ストレス

ネガティブばかりじゃない!ストレスも使い方次第で人生を豊かにする原動力になる

こんにちは、ワチイツキです。

現代人は仕事でもプライベートでも様々なストレスにさらされています。

ストレスを発散せずに溜め続けると心身の健康を壊してしまうため、「ストレスをなくしたい」と思ってる人も多いでしょう。

ですが、残念ながら完全に無くすことはまず不可能ですし、そもそもストレスは必ずしも「悪」というわけではありません。

ネガティブなイメージが先行してますが、人生のステップアップに繋がるメリットもあるんですよ。

そこで今回は、ストレスが人生にとって必要である理由についてお伝えしようと思います。

 

ネガティブなイメージが強いストレス

私たちが今生きてる現代社会は、よくストレス社会なんて言われますよね。

事実、「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、全体の約6割 (58.3%)の労働者が「仕事で強いストレスや精神的疲労を感じている」と答えています。

また、それ以外の人たちはストレスを感じてないというわけではなく、中には忙しすぎて、過酷な環境過ぎて、本人がストレスに気づいてないケースもあるんです。

みなさんはストレスにどんなイメージを持ってますか?

  • やる気がなくなる
  • 食欲がなくなる
  • 眠れなくなる

さらに悪いイメージだと、

  • うつ病
  • 自律神経失調症

このようなネガティブなイメージが浮かびやすいですよね。

体や心の健康に被害をもたらす悪者という響きが強い。

ストレスによって健康に不調をきたしたり、疾患につながってしまう人も少なくないので、そのイメージが強くなるのも頷けます。

しかし、ストレスは本当にデメリットしかないのでしょうか?

 

そもそもストレスって何?

「ストレスって何」と聞かれて答えられます?

ちょっと困りますよね。

医学から生まれた用語だと予想してたんですが、調べてみるとストレスってそもそもは工学用語だったんです。

物質に何か力が加わった時に生じる変化やひずみのことを指す用語。

ゴムボールを強く握ったり指で押すと凹みますよね。これがストレスです。また、この場合はボールを凹ました力をストレッサーと言います。ストレッサーとはストレスの原因になる外部刺激。

もっと簡単に一言で説明すると、対象が刺激を受けたときの変化・反応です。なので、変化にはストレスはつきものということ。

つまりどういうことかと言うと、変化には良い面と悪い面があるのと同じで、ストレスにも良いことはあるんです。

例えば、耐性を作るという面ですね。

 

社会からストレスを完全に排除したらどうなる?

私たちはストレスフリーな社会を理想として求めがちだけど、ストレスを完全に無くすことは不可能だし、そもそもストレスが全く無い社会というのもかなり危険

ストレスは排除しなければいけない絶対悪と捉えてる人も少なくないと思います。

ですが、ストレスは生きてくうえで無くてはならないものでもあったりするんですよ。

 

ちょっと極端な話をしますね。

ストレスが全く無いということは、その人が外部刺激を全く受けていないということと同じ。

刺激がなければ耐性は生まれません。気温の変化、仕事環境の変化、人間関係の変化、それらの変化に対して体と心が対応し辛くなってしまいます。

免疫力も低下するかもしれません。その場合、感染症やアレルギー、疾患発症のリスクも高まるでしょうね。

 

また、ストレスになりうる外部刺激を遮断した環境で過ごすと、人間はどうなるのかという実験・研究もいくつかあるんです。

それらの結果によると、

  • 簡単な計算問題すら困難
  • 体温調節機能が低下
  • 幻覚や幻聴
  • 暗示にかかりやすくなる

体と精神のバランスが崩れてしまい、このような支障が出たらしいです。怖っ・・・。

このことからも分かるように、人生には適度なストレスは必要なんですよ。

 

ストレスのメリットも知っておこう

ストレスって、程度が過剰でなければ、むしろ緊張感と集中力を高めてくれるから普段以上のパフォーマンスを発揮できます。

納期や期限が迫ってプレッシャーを感じてから作業がどんどん進んだ経験ありません?

適度なストレスって原動力に変わったり、自分を強くしてくれることもあるんです。

筋トレとか受験勉強なんて正にそれですよね。

 

目標や夢に向かって新しいことにチャレンジすることにもストレスが発生します。

ですが、目標を定めたり自分に縛りを設ける適度なストレスは、脳を活性化させるため、良い結果を導き出せる可能性を高めます。

ストレスを上手く利用すれば自分の成長速度を上げることもできるはず。

逆に言うと「良いストレス」が少ないと、人生を豊かにするのは難しいのかもしれません。ストレスがあるのは生きてる証拠とも言える。

 

それに、外部刺激に対する変化と反応をストレスと呼ぶのなら、元気をもらったり、勇気付けられたり、やる気を出させてくれることもストレスと言えます。

こうした「良いストレス」を成長に繋げていくことが大切なんです。

とは言っても、あらゆるストレスを受け入れるのは土台無理な話ですし、全てをプラスの思考に変えたり上手に利用するのも難しい。

だからこそ、ストレス解消法は多くの人に求められていますし、必要なことでもあるんでしょう。

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ストレス解消法を探してる人はよければこちらの記事を参考にしてください。

 

まとめ

ネガティブなイメージが強いストレスですが、受け止め方・使い方によってはメリットにもなりえます。

もちろん、過度なストレスは避けるべきです。溜め過ぎも健康を壊すので日頃から発散するのは大切なこと。資本である体を壊してしまったら何もできませんからね。

ただ、ストレスの悪い面しか見ないのはもったいないです。

上手に利用できればパフォーマンスの向上が望めるうえ、人生を豊かにするための原動力にもなりえます。用は何でも使い方次第ということ

なので、ストレスとは上手く付き合うよう心掛けて、ネガティブも利用してプラスに変えてしまいましょう。

おわり。

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