
✓最低限なにを用意しておけば安心?
✓あると便利な家具は?
このような疑問を解消します。
大学への進学や就職をきっかけに一人暮らしを始める人は多いです。そして、新生活を始めるにあたって必要となってくるのが家具。
でも、中には一人暮らしにはあまり使わない家具もあるので、最初は本当に必要な家具だけを揃えるようにした方が安心です。その他の家具は必要に応じて足していくことをおすすめします。
とは言っても、「どんな家具を用意すればいいのか分からない」…そんな方もいるかもしれません。
そこで今回は、最初に揃えておくべき本当に必要な家具と、あったら暮らしに役立つ便利な家具をご紹介します。
このページの目次
一人暮らしで失敗しない家具選びのコツ
一人暮らしの新生活に向けて、購入する家具をリストアップすると思います。しかし、実家で使っていた家具を全て揃えるのは危ないかもしれません。
当然部屋のスペースと予算には限りがあります。一人暮らし用のお部屋サイズは、ワンルームか1K、もしくは1DKくらいが一般的。ベッドを一つ置くだけでかなりのスペースが奪われます。あれもこれも欲しい家具を揃えていたら費用だってとんでもない額に。
それに、人によりけりですが、生活してみると意外と使わない家具も出てくるもの。ソファを買っても結局床に直接座っていたり、タンスを買ったけどクローゼットとカラーボックスで十分だったり。
なので、まずは最低限必要な家具から揃えていくのがおすすめ。無いと生活が不便になる家具から優先して選びましょう。その他の家具は必要に応じて足していけば大丈夫です。
また、家具選びで大切なのは「どんな部屋にしたいか」「生活スタイルに合っているか」。家具選びをする前にイメージしておくと、何が必要で何が不要なのかも見えやすくなりますよ。
一人暮らしの新生活に必須の家具リスト
まずは、これさえ揃えておけば安心!と言える”最低限”必要な家具をリストアップしてみました。一人暮らしに欠かせない家具は意外と少なく、必要度の高いものは以下の3つです。
POINT
- ベッド・寝具:約30,000円程度から
- カーテン:約5,000円程度から
- テーブル:約3,000円程度から
ベッド・寝具
引っ越し初日から必要になるのがベッドや布団といった寝具。敷き布団、掛け布団、シーツ、枕は最低限必要です。ベッドにするか布団にするかは、お部屋の広さやご好みに合わせて選んでください。
一人暮らし用のベッドなら「シングル(幅100cm)」か「セミダブル(幅120cm)」が最適。一般的なシングルなら3万~5万円が相場。折り畳み式なら1万円~2万円程度でも購入可能です。
また、ベッドは通常のすのこや脚付きマットレス意外にも、以下のようにいろいろな種類があります。
- 収納機能も兼ね備えた「引き出し式収納ベッド」や「跳ね上げ式ベッド」
- 視覚的に部屋を広く見せられる「フロアベッド」
- 生活感を無くせる「ソッファベッド」
ご自身のライフスタイルを切り口にするのも一つの選び方です。
ちなみに、ベッドは最も大きい家具なので、レイアウトするときは一番最初に置く場所を決めましょう。
カーテン
防犯面・室温調整の観点からカーテンも必須。カーテンがないと外から部屋の中が丸見えになるので、なるべく引っ越し初日から取り付けたいアイテムです。デザインや色は、お部屋のインテリアや好みに合わせて選んでください。
注意点としては、購入前に窓・窓枠・カーテンレールのサイズは忘れずに測っておきましょう。
一人暮らしには「防犯対策+遮光・遮熱」として、遮光カーテンとミラーレースカーテンの2つがおすすめ。
価格はデザイン・サイズ・機能によってさまざま。一般的には、一窓あたりだいたい5千円~1万円が相場。抗菌・UVカットなど高機能なカーテンだと価格もそれなりに上がります。
テーブル
食事はもちろん、勉強や仕事などさまざまな用途で必要となるのがテーブル。どんな使い方をするかイメージして、ライフスタイルに最適な種類・サイズのものを選びましょう。
相場はタイプやサイズによってまちまちですが、一般的には1万円以下が相場。安いものな2千~3千円程度でも購入できます。
簡単に移動できるローテーブルにすれば、スペースを確保しやすくお部屋を広々使えます。模様替えや布団を敷くときなどささっと移動できるので、軽いローテーブルは一人暮らしにおすすめです。
あまり移動させないのであれば、大きいテーブルもダイニングテーブルや作業台など、さまざまな用途で役立つので便利です。
あると便利なお役立ちの家具リスト【人によっては必需品】
次に、人によっては欠かせなかったり、必需品ではないけどあったら便利な家具をご紹介します。
POINT
- タンス:約10,000円程度から
- ソファ:約20,000円程度から
- テレビ台:約10,000円程度から
- スタンドミラー:約3,000円程度から
一通り必要なものを揃え終えたら、予算やお部屋のスペース、インテリアとも相談して必要な家具を足していくのも新生活の楽しみですよ。
収納家具(タンス・衣装ケース・食器棚など)
必要に応じて各種収納家具も用意した方がいいでしょう。
洋服や小物の収納に関しては、少量であればクローゼットやベッド下の収納スペース、あとはカラーボックスがあれば十分収納可能です。そのため、十分足りているのであればわざわざ用意する必要はありません。
しかし、それのみでは収まらない量の洋服をお持ちの場合は、タンスや衣装ケースが必要になることもあります。また、キッチンに食器の収納スペースがない場合は食器棚があると便利です。
相場は小さいタンスなら8千円~1万5千円程度。食器棚は安いものなら5千円以下の価格で購入可能です。ちなみに、カラーボックスも安いものなら2千円以下で買えますよ。
ソファ
ソファは5~7畳の一人暮らし用の間取りだとむしろ邪魔。生活同線の確保が難しくなるので基本的には不要。はっきり言って無くても不自由はしません。
ベッドでも代用が効くため必須ではないのですが、それでも欲しいという方にはソファベッドが最もおすすめです。
ペッドもソファも欲しい方は、背の低いベッドを選べばソファがあっても空間の抜けは作れるので、部屋を広く見せることは可能。一人用のソファも充実していますよ。
ソファの相場は低価格なら2万円程度。通常の価格帯だと3万~5万円程度。品質やデザインにこだわると10万円以上はザラです。ただ、一人用のソファなら1万円以下、座椅子なら5千円以下でも購入できます。
ソファは値段よりお部屋全体のバランスが大事なので、どうしても欲しい方は部屋の広さとインテリアに合わせて選びましょう。
テレビ台
テレビをお持ちの方は一緒にテレビ台が必要。シンプルなものなら1万円以下で購入可能です。
一人暮らしなら背の低いロータイプがおすすめ。高過ぎると目線が合わなくてしんどくなります。背の低いタイプなら目線がちょうど良い位置になり、同時に部屋を広く見せる効果もあります。
テレビ台は意外と失敗しやすい家具なので選ぶ際は事前チェックは必須。
- テレビのサイズと合ってるか
- どの程度の収納力を求めるか
- 他の家具と調和が取れているか
- 設置スペースに問題ないか
勢いで買ってしまうと後悔することもあるので、事前にサイズと用途はしっかり確認しておきましょう。
全身鏡・スタンドミラー
スタンドミラーは無くても不自由しません。洗面所のミラーでチェックするだけで十分なら不要です。
ただ、出勤前やお出掛け前に上から下まで全身をしっかりチェックしたい方には必要でしょう。実際、服選びや身だしなみをチェックしたいとき、全身を写せる姿見があると便利です。
相場の目安は大体3千円~1万円程度。立て掛けタイプやキャスター付きタイプなど、機能・デザインの種類が豊富なので、お部屋の雰囲気に合うものを選びましょう。
狭い部屋で使うのであれば、スペースの邪魔にならない「ドア掛けミラー」もおすすめです。
家具を「レンタル」するという選択肢
新生活に必要・役立つ家具を紹介しましたが、それでも家具の購入には不安や心配がつきもの。実際に使ってみないと分からない事もあります。また、短期の単身赴任や引っ越しが多い方の場合、いちいち購入・処分するのは大変。
そんな時は「家具・家電レンタルサービス」もひとつの選択肢としておすすめ。
家具や家電は購入するものと考えているかもしれませんが、家具(家電)をレンタルできるサービスも存在します。
学生・新社会人の一人暮らしや単身赴任、期間限定の滞在者、引っ越しが多い人、購入するかは使用感を確かめてからにしたい人にとってメリットが大きいサービスです。
もっと詳しく家具のレンタルについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください▼
「家具・家電レンタルおすすめサービス厳選4社【失敗しない選び方のポイントも解説】」
まずは本当に必要な家具から揃えていこう!
一人暮らしの新生活を始めるにあたって、気に入った家具を置いて自分好みの部屋にしていくのは楽しいですよね。しかし、中には必要だと思って買ったにも関わらず、あまり使わず邪魔になってしまう家具もあります。
新生活にはさまざまな物が必要です。家具の他にも家電や日用品、それから家賃や食費などの出費もかさむので、自分の新生活には何が本当に必要なのかをチェックしておきましょう。
まずはどんな部屋にしたいかをイメージして、「これは欠かせない!」という最低限必要な家具から揃えていくのがおすすめ。
なにも一度に全ての家具を揃える必要はありません。生活していく中で必要だと感じたら、その都度足していけばいいんです。購入に迷っているなら家具・家電レンタルサービスを利用して使用感を試してみるのも一つの方法ですよ。
ライフスタイルや住まいに最適な家具選びをして、快適な一人暮らしの生活を送ってください。
一人暮らしに役立つ情報は下記にまとめてあるのでご参考にしてください