も月が美しくなるといわれています。

家族や友人と食事やお酒を楽しむなど、思い思いに秋の美しいお月さまを観賞してみてはいかがでしょうか。

 

十五夜やお月見の記事は下記にまとめてありますので参考にしてください。

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