内祝い・お返し

内祝いって何?正しい意味と種類【失礼を防ぐマナーと人気ギフトも紹介】

✓内祝いって何?お返しのことじゃないの?
✓内祝いにはどんな種類があるの?
✓どんなことに気を付けて贈ればいいの?

こんな疑問を解消します。

 

結婚や出産など、人生の一大イベントを迎えた際によく見聞きする『内祝い』。

お祝いの返しとして贈られるケースが多いでしょうが、「本来の”意味”や渡すときの”マナー”までは知らない」という方も少なくないですよね。また、どのようなお祝いのときに贈るのかも気になるところ。

適当に贈ってしまうと失礼にあたるかもしれませんので、基本的な知識とマナーをしっかり押さえておくことが大切。

 

このページでは、内祝いの正しい意味や種類、守るべきマナーなどについてお伝えします。不安のある方はぜひ参考にしてください。

内祝いとは

内祝いのイメージとしては、「お祝いのお返し」というのが多くの方が持ってる認識ではないでしょうか?

現在の形としては決して間違いとは言えないのですが、本来の意味はそれとは異なっています。

 

内祝いの本来の意味

もともとの内祝いの意味は「内輪のお祝い」です。身内でおめでたいこと(慶事)があった際に、喜びをお裾分けするという意味があります。

昔は身内で結婚や出産などを祝う際に、親戚や近所の人を宴席に招待してもてなしたり、贈り物をするのが一般的でした。

 

つまり、本来の内祝いに「お返し」の意味は無く、お祝いの有無に関わらず自主的にお世話になった方々へ贈るものだったのです。

 

現在の内祝いはお返しの意味合いが強い

本来の内祝いは、おめでたい事があった側が自主的に贈り物をする形が正式でした。内祝いとお返しの違いを簡単に説明すると、内祝いは喜びのお裾分けお返しはお祝いに対するお礼

 

しかし、現在はお祝いを頂いてない方に内祝いを贈ると、かえって相手に気を遣わせてしまうため、基本的にこの場合は内祝いを贈ることはありません。

 

近年の傾向としては、周囲の方からお祝いの品を頂いた際の「お返し」という意味合いで贈るケースがほとんど

ただし、お返しだとしても”お返しと伝えることは失礼”にあたりますので、内祝いと贈るように配慮することが大切です。

 

内祝いの種類

内祝いはどのようなときに贈るものなのでしょうか。一口に内祝いと言ってもさまざまな種類があるので、ここでは代表的な内祝いをピックアップしてご紹介します。

 

結婚内祝い

結婚したことの報告を兼ねて、親しい方やお世話になった方へ贈り物をするのが本来の結婚内祝い。現在では結婚祝いをしてくださった方へのお返しとして贈るのが一般的です。

結婚式に招待した場合は、お食事や引出物が内祝いとなります。ただし、ご祝儀が高額で引出物では不十分と感じたときは、追加でお礼の品を贈ることもあります。お招きできなかった方から結婚祝いを頂いた場合も同様で、後日内祝いとしてお返しするのがマナーです。

結婚内祝いについてもっと詳しく知りたい方はこちらへ>

 

出産内祝い

無事に赤ちゃんが生まれたことの報告、喜びを伝えるために贈り物をするのが本来の出産内祝い。最近は、頂いた出産祝いのお返しという意味で使われています。

基本的に内祝いは熨斗紙にお祝いを貰った方の氏名を書きますが、出産内祝いに関しては赤ちゃんの名前を入れてお礼の品を贈るのが特徴。間違えないように気を付けましょう。

出産内祝いについてもっと詳しく知りたい方はこちらへ>

 

新築内祝い

家を新築した際に行うお祝い。新築祝いを頂いた際は、家に招待しておもてなしする行為(食事や手土産)が内祝いにあたります。

なので、新築祝いに対して別途ギフトを贈る必要はありません。ただし最近は、都合が付かなかったり遠方に住んでいたりと、新居にお招きできないケースも増えているため、そのような方にはお礼状と品物の内祝いを贈るのがマナー。現在ではこちらの方が一般的ですね。

 

初節句内祝い

初節句の際にお祝いを頂いた場合は、食事会を開いてお祝いをするのであればその場に招待することが初節句内祝いとなります。品物のギフトを用意する必要はありませんが、食事会に招待できない方に対してはお礼の品を贈るのがマナー。

 

開店・開業内祝い

お店や会社を新規で始めた際は、お祝いをくださった方をセレモニーに招待して、出席者に引出物を贈ることで内祝いとなります。

セレモニーに来られなかった方や、そもそもセレモニー自体を開かなかった場合は、内祝いとしてお礼状と品物を贈るのがマナーです。

 

快気内祝い

病気や怪我が完治して退院したとき、入院中にお見舞いしてくれた方に対して、快復の報告を兼ねてお礼の品を贈るのが快気祝い。

それに対して、病気や怪我がある程度治ったもののまだ通院が必要であり、全快ではないけどお見舞のお礼を贈りたい場合は快気内祝いとなります。

快気祝いと快気内祝いの違いは、全快しているかしていないかで使い分けるのが一般的。ただ、快気内祝いは、内々のささやかなお祝いを指すケースもあります。

 

入学内祝い

ちなみに、小中高や大学への進学の際に入学祝いを頂くこともあると思いますが、この入学祝いに対しては基本的にお返しは不要です。

入学祝いの対象である子供はまだ収入がないため、お返しを用意するのは無理ということで内祝いは不要とされています。もちろんお礼状や電話で感謝の気持ちを伝えることは必須です。

原則内祝いは不要ですが、お礼の品を贈ってはいけないわけではありません。

 

内祝いで最低限知っておきたい基本マナー

 

おめでたい事があった際に、頂いたお礼へのお返しとして贈るのが現在の内祝い。失礼をしてせっかくのお祝いに水を差すことだけは避けたいですよね。

気持ちよくお祝いするためにも最低限守るべきマナーは押さえておきましょう。

 

内祝いの金額・相場

昔ながらの本来の形で内祝いを贈る場合は予算に決まりはありません。

 

現在浸透している「お返し」としての内祝いは半返しが基本。頂いたお祝いの「3分の1から半額程度」が予算の相場とされています。

連名でお祝いを頂いた場合は、半額を人数分で割った金額が相場です。

 

高額な品や値段を付けづらい贈り物を頂いた場合は、さすがに負担が大きいため無理に合わせる必要はありません。相場はあくまで目安なので、無理のない範囲で品物を選び、その代わりお礼状などで丁寧にお礼を伝えることが大切です。

 

内祝いを贈るタイミング

これはケースバイケースなのでお祝い事によって若干違うのですが、一般的には「お祝いを頂いてから1ヶ月以内」が目安となります。

結婚内祝いなら結婚式の後に、出産内祝いならお宮参り(生後1~2ヶ月)あたりが丁度良いタイミング。

 

贈るのが遅れて1ヶ月以上間が空いてしまう場合は、お礼状に感謝と一緒にお詫びの言葉を添えたり、ギフトを贈る前にお礼の連絡を入れて遅れる旨を伝えるとスマートです。

 

相手が喪中の場合

喪中の方からお祝いの品を頂いた場合、いつ渡していいのか悩まれると思います。お返しという意味で内祝いを贈るのであれば、相手側が喪中であっても内祝いを贈って構いません。

しかし、喪中の間は慌ただしく精神的にもデリケートな時期。内祝いを贈るのは、四十九日を過ぎた忌明け後にするといいでしょう。

 

内祝いの熨斗マナー

内祝いには熨斗紙をかけるのが一般的。熨斗紙や水引には様々な種類があるので、お祝いに合わせて相応しいものを用意することが大切です。

 

例えば、出産内祝いの熨斗の書き方はこちら▼

水引 表書き 名前
紅白蝶結び 内祝い、出産内祝 赤ちゃんの名前

しかし、同じ慶事であっても結婚内祝いでは蝶結びを使用しません。結婚関連には、一度きりが良いという意味がある「結び切り」を選びます。

 

内祝いごとの熨斗の書き方については、下記にまとめていますので参考にしてください。

覚えておきたい熨斗紙の種類と書き方【シーン別の水引・のし・表書き一覧】

続きを見る

 

内祝いで喜ばれるおすすめの人気ギフト

ここまで内祝いの意味やマナーについて解説してきましたが、結局のところ一番悩むのは品物選びですよね。

 

内祝いで喜ばれやすいのは、比較的好き嫌いが分かれないもの、もしくは「消えもの」と呼ばれる飲食物や実用的な消耗品。

最後に内祝いで人気のギフトをご紹介していきます。

 

子供や女性人気の高い「スイーツギフト」

昔から多くの方に内祝いのギフトに選ばれてきた「スイーツ」。詰め合わせなら複数人で分けることができ、焼き菓子やゼリーなら賞味期限も長いので、嫌いなお菓子でない限り貰って困ることはありません。

女性人気が高いのはもちろん、小さいお子さんがいるご家庭にも贈りやすいため、ファミリー向けの内祝いとしても人気。

 

毎日の食事が楽しくなる「グルメギフト」

スイーツと同じくらい人気があるのが、お腹も心も満たしてくれる「グルメギフト」

定番の肉・ハムセット、子供受けのいいジュース詰め合わせ、お酒好きには日本酒やワイン、お料理好きには調味料セットなど、相手の好みや家族構成に合わせて選びやすいのが魅力。

 

普段使いできる実用的な「日用品」

普段の生活でよく使用する実用的な「日用品」も人気ですよ。定番のタオルギフトをはじめ、キッチンやバスタイムで使える日用品など、いくらあっても困らない消耗品は貰って嬉しいギフトです。

日用品を選ぶポイントとしては、自分では買わないちょっとリッチなもの、ブランド品を選ぶと喜ばれやすいです。

 

自分で”欲しい”が選べる「カタログギフト」

最近の内祝いでは圧倒的な人気を誇っている「カタログギフト」。受け取った側が本当に欲しいものを自分で選べるため、ギフトでよくある”好みに合わなかった”という失敗を防げるのが魅力。

贈る側と貰う側、双方にとってメリットが大きいギフトなことから、近年選ばれる方がどんどん増えています。

 

カタログギフトについてもっと詳しく知りたい方は、こちら▼の記事を参考にしてください。

カタログギフトの選び方と人気おすすめ5選【結婚祝いや出産祝いなど目的別に紹介】

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喜びを分かち合える内祝いを贈ろう

古くからおめでたい事があった際に、親しい方やお世話になった方へ贈られてきた内祝い。厳密には内祝いとお返しは意味が違うのですが、最近の傾向としてはお返しの意味合いが強いため、「内祝い=お返し」でも間違いではありません。

 

何より大切なのは感謝の気持ちであることは昔も今も変わりませんが、同時に守るべきマナーや注意点もあります。こちらの不手際で失礼があっては相手の気持ちに水を差すことになるので、最低限知っておくべきことはしっかり理解しておきたいところ。

 

大切な人におめでたい報告と一緒に感謝を伝えられる機会です。心を込めてギフトを準備して、喜びを分かち合える内祝いにしてくださいね。

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