
✓お参りと撮影は一緒にやらないとダメ?
✓「前撮り」「当日撮影」「後撮り」で一番良いのは?
こんな疑問を解消します。
七五三は子供の成長を祝う記念となる大切な行事。我が子のかわいい晴れ姿を写真に残したいと考えている親御さんも多いはず。
七五三の撮影は1年中予約を受け付けている写真館も多く、撮影は「前撮り」「当日撮影」「後撮り」の3つのタイミングがあります。どの時期に撮影すれば良いか分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
このページでは、七五三の写真撮影の時期について、「前撮り」「当日撮影」「後撮り」の3シーズンに分けて、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
このページの目次
七五三の撮影シーズンはいつからいつまで?
七五三の正式な日にちは「11月15日」。だいたいその2週間前後の休日・吉日に参拝する方が多いようです。一般的には10月~12月が七五三のお参りシーズンとされています。
七五三の写真撮影は、お参り当日に合わせて行うケースに加えて、近頃はお参りとは別日に写真撮影するケースも増加傾向にあります。
この時期は神社だけではなく、写真スタジオや着物レンタルも混雑は必至です。その混雑を避けるため、お参りは期間中に行い、写真撮影は「前撮り」「後撮り」にするご家庭が増えています
- 前撮り:お参り当日より前に別日で撮影
- 当日撮影:お参りを行う同日に撮影
- 後撮り:お参り当日より後に別日で撮影
この3つのタイミングの中だと現在は「前撮り」が主流です。
前撮り・後撮りの時期
前撮り・後撮りそれぞれの時期は以下の通り▼
- 前撮り期間:お参り前の4月~10月頃
- 後撮り期間:お参りが終わった12月~翌年2月頃(1年中受け付けてるスタジオもある)
七五三の前撮りのメリットとデメリット
現在の主流となっているのが前撮りです。前撮りの時期はだいたい4月~10月頃(写真スタジオによって変わる)。七五三の参拝前に写真撮影を行い、その後の10月から12月までの期間に参拝するのが人気のパターンです。
利用者が多いことから現在のニーズにマッチしていることが分かります。でも、一方で前撮りならではのデメリットもあるので見ていきましょう。
前撮りを利用するメリット
前撮りは4月から10月までと期間は長め。混雑を回避しやすく、予約を取りやすい時期なのがメリットです。万が一お子さんが体調を崩したとしても、撮影日を変更しやすいという利点もあります。ゆっくり落ち着いて撮影を楽しみたい方には特におすすめ。
さらに、お得に写真スタジオを利用できるのも大きなメリット。前撮りはキャンペーンや特典を実施しているスタジオが多く、そのうえ休日以外なら平日割サービスも受けられます。
狙い目は利用者が少ない4月~6月頃。
- 「混雑なし」
- 「料金が安い」
- 「豊富なキャンペーン&特典」
- 「選べる衣装も豊富」
- 「日焼けの心配無し」
このように多くの恩恵にあやかれます。
参拝前に着物を着せることによって、着物に慣れておけるというのもポイント。着物は着慣れていないとぐずってしまうこともあるので、前撮りの段階で慣れさせておくと七五三の参拝がスムーズに進められます。
前撮りを利用するデメリット
3歳は精神的にまだまだ幼い年頃。しかも、数え年の場合は2歳なので、慣れない着物と撮影で泣き出したり、ぐずってしまうお子さんも少なくありません。
また、撮影とお参りまで長いと半年も開きがあります。この時期の子供は月齢での成長が早いため、撮影した時とお参りする日で見た目の印象が大分変わっていることも。七五三当日の姿を残しておきたい方にとってはデメリットになるかもしれません。
また、梅雨明け後の7月・8月は日差しが強くなる季節。プールや外遊びで真っ黒に日焼けする子も多いため、日焼けした肌と衣装が合わなくなってしまうことも考えられます。
七五三の当日撮影のメリット&デメリット
七五三のお参りをする当日、一緒に写真撮影も行うのが「当日撮影(同日撮影)」。現在の前撮りが主流となる以前までは、七五三といえば参拝と写真撮影を同じ日に行うのが一般的でした。
当日撮影のメリット
お参りと写真撮影を分けて別日に行うと、2日間のスケジュールを組む必要があります。夫婦が共働きであったり、祖父母も参加を希望している場合、スケジュール調整が上手くいかないことも。
当日撮影ならお参りと撮影を1日で済ませられるので、忙しいご家庭にとってはメリットと言えます。
前撮りのデメリット、期間が空いたときの成長による顔つき・体格の変化の心配もありません。七五三を迎えたそのままの姿を写真に残せます。
また、七五三シーズンは気候の良い過ごしやすい時期なので、夏ほど着物の負担はありません。秋らしい風情ある写真も撮影できるでしょう。
当日撮影のデメリット
神社でのお参りと写真撮影を同日に行うため、1日のスケジュールが過密になりバタバタしがち。子供は疲れてぐずってしまったり、親も予定をこなすのに必死で落ち着けず、誰も楽しめない七五三となってしまうことも。
特にお子さんは慣れないことの連続なので、疲れてしまうのは当然です。お気に入りのおやつや玩具を持ち歩くようにして、機嫌を損ねないように気を配ってあげてください。
七五三の後撮りのメリット&デメリット
最近は「後撮り」を利用されるご家庭も増加中。後撮りはだいたい12月~翌年2月頃に撮影することが多いようです。そのため、七五三シーズン後も引き続きキャンペーンを行っているスタジオが増えています。
後撮りを利用するメリット
後撮りの1番のメリットはスタジオが空いていること。前撮り以上に希望されるお客が少ないので、予約が取りやすいです。
七五三のオフシーズンで利用者が激減するため、混雑はほぼありません。同日撮影のように次の予定を気にする必要がなく、写真撮影をじっくり楽しむことができます。
料金はサービスが充実している前撮りの方がお得なケースが多いです。でも、最近は七五三シーズン後もキャンペーンが続いていたり、後撮りプランを用意してるスタジオも増えています。通常よりはお得に利用できるでしょう。
また、前撮りの日差しが強い時期だと、参拝から撮影までの間に日焼けしてしまうこともあります。後撮りならたとえ夏に多少日焼けしたとしても、12月頃には日焼けも落ち着いているので、万全な状態で撮影が可能です。
子供のイヤイヤ期が少し落ちついてくる頃でもあります。撮影をスムーズに行いたいなら後撮りが最もおすすめです。
後撮りを利用するデメリット
時期が真冬なだけに風邪などの体調不良が心配。体調不良で撮影を延期しなければならない場合もあります。キャンペーン期間が短いスタジオだと、振替に余裕が無いこともあるので一応チェックしておいてください。
七五三で撮影した写真データは、年賀状に利用する方も多いです。でも、後撮りだと写真の仕上がりが間に合わないことも考えられます。年賀状に使用を考えている場合は、年末ギリギリにならないようにスケジュールを調整しましょう。
また、七五三の後になると、親子共々七五三の気分が抜けていることも。着物に対する新鮮味は薄れているかもしれません。撮影のためにまた着物やドレスを着させられて、テンションが下がってしまう子供もいます。
我が子の七五三の晴れ姿を最高の形で写真に残そう!
七五三は子供が主役の行事であると同時に、親にとっても子供の成長をお祝いできる大切な行事。記念として撮影した写真は一生の思い出となります。
七五三のシーズンは10月~12月頃。写真撮影に関しては「当日撮影」の他に、撮影だけお参り前の別日に行う「前撮り」、撮影だけお参り後の別日に行う「後撮り」の3パターンあります。
前撮りなら早いところで4月から始まり、後撮りも2月頃までとほぼ1年を通して予約可能(スタジオにもよる)です。日程は子供の成長とご家庭の事情に合わせて柔軟に選びましょう
撮影方法ごとのメリット・デメリットを確認して、準備をしっかり行い、最高の思い出となる七五三の写真を撮ってください。
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