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11月3日「文化の日」とはどんな祝日?【意味や由来、関連イベントを紹介】

文化の日とは|意味や由来、11月3日に制定された理由

✓文化の日ってどんな祝日?
✓どうして11月3日?
✓この日は何をするの?イベントは?

このような疑問を解消します。

 

紅葉が見頃を迎える11月、その初旬には国民の祝日の一つ『文化の日』があります。

この時期あたりに文化祭や学園祭を開催している学校も多いですよね。

ただ、具体的に何をする日なのか、どうして「文化」なのか、その由来や意味を知らない方は多いのではないでしょうか?

 

今回は、文化の日の意味・由来、どんなイベント・催しが行われているのかをご紹介します。

文化の日はいつ?

POINT

毎年”11月3日”は、国民の祝日「文化の日」です。

年によって日にちが変わる事はなく、毎年同じ日に訪れる固定祝日のため覚えやすいと思われます。

 

ハッピーマンデー制度の対象である「敬老の日」や「スポーツの日」は、日程が「第〇月曜日」と決まっているため毎年連休となります。

しかし、文化の日は毎年固定された日程。そのため、毎年必ずしも連休になるとは限りません。

 

文化の日は「11月3日」という日にちが重んじられているからこそ。その理由は以降の文化の日の由来でお話します。

 

文化の日とは|意味と由来

文化の日とは?意味と由来を解説

「文化の日」は国が定めた国民の祝日の一つ。

「自由と平和を愛し、文化をすすめる」

を趣旨として定められました。

 

文化を”すすめる”というのは、「文化を進展する」「文化を国民に勧める」の2つの意味が含まれているようです。

後で詳しくご紹介しますが、この日には毎年皇居で授与式が行われる「文化勲章」をはじめ、さまざまな行事やイベントが開かれています。

 

11月3日に制定され、名称が「文化の日」となった由来

11月3日というのは、日本国憲法が公布された日(1946年・昭和21年)です。日本国憲法が平和と文化を重視していることから、この日を「文化」の日として祝日に定めました。

 

実はそれ以前まで、11月3日は「明治節」という祝日だったんです。

 

明治節とは

明治節とは、明治天皇の誕生日に制定された祝日。

 

戦前は、ときの天皇の誕生日を祝う祝日として「天長節」が設けられており、明治天皇在位中は11月3日が天長節でした。

明治天皇が崩御し大正天皇がご即位すると、天長節は大正天皇の誕生日に変わり、11月3日は先代の天皇が崩御した日を祭る「先帝祭」という祭日に変更。

 

そのため、大正天皇が崩御すると明治天皇に関係する祝日・祭日はなくなってしまったんです。

しかし、近代日本の礎を築いた明治天皇の偉業を後世に残すため、国民の間で明治天皇の誕生日を祝日にすべきと請願運動が始まりました。

 

それを受け、1927年(昭和2年)に11月3日を「明治節」として祝日に定められました。

 

戦後に「文化の日」が誕生

ところが、敗戦後の1947年(昭和22年)、当時日本を占領していたGHQによって明治節は廃止へ。

日本の弱体化を狙っていたGHQは、天皇の権威、国民との繋がりを少しでも削ぎたかったのでしょう。

明治節が廃止された後、日本国憲法が明治節に併せて11月3日に公布されました。

明治天皇の誕生日を何とか残したい当時の政府は、公布日を「憲法記念日」にしようと動きますが、GHQがそれに強く反対

 

結果、憲法記念日は公布日ではなく、施行日の5月3日に。

GHQはそのかわりとして「憲法記念日以外の記念日ならOK」と提案。お墨付きを得たのかは分かりませんが、そのことで11月3日を「文化の日」と定めて祝日が残されました。

 

文化の日の関連イベント・行事

文化の日に関連する行事・イベントを紹介

「自由と平和を愛し、文化をすすめる」文化の日では、さまざまな文科系の行事やイベントが行われています。

 

■文化勲章授与式

文化の日を代表する行事。芸術や学術など文化の発展や向上にめざましい功績を残した人に授与される勲章です。文化の日である11月3日に皇居で行われ、受賞者は天皇陛下が直接手渡す形で授与されます。


■美術館や博物館など各無料イベント

全国各地の美術館や博物館の中には、文化の日に合わせて入館料を無料にしているところがたくさんあります。普段は有料の施設が無料公開してる可能性が高く、芸術・文化に触れやすい日ですので、せっかくならご利用してみてはいかがでしょうか。また、催し物を開催してる施設も多いです。


■芸術祭や学校の文化祭

開催日は多少前後しますが、文化の日あたりの時期に各学校で文化祭や学園祭が開催されることが多いです。同様に各地で芸術祭が開催されており、代表的なところでは文化庁主催の芸術祭もこの時期に企画されています。映画や演劇分野でのイベントも盛んですので、好きな方は一度チェックしてみるといいでしょう。

 

文化の日には日本の多彩な文化に触れてみよう

文化の日にはこのような由来と意味がありました。

時の天皇陛下の誕生日であり、日本国憲法が公布された日でもあり、文化の日として定められる以前から特別な意味合いのある日だったんですね。

明治時代までは「天長節」、昭和初期には「明治節」、そして現在は「文化の日」。

 

ちなみに、文化の日は「晴れの特異点」としても知られており、「晴れ」「晴天」の出現確立が高いそうです。

 

文化の日には、各地で美術館や博物館が無料で公開されてるところもあるので、普段あまり芸術には縁がない方も、せっかくの機会ですので利用してみてはいかがでしょうか?

さまざまな文化に触れることで、新たな発見、良き出会いがあるかもしれませんよ。

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