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神社・お寺での写真撮影のマナーと注意点【撮影禁止の場合もあるのでご注意を】

✓神社・お寺で写真撮ってもいい?
✓撮影が禁止のケースは?

このような疑問を解消します。

 

観光などで神社やお寺を訪れると、記念に建物や庭園、展示物などを撮影したくなることもあると思います。

ここで気になるのが、神社やお寺は勝手に写真撮影しても大丈夫なのかという点。厳粛な雰囲気のある神社仏閣で、写真をパシャパシャ撮るのは罰当たりな気がする方もいるかもしれません。

実は神社やお寺での撮影は、可能のケースと不可のケースがあるので注意が必要なのです。

 

そこでこのページでは、神社やお寺における写真撮影の是非とマナーについて解説します。

 

神社・お寺は写真撮影しても大丈夫?それともダメ?

基本的には、個人での鑑賞目的の範疇なら撮影許可は不要。

禁止の注意事項が無ければ撮影しても問題ありません。ただし、神聖な場所なのでふざけて写真撮影するのは控えましょう。神社関係者にも、他の参拝者にも、それから神様にも失礼です。

 

また、美術館と同じようにフラッシュ撮影は禁止としているケースはよくあります。フラッシュに含まれる紫外線によって、歴史的な建築物や展示物を傷めてしまう恐れがあるからです。

この辺りのポイントに気を付ければ、通常の場合はマナーさえ守れば撮影可能。

 

とは言っても断言はできません。写真撮影が許されているかどうかは、神社・お寺によって異なります。ケースバイケースなので、迷惑を掛けないためにもトラブルを回避するためにも、心配なら事前の確認はしておきましょう。

 

写真撮影がNGになるケース

基本的に画像の使用目的が個人の範疇なら特に問題ないのですが、神社・お寺よっては個人でも写真撮影禁止を禁止にしている場合があります。

  • 写真撮影禁止の立て札や看板がある
  • 商用利用を目的とした無許可撮影

それでは詳しく見ていきましょう。

 

写真撮影禁止の立て札や看板がある

当然のことですが、神社・お寺側が撮影を禁止としている場合は写真撮影NGです。立て札や看板が設置されていたり、有名な神社なら運営しているHPにも注意事項が記載されている場合があります。

 

禁止の範囲はさまざまです▼

  • 全面撮影禁止
  • 本堂・社殿の内側は撮影禁止
  • 御神体の撮影は禁止
  • 鳥居まではOK、鳥居を越えたらNG

寺社ごとの伝統やルール、宮司さんの考え方によって範囲は異なります。基本的に、本堂・社殿の内側を撮影禁止としているところが多いです。

なるべく撮影前には周囲を見渡し、注意喚起の表示がないかを確認してください。もしくは神社関係者や社務所で確認すると良いでしょう。

 

商用利用が目的での無許可撮影

通常は画像の使用目的が個人の範疇なら撮影可能な場合が多いのですが、個人使用の範疇を超える場合は話が変わってきます。

目的が商用利用にあたる場合は、無許可での撮影を原則禁止としてる所が多いです。必ずしも「撮影可能=商用利用可能」という訳ではないので気を付けてください

 

商用・営利目的で撮影したい場合は、事前に該当の神社やお寺で許可を取る必要があります。無許可による撮影・写真使用を行うと、トラブルに繋がる可能性があるのでご注意を。

これは、プロカメラマンに撮影を依頼した場合も同じ。神社によってはプロカメラマンの撮影を禁止してる所もあります。撮影許可を取らずに呼んでしまい、撮影が中止となったケースもあるそうです。

少しでも不安なら面倒臭がらずに確認をとるようにしましょう。

 

写真撮影の際に守るべきマナー

撮影時におけるルールは神社・お寺によって異なります。その他に、共通して守るべきマナーもあるのでしっかり覚えておきましょう。

 

撮影可否とルールの確認

先程も申しましたが、やはり撮影が可能かどうかの確認、撮影ルールの確認はしておくことをおすすめします。

Aの神社では問題無かったことが、Bの神社では禁止というケースはよくあること。もちろんその逆も然り。

撮影可能なエリアが指定されていたり、三脚の持ち込みやフラッシュの可否まで、細かくルールが設定されている場合もあります。

社務所で直接訪ねてみるか、事前にHPや電話で確認するようにしましょう。

 

正中(真正面)から撮影しない

正中とは参道の真ん中のこと。正中は神様の通り道であり、神職の方でさえ横切るときは一礼するほど畏れ多い場所。

神様に敬意を表すため、参道を歩くときも真ん中は避けて端を歩くのがマナーです。

 

撮影においても正中は避けた方が良いとされています。本来は神様と相対することすら畏れ多いこと。真正面から撮影するというのは失礼にあたります。

神社の本殿などを撮影する際は、やや斜めにズレて撮影するようにしましょう。

 

他の参拝者や神社関係者に迷惑をかけない

基本のマナーとして、参拝している方や神社の関係者など、他の方に配慮することが大切。

  • 参拝の邪魔にならないようにする
  • 顔が写らないようにする
  • シャッター音に気を付ける
  • フラッシュをオフにする

など、迷惑を掛けないように気を付けてください。

 

まとめ

神社やお寺での写真撮影は可能か悩まれてる方もいるかもしれませんが、基本的には個人使用の範疇なら問題なく撮影できるところが多いです。

撮影を禁止としている場合は、立て札やホームページなどで注意喚起しているので要チェック。確認さえ怠らず、迷惑行為をしたり不敬な行いをしなければ大丈夫です。

 

ただ、神社はあくまで神様に感謝を伝えてお祈りする場なので、なるべく撮影は祈りを捧げた後に行う方が良いでしょう。

ちなみに、光が写り込んでいる神社で撮影した写真というのは、神様からエネルギーが降りてきたというメッセージなのだそうです。

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