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暑苦しい部屋を涼しくする方法!エアコン以外で簡単に取り入れられる対策

暑い夏の部屋を涼しくする方法

こんにちは、ワチイツキです。

夏の暑さが厳しくなってきた今日この頃、みなさんはご自宅でどのような暑さ対策をしていますか?

夏の暑さは年々呆れるほど厳しさを増しています。毎年やらなければいけない対策も悩ましい。

「エアコンは利用するけど使い過ぎは避けたい」
「なぜか外よりも室内の方が暑い」
「室内がモヤっとして気分が悪い」

なかにはエアコンの風が苦手な方や、使うとすぐに体調を崩してしまう方もおられるでしょう。

そこで今回は、この夏をエアコンに頼り切らずに乗り越えるため、簡単に取り入れられる部屋を涼しくする方法や工夫をご紹介します。

涼やかに過ごしてイイ夏にしましょう。

 

部屋の風通しを良くする

部屋の風通しを良くする

風遠しが悪い部屋だと、空気の循環が上手くできず熱がこもってサウナ状態になってしまいます。

また、ジメジメする高温多湿の日本では、熱さに加えてカビの原因になる湿気も大きい悩みの種。

逆に風通しの良い部屋ならば、心地よい風が部屋を抜けていき、肌に風が触れると涼しさを感じられます。

夏を過ごしやすくするためには、部屋の風通しを良くする工夫が重要です。

 

物を隠す

ごちゃごちゃしてる部屋は風の通りが滞ってしまいます。

床やテーブルの上に荷物を置きっぱなしにしたり、余計な家具・家電・雑貨で溢れかえっていると、それが風をさえぎる遮蔽物にもなりかねません。

そこで目指すべきはすっきりした部屋”。

風の通りを遮るごちゃついた物は隠してしまいましょう。

心掛けておくことは2つだけ。

  1. 極力余計な物は置かない
  2. 使ったらすぐにしまう

最初は面倒に感じたとしても、習慣にしてしまえばそれが当たり前になります。

また、扉付きの収納があると、物がたくさんあっても目に見えないから分かりませんし、ホコリがたまりにくくなって便利です。

置いておくのは使用頻度の高い物だけ。決めた物だけを置くようにしてください。その場合も、使う場所の近くにカゴやケースを置いて物が散らからないようにすることが大切。

部屋をすっきりすると風通しが良くなるので、夏でもさっぱりした気分で過ごしやすくなります。

 

換気扇を回す

夏に外から家に帰ってくると、室内がかなり暑くなってるのはよくあること。

ここで窓を開けて扇風機を回してもなかなか涼しくなってくれません。エアコンを使った場合も同様。

まずは、部屋にたまってる熱い空気を外へ逃がすことを優先しましょう。

ここで活躍するのが換気扇。どの家庭にもだいたい設置されている室内の空気を排出する装置です。

換気扇を回してイヤな熱を外へ押し出し、新鮮な空気を取り込んでください。ついでに窓を開けておくと空気の流れを作れるので、効率よく部屋の温度を下げることができます。

電気代が心配かもしれませんが、一ヶ月つけっぱなしにしたとしてもだいたい数十円~数百円程度なのでご安心を。

 

扇風機を活用

窓を開けて自然な風を取り込むだけだと、はっきり言って非効率的。

風はこちらの意図なんて汲んではくれません。空気の循環を良くするためには、自分で風の流れを誘導する工夫が必要。

扇風機を使えば簡単に空気の流れるルートを作ることが可能です。少し工夫するだけでエアコンの使用を抑えながらでも夏を涼しく過ごせますよ。

扇風機の効果を高める設置場所は以下の通り▼

  • 窓の近くに背を向けて設置
  • 部屋の角に設置
  • 風の通り道に設置

さらに、扇風機の首振り機能を併用することでより効率的に温度を下げられます。

また、扇風機を外へ向けると換気扇代わりになるので、部屋が暑いときには熱を外へ出す目的で使う方法もあります。

室内よりも外の方が涼しい時は扇風機を部屋に向けて使い、室内よりも外の方が暑い時は扇風機を外へ向ける。

もちろんエアコンとの併用もアリです。エアコンのみよりも部屋全体を涼しくすることができ、且つ電気代も抑えられますからね。

 

窓の開け方を工夫

理想としては、対角にある2つの窓を一緒に開けておくと、風通しがとても良くなります。

また、空気というのは冷たい空気は下へ、温かい空気は上に向かう性質を持っているので、高い位置の窓と低い位置の窓を一緒に開けておくのも効果的。

しかし、部屋に窓が一つしかない場合は、どちらの方法も実践できませんよね。

そのため、一つの窓からなるべくたくさん風を取り込みたいと思うでしょうが、窓を全開にするのはオススメしません。

風が強い日ならまだしも、微風の日だとあまり効果は見込めないからです。

むしろ、窓は少しだけ開けておく程度の方が風をたくさん取り込めます。目安はだいたい10~20センチくらいの狭い幅。

息を強く吐こうとしたら、口をすぼめて「フーッ」と吐きますよね。口を大きく開いて「ハー」とはしないと思います。

それと同じことで、入り口は広いほど風の流れがゆるくなり、逆に入り口が狭い方が風の勢いは強くなりなるもの。

 

寒色系のインテリアで「涼」を演出

部屋のインテリアを夏仕様に変更してみるのも"涼"を演出する一つのコツ。

青や青緑のいわゆる『寒色系』に分類されるカラーには、体感温度を下げる色彩効果があります。体感的には3度も変化するそうです。

寒色系のインテリアで涼しさを表現

水や海、森などをイメージしやすい寒色系に「涼しそう」と感じる人は多いですよね。反対に「暑そう」と感じる人は少数派だと思います。

別に大がかりな模様替えをしなくても大丈夫です。目につくポイントをちょこっと変えてみるだけでOK。

例えば、

  • 寒色系の遮熱カーテンを使う
  • ソファやクッションのシーツ、ラグを青系に変える
  • 観葉植物を置く

このくらいなら簡単に取り換えできるので、季節が変わった時には秋や冬らしいカラー・模様に変更することが容易にできます。

青は夏もイメージされやすい色。インテリアに青を取り入れると、涼しさと夏らしさを同時に感じることができますよ。

 

ベランダやテラスの暑さ対策

夏の日差しが室内に射し込めば、室内温度はグングン上昇していきます。

日中ずっと温め続けられてしまった部屋は、エアコンをつけても温度が下がるのに時間がかかってしまうもの。

また、夏場の直射日光を浴び続けたベランダ自体も非常に熱く、言うなれば灼熱地獄状態

コンクリートのベランダは日差しの熱を吸収して温度が凄まじく上昇しています。裸足で外に出ようものなら火傷しかねない熱さ。

さらにベランダで温められた熱風が室内に流れ込むことにも繋がります。

そのため、夏を涼しく過ごすためには、室内だけではなく”ベランダの暑さ対策”も必須です。

 

すのこやウッドパネル

ベランダが原因の熱風や熱の伝導を防ぐためには、まず何より床のコンクリートが熱を吸収しない工夫をすることが必要です。

つまり、断熱効果を期待できる何かを利用するということ。

ベランダの暑さ対策として最もオススメなのは、床に『すのこ』やウッドパネルを敷く方法。※すのことは薄い板材を少し隙間を開けて角材の上に打ち付けたモノです。

木材はコンクリートとは違い熱を蓄えにくい性質。そのため、日差しが当たっても熱くなりにくく、ベランダで空気が温められる問題も解消できるのです。

あと、人工芝も悪くはないですが、すのこに比べると設置が大変になるうえ、費用は少しお高めになってしまいます。

 

サンシェードやすだれ

夏の強い日差しの侵入で室内が温まるのなら、いっそベランダで遮断してみてはいかがでしょうか?

日除けアイテムなら――

  • 見た目もおしゃれなサンシェード
  • 昔ながらのすだれ

サンシェードは日差しを遮ると同時に、UVカット率の高いモノも多いですし、さらにプライベードを守る役割もこなしてくれるから特にオススメ。

デザインの種類も豊富なので、インテリアの雰囲気も壊しません。

すだれなら風流を感じられる夏の「涼」を楽しめそうです。

または、おもいきってグリーンカーテンを作ってみて、すのこや他のアイテムも合わせてウッドデッキにしてみるのもいいかもしれませんね。

 

まとめ

この記事では、暑さが厳しい夏場の部屋を涼しくするための工夫についてお話しました。

紹介した部屋の暑さ対策は以下の通り▼

  1. 部屋の風通しを良くして過ごしやすい環境作り
  2. インテリアに寒色系を取り入れる
  3. サンシェードやすのこを使ってベランダの暑さ対策

以上が比較的だれでも取り入れやすい夏の暑さ対策です。

簡単な割に効果を肌で感じやすいですし、一度準備してしまえばその後の手間はほとんど無いものばかり。

単発で実践するよりも、「〇〇+〇〇」のように何個かを併用する使い方がオススメです。

ぜひ取り入れてみてください。

ただし、絶対に無理だけはしないでください。本当に暑いときはエアコンを使いましょう。我慢した結果、熱中症で倒れでもしたら本末転倒ですから。

むしろ、ここで紹介した暑さ対策をエアコンと併用することによって、エアコンの使い過ぎによる弊害を防ぐことができます。

状況に合わせた上手な使い方をして、この夏を気分よく乗り越えられたらいいですね。

 

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