
✓濡れた靴を放置するとどうなるの?
✓濡れた靴を早く乾かす方法は?
こんな疑問や悩みを解消します。
不測の雨はもちろん、たとえ傘を差していたとしても、靴の中までびしょびしょに濡れてしまうことはよくありますよね。
濡れたままの靴を履くのはかなり不快。次の日も履くつもりだった場合は本当に困ってしまいます。そのまま放置すると靴の寿命まで縮めてしまうので、濡れた靴はできるだけ早く乾かしたいものです。
そこで今回は、濡れた靴を乾かす方法を紹介すると同時に、濡れたまま放置するとどうなるのかについてもお話します。
このページの目次
濡れた靴を早く乾かす6つの方法
濡れた靴を次の日も履きたくて早く乾かしたい場合は、一手間掛けることによって乾くスピードをUP!させることが可能。短時間で乾かす方法を、スピードが速い順番でいくつかご紹介します。
コインランドリーの靴専用の洗濯機・乾燥機を利用する
お住まいの近くにコインランドリーがあるのなら、靴専用洗濯乾燥機を置いてあるかもしれません。靴専用の洗濯機と乾燥機を使えば、手間をかけずに、新品同様に綺麗に洗えて、短時間で乾かせます。
洗浄+乾燥でだいたい40分。乾燥だけなら20分が目安。完全に乾かしたいならもう少し長い時間掛けてもいいでしょう。ただし、洗えない靴もありますので、使用前に必ず確認してください。
ちなみに、家庭用の靴乾燥機も販売されているので、今後の事も考えてそちらの購入を検討してみるのもいいかもしれません。
洗濯機の脱水機能を使う
実は、靴は家庭用洗濯機で脱水することができます。全ての靴が対応してるわけではなく、革靴やハイヒールは使用NGですが、布地のスニーカーなら問題なく乾燥にかけられるんです。
手順
- 洗濯機が壊れないようにブラシを使って小石や汚れを落とす
- 中敷きを外す
- 靴を片足ずつタオルにくるむ
- 洗濯ネットに入れる
- 脱水コースにかける(2~3分程度)
- 状態を見ながらさらに乾かす
洗濯ネットを使わないと、庫内や靴を傷めてしまう可能性があるので、なるべく使うようにしてください。
こたつに入れる
寒い時期限定になりますが、こたつを持ってるなら中に入れておくだけで乾燥できます。
汚れと水気をタオルで拭き取って、こたつの中に新聞紙を敷いて、その上に濡れた靴を置いて放置。湿度が上がってしまうので、たまに空気を入れ替えてください。
ドライヤーで温める
ご自宅で手早く乾かしたい場合は、ドライヤーを使うと乾きが早くなります。完全に乾かすのはさすがに時間がかかりますし、長時間ドライヤーの熱風をあてると剥がれや変形を引き起こす可能性があるので、あくまで中を温める程度でOK。
温かくなったらいつも通り干すだけ。革靴には向きませんが、スニーカーや運動靴ならこれだけでかなり乾くスピードがはやくなります。
カイロを使う
もしご自宅にあるならですが、カイロを使うのも非常におすすめ。用意するのは使い捨てカイロ一つで、何度も交換する必要がないので、手間なく濡れた靴を早く乾かすことができます。
やり方は簡単で、①片足に一つずつカイロを入れて、②あとは乾くまで放置するだけ。
カイロは水分に反応して熱を発するするので、湿った靴に入れると勝手に発熱を始め、次の日には問題なく乾いていますよ。カイロが余っているのでしたら、是非試してみてください。
新聞紙(又はキッチンペーパー)を詰める
最後に紹介するのは、水分を吸水する作用を持つ新聞紙を活用した方法。やり方が簡単なうえに、他と違ってどんな種類の靴にも使える方法ですので、とりあえずこの乾かし方だけでも知っておくと大分助かります。
やり方は、①濡れた靴をタオルで拭き、②丸めた新聞紙をなるべく隙間なく詰めるだけ。
さらに、以下のような工夫を凝らすことによって、もっと早く乾燥させることができます。
POINT
- 押しながら詰めていくと新聞紙が靴の内側全体に触れやすくなる
- 新聞紙の吸水量には限界があるので、濡れ具合に応じて交換する(目安は30分程度)
- つま先を上にして靴を立たせるように干す
新聞紙がない場合は、同じく吸水性に優れているキッチンペーパーで代用できます。間違ってもトイレットペーパーは詰めないように気を付けて。水に溶ける性質があるので、かなり悲惨な事態を招きます。
靴を塗れたまま放置するとどうなる?
雨や突然のトラブルで靴を濡らしてしまったとき、濡れたまま玄関に放置して自然乾燥させていませんか?乾燥までに時間が掛かる濡れ方をしてる場合、それでは靴の寿命を短くしてしまう可能性があります。
具体的にどんなトラブルを招く恐れがあるのかを以下にまとめました。
POINT
- 雨染みがつく
- 臭くなる
- 型崩れ
- カビが生える
- ヒビ割れ(革靴)
このようなトラブルの可能性があり、靴の劣化を早めてしまいます。
靴が部分的に濡れると、その部分が水分を吸収することで色が変色してしまい、濡れてる部分と濡れてない部分で色のムラが出てしまいます。この雨染みはクリーナーや靴クリームを用いた通常のケアでは治すことが難しいため、放置して雨染みがつくのは非常に厄介なのです。
さらに、変形して型崩れを起こしたり、革靴の表面がヒビ割れてしまうこともあります。
また、靴の種類に関わらず、濡れた状態・生乾き状態が続くと、雑菌が繁殖して嫌な臭いを発生することに・・・。その臭いは靴から玄関にしみつくことになり、不快な臭いが充満する空間が作られてしまうのです。
カビの原因にもなりますので、大事な靴を長持ちさせるためにも、濡れた靴は放置せずしっかりお手入れしておきましょう。
濡れた靴は素早く乾燥させるのが長持ちのコツ
どんなに注意していたとしても靴が濡れてしまうことはよくあるのですが、靴のお手入れって怠ってしまうことが多いんですよね。朝には自然に乾いてるだろうと放置しがち。
しかし、濡れたまま放置していると、雨染みがついたり、不快な臭いを発するなど、様々なトラブルを引き起こします。臭いやシミが目立つようになってからだと、元通りにするのはかなり大変です。
後になって後悔しないためにも、靴が濡れてしまった時は素早く乾燥させることが大切。お気に入りの靴なら尚の事しっかりお手入れしておくべきです。それが靴を長持ちさせるコツになります。
しっかり乾かすポイントは、温かい場所、湿気が少ない場所、風通しが良い場所。早く乾かしたい場合は、新聞紙やカイロ、乾燥機を使った方法が有効です。
次の日も気持ちよく出かけるために足元のケアを大切にしていきましょう。