こんにちは、ワチイツキです。
このブログ内では度々、現代はストレス社会だと述べてきました。ストレスを全く感じずに生活できる人はいないのではないでしょうか。
しかし、その中でも、ストレスによって心身の健康を壊す人もいれば、逆に打ち勝っちゃう人もいるんですよね。
同じ環境に身を置いていたとしても、ストレスの感じやすさは人によって大きな差があることも事実。
では、この差はいったい何なんでしょうか?
この記事では、ストレスに強い人・弱い人のそれぞれの特徴を説明すると共に、どうしたら耐性力を高めることが出来るのかについてお伝えします。
ストレスへの耐性力は人によって差がある
同じ職場や集団の中にいても、ストレスを感じてる人もいれば、あまりストレスを感じてない人がいますよね。
「私はこんなに辛くて苦しいのに、何であの人は楽しそうなんだろう?」
そんなこと思ったことありません?
ストレスをどう感じるかは、起こった出来事を当人が「どう受け止めるか」によるところが大きい。
何かにチャレンジして失敗した時、人の反応って大きく分けると二通りになると思うんです。
- 失敗を糧にして積極的に成長に繋げようとする
- 失敗を汚点として受け止めて落ち込んだり自己否定する
もっと簡単に分けると、物事をポジティブに捉えるか、またはネガティブに捉えるか。
ストレスを強く感じやすいのは明らかに後者ですよね。
また、環境の変化に対しても、ストレスを感じる人とそうでない人がいます。
職場の変化、人間関係の変化、生活環境の変化など、自分を取り巻く環境が変化したことによって。それに対して強いストレスを感じる人は少なくないです。
でも、そういう人がいる反面、そうした変化を不安に感じるどころか、ワクワク楽しめてる人がいるんですよね。
これは、ストレスを感じやすい人からすれば理解し難い反応。もちろんその逆も然り。
では、その違いはどこにあるのでしょうか?気になります。
ストレスに「強い人」と「弱い人」の違い
物事の「受け止め方」や「捉え方」は、それを受けた当人の性格や環境によって全く違います。
ストレスに対する両者の思考や行動などの反応は真逆と言ってもいいです。
その違いを見てみましょう。
ストレスに強い人
まずは、ストレスに強そうな人の特徴を少しあげてみます。
ポイント
- 自信満々
- チャレンジ精神旺盛
- 変化を楽しめる
- 良くも悪くもマイペースを貫ける
- おおらか
- 気持ちの切り替えが早い
- 失敗を成長・成功に繋がるチャンスだと捉えてる
- 人に頼る術を知ってる
- 心の拠り所がある
あくまで私がストレスに強い人を見て感じた特徴なので絶対ではないですけど、こういう人たちは精神面がタフに見えます。
そして何より、「自己肯定感が強い人」ではないでしょうか。
この特徴がある人って、失敗したときにくよくよ悩んだり後悔するよりも、“何事も経験”だとしてプラスに変えようとする思考を持ってる事が多いです。
あと、「受け流す」のも上手いんですよね。「こういう日もあるさ」「まあいいか」と受け流していつまでも引きずらない。
ストレスに弱い人
では、逆にストレスに弱い人にはどんな特徴があるんでしょうか?
ポイント
- 自分に自身がない
- 他人の視線に敏感
- 起こった出来事を否定的・脅威に感じてしまう
- 変化を嫌う
- 責任感が強くて問題を一人で抱え込んでしまう
- 未来や過去に囚われて「今」を疎かにしてる
- 完璧主義で自分に厳しい
- よく他人を批判する
- 寝不足
個人的にストレスに弱い人に感じた特徴はこんな感じです。この内の半分以上は少し前の自分を思い返して出てきたもの。
ストレスに強い人は自己肯定感が強いのなら、逆に「自己否定感の強い人」がストレスに弱いと言えます。
私自身のケースだと、失敗や挫折をいつまでもズルズル引きずっていました。気持ちを切り替えるのが下手で、「自分はダメな人間だ・・・」とすぐに否定に入ってしまいます。その結果、何に対しても及び腰になってしまったんです。
それと、日本の教育システムによる影響もあると思うんですが、自己評価よりも他者評価を気にしすぎる人が日本人には多いように感じます。
自分の存在価値を他人の評価に委ねてるんです。
本来はどちらも大切なんだけど、他者の視線を気にするあまり失敗への拒否感・恐怖感が強くなり、一度失敗でもしたら自己否定にまで陥ってしまいます。
とてつもないストレスが掛かってるでしょうね。
ストレスに強い人になりたい!
ストレスに強い人と弱い人がいるのは分かりました。
では、どうしたらストレスに強い人になれるのか。ストレスの耐性力を高めることができるのか。
重要なのはコレですよね。
もちろん、性格なんて簡単に変えられるもではありません。これまでの人生経験によって少しずつ形成されてきたものですからね。
でも、環境や考え方を少し変えるぐらいなら誰にでもできます。
例えば、
ポイント
- ありのままの自分を認める
- 自分に適したストレス解消法を複数持つ
- 気軽に相談できる存在を持つ
- 小さな成功経験を積み重ねる
- 心の支えになる本や映画を持つ
- 没頭できる趣味を持つ
とかです。
ただし、一つの対処法に頼り切るのは少し危険。
だって、ストレスになる原因は一つではありません。ある事では効果があった方法でも、別の事では上手く対処できなかったことがよくあります。
なので、対処方法の幅を広げることも大切。「何事も経験」だと前向きに考えていろいろ試してみるのも良いですよ。心の拠り所は、困難に耐えうるメンタルの強さも養ってくれます。
あと、他者の評価を蔑ろにしろとは言いませんが、自己評価の優先度を少しだけ高めてみるのも一つの方法。
もちろん自己評価が強すぎると過大評価を招く恐れもあるので、そのバランスには注意する必要はありますけどね。
いろいろな経験を積み重ねていくこと、思考を少し変えてみることが、ストレス耐性の強化に繋がります。
まとめ
ストレスには強い人と弱い人がいます。この二極化は数年前よりも顕著になってるようにも思えます。
でも、現在はストレスに弱いとしても、ストレスに強い人になることは全然可能ですからね。むしろ、強くなり過ぎてしまうかも。
なんてったって「経験」がありますから。
ストレス自体の経験、乗り越えた経験、それがあるとないとで後の成長に大きな差が生まれる可能性もあります。ストレスに対する耐性力、容量、処理能力、さらには危機察知能力とか。
なので、ほんの少しだけでも普段より前向きに物事を捉えてみたり、自身のストレス耐性力を強化してくれる拠り所を探してみてはいかがでしょうか。
こうしたことが、ストレスと上手く付き合う生き方に繋がり、心身の健康を維持する大切なケアにもなります。
おわり。