
✓○○を贈りたいんだけど、悪い意味が含まれていないか心配
✓プレゼントそれぞれに隠された意味を知りたい
こんな悩みや疑問を解消します。
誕生日を始めとした記念日、クリスマスのような季節イベント。恋人や友人などにプレゼントを贈る機会はとても多いですよね。
そこに込める想いは人によりますが、プレゼントには隠された意味やジンクスが含まれているモノも。恋人にはOKでも友人や上司だと要注意だったり、その逆の可能性もあります。
相手が意味を知っているかにもよりますが、善意のプレゼントが原因で関係がこじれる事態は避けたいものです。
このページでは、プレゼントの意味をアイテムごとにご紹介していますので、心配な方はプレゼント選びの参考にしてください。
このページの目次
プレゼントが持つ意味:服などの衣類や靴
洋服
服は意外と要注意。男性が贈るのと、女性が贈るのとでは、そこに含まれる意味合いがかなり変わります。
女性から男性に贈る場合は、「いつもそばにいます」「私の気持ちを受け取って欲しい」という意味。これが男性から女性になると、「その服を脱がせたい」という意味に変わります。
男女共に本気度の高さは伺えますが、男性からの場合は意味が露骨過ぎてなかなか恥ずかしいかもしれません。
下着
プレゼントするには少々難易度の高い下着。体に直接身に着けることから、「離れたくない」「あなたと親密になりたい」「距離を縮めたい」という意味が込められています。
意味の通りだと強い愛情表現になる贈り物なので、親密な相手以外には冗談でも贈らない方がいいでしょう。また、日本だと男性から女性に下着をプレゼントすると、ドン引きされてしまう可能性も高いので、要注意。
靴
靴は「踏みつける」「見下す」という意味を連想されるため、特に目上の方や上司には不適切とされています。
また、英語圏には恋人に靴を贈ると別れるというジンクスがあるんです。「贈った靴を履いて自分のもとから去っていく」という悲しい内容で、他にも「私のもとから去ってください」「私を開放してください」など、「別れ」の意味や願いが込められています。
一方で、「新しい門出」「これからの人生を共に歩んでいこう」「素敵な場所へ連れて行ってくれる」という良い意味もあり、捉え方次第でイメージはだいぶ変わります。
最近では恋人や父の日にプレゼントする方も増えていますので、気持ちが伝わる渡し方を心掛けておけば問題ないでしょう。
靴下・スリッパ
靴下も一つ上の靴と同じように、「踏みつける」「見下す」という意味に繋がるため、目上の方や上司へのプレゼントにはNGとされています。
しかし、靴下にはもう一つ別の意味があり、女性から男性に贈る場合は「私を好きにして」というかなり大胆な意味に。恋人や夫婦なら良いのですが、親しい相手でない場合は勘違いや誤解を与えてしまう可能性もあるので、一応注意しておいてください。
エプロン
エプロンは母の日の定番プレゼントなので、贈った経験のある方は多いと思います。しかし、意味を重視して贈る場合は、まさかのNGプレゼント・・・。
実は、エプロンのプレゼントには「もっと働きなさい」という意味が隠されているんです。実母ならまだしも、義母へ贈るのは避けた方がいいでしょう。
ベルト
ベルトは捉え方次第で良くも悪くも受け取られます。ネガティブな意味としては「束縛」、ポジティブな意味としては「末永く仲良く」。
どちらにしても、「もっとあなたと結びつきたい」という気持ちを伝えるには良いアイテムですので、恋人や夫婦など親しい相手へのプレゼントにおすすめ。
プレゼントが持つ意味:アクセサリーや小物系
指輪やネックレス
指輪やネックレスのように、輪になっているモノは「束縛したい」「独占したい」という意味を持つと言われています。
束縛・独占に関しては、チョーカーやブレスレット、アンクレットも同様です。
また、婚約・結婚指輪があるように、指輪単体には「私のものになってください」「ずっと一緒」という意味もあります。
一方でネックレスは、古来よりお守りとして身に着けていたことから、昔は「あなたの無事を祈り願う」「幸せを祈る」という意味合いが強かったようです。ただ、現代では「絆を深めたい」「永遠に繋がっていたい」といったように、恋愛面に通じる意味となっています。
ピアスやイヤリング
魔除けとして身に着けるようになったピアスとイヤリング。そんな起源を持つことから、もちろん「安全を願う」「魔除け」としての意味を持っています。
それから指輪やネックレスと同じく「独占や束縛」という意味も。さらに体の一部のように常に身に着けている方も多いことから、「私の存在を常に感じて欲しい」という意味も込められています。
腕時計
プレゼントの定番である腕時計は、「離れていても一緒に同じ時間を過ごしたい」という心理が隠れているようですが、贈り主が男性か女性かで意味は若干変わります。
男性から女性に贈る場合は「あなたと同じ時間を刻みたい」というロマンチックな意味です。女性から男性に贈る場合は「あなたの時間を束縛したい」になります。
また、親から子供になると意味合いはがらりと変わって、「勤勉に励んで」となるそうです。そのため、目上の方に腕時計をプレゼントするのは失礼な行為とされています。
ネクタイやネクタイピン
女性から男性に贈るプレゼントの定番であるネクタイ。そのため、ネクタイに関してはその意味を知ってる男性はそこそこ多いんですよ。
そんなネクタイに隠れた意味は、首に巻くものであることから「あなたに首ったけ」。とても可愛らしい意味なのですが、渡す際に「ずっと着けてね」と言ってきた場合は、「束縛したい」「独占欲」の意味がプラスされます。
ネクタイの相棒・パートナーのようなネクタイピンの意味は、「あなたを見守ります」「あなたを支えます」という意味を成しているそうです。
マフラー
首に巻くマフラーの意味はネクタイと同様で、「あなたに首ったけ」「束縛したい」になります。さらに「一晩を共にしたい」という意味もあるので、ネクタイ以上に恋人以外の人へは冗談でも贈らない方がよさそうです。
ベルト
ベルトは身体を締めて使うことから、「気を引き締めて」という意味になります。そのため、目上の方や上司に贈ると大変なことになってしまうかもしれませんので、要注意。
財布や小銭入れ、キーケース
財布やキーケースは、基本的に外出するときは常に持ち歩くアイテム。身近に感じてもらえる特徴があることから、「いつもあなたのそばにいたい」「ずっと一緒」という意味が隠されています。
財布は自分の分身、常に一緒にいたいという心理の表れなのかもしれません。恋人や夫婦のプレゼントにはピッタリですね。
扇子
扇子は古くから日本では縁起物として使われてきました。扇子は広げると末広がりな形になることから、「将来まで末広がりに幸福が与えられる」という意味が込められています。
ただ、中国人に贈るのはNG。扇子は中国語読みにすると「別れる」を連想させるからです。
プレゼントが持つ意味:雑貨・キッチン用具・消耗品
オルゴール
女性人気の高いオルゴールですが、どうも関西には「オルゴールを贈ったカップルは別れる」というジンクスがあるようです。なので、関西の方に贈る時は少し注意した方がいいかもしれません。
それ以外の方へのプレゼントでしたらむしろおすすめ。
オルゴールは相手に合わせて曲やデザインを選ぶことから、「あなたを想っている」「心から感謝している」という意味が込められています。家族や恋人など大切な人への贈り物としては最適の品と言えますね。
ハンカチ
ハンカチは幅広いシーンの贈り物として選ばれている人気アイテムですが、意外にも良くない意味が隠れています。
漢字で書くとハンカチは「手巾(てぎれ)」。それが「手切れ」を連想させるとして、「あなたとの関係を断ちたい」という意味に取られる恐れがあります。また、涙を拭くものであることから「別れ」を連想させるとも言われていますね。
ただ、ハンカチは複数枚あっても困らない実用的なアイテムです。心配でしたら「これからもよろしく」と書いたメッセージカードを添えて渡せば、別れのイメージを抱くことなく喜んで受け取ってもらえるでしょう。
お箸
お箸は渡す相手によって意味の良し悪しが変わるため、贈る時は少し注意が必要なアイテム。
箸には「人を結ぶ幸せの橋(箸)渡し」という意味があります。さらに箸は2本で1組であることから「寄り添う」という意味もあり、結婚記念日や両親にプレゼントするには最適と言えます。
しかし、相手が高齢者になると「橋渡し=三途の川の橋渡し」と連想される恐れがあるため、高齢者に箸を贈るのは縁起が悪いと考えられています。
ただ、最近は若い人からお年寄りに箸を贈ることは、「元気の橋渡し」という意味や、「人との繋がり良くなる」という意味で使われることが多いようです。
包丁やハサミなどの刃物系
よく意見が分かれるのが包丁やハサミなどの刃物。縁起物として贈る方もいれば、縁起が悪いとして避ける方もいるアイテムです。
刃物は切るための物であることから「縁を切る」「関係を断つ」という意味を連想するとして、縁起が悪い物として紹介されることが多いです。特に結婚祝いや夫婦にはNGと言われていますね。
しかし、刃物は古来より日本では最高の献上品とされてきた神聖な物。本来は「災いを断ち切る」「魔を切る」「未来を切り開く」という意味を持っており、最近では先ほどNGと解説した結婚祝いに贈られる方も増えています。
櫛(くし)
櫛はその語呂合わせから「く=苦」「し=死」を連想されるとして、お祝い事やお見舞の品としては不適切と言われています。
ただ、江戸時代にはプロポーズで男性から女性に櫛をプレゼントする慣習があり、「苦労も幸せも共に過ごし、死ぬまで添い遂げよう」という意味が込められていたそうです。
鉢植え
鉢植えはマナーとしてよく紹介されるのでご存知の方も多いでしょうが、その場所に「根付く」ことから「病院に根付く」「寝づく」を連想できるため、入院のお見舞として持参するのはNGです。
逆に新築祝いとしてならば、「その土地に根付き、新たな地での成功を願う」という意味を持つことから、むしろおすすめのプレゼントになります。
鏡
鏡は要注意アイテムです。鏡は姿を映す道具ですが、割れてしまう危険性もあります。そのため2人の関係に亀裂が生じ、「不仲」「離婚」を引き起こすと考えられており、親しい相手や恋人・夫婦へのプレゼントはNGと言われています。
また、「自分の顔をよく見なさい」といった外見を侮辱するような意味があることも、プレゼントには不向きと言われている理由です。
筆記用具・名刺入れ・カバン
名刺入れ・筆記用具(ボールペンや万年筆)・カバンなど、仕事や学業でよく使用されるものは、「勤勉」「もっと勉強しなさい」という意味を持っています。
そのため、入学祝いや就職祝いとしては相応しい贈り物ですが、相手が目上の方の場合は失礼にあたりますので気を付けましょう。
プレゼントが持つ意味:美容・コスメ・化粧品
口紅
口紅をプレゼントする意味は大方予想できるかもしれませんが、「あなたにキスしたい」です。
男性からプレゼントされた場合は、恋愛としての好意を向けられていると受け取られる可能性が高いので、恋愛感情の無い相手に意味なく贈るのはやめた方がいいかもしれません。
香水
香りの好みにもよりますが、香水は女性に喜ばれるプレゼント。肌に直接つけるものであり、好みを知っていないと贈り辛いものであることから、「もっと親密になりたい」という意味が込められています。
また、女性から男性に渡す場合は「あなたの好きな香りをしっています」という意味もあるそうです。男性から女性の場合は「自分が好きな香りをつけてほしい」という意味もあり、独占欲が強い可能性もあるかもしれません。
石鹸(ソープ)
女性に根強い人気のある石鹸。使用することで”溶けて無くなる”、そして”汚れを洗い落とす”ことから、「病を洗い流す」という意味で快気祝いのプレゼントに選ばれることが多いです。
ハンドクリーム
プチギフトとして人気のあるハンドクリームは、「あなたのことを想っています」という意味が込められているのだとか。男性からの贈り物であれば、「あなたと手を繋ぎたい」という深層心理の表れという可能性もあります。
ただ最近は、贈り物に困ったときにはハンドクリーム!…みたいな風潮もあるので、他のプレゼントに比べて特別な意味は無い場合の方が多いです。
プレゼントが持つ意味:グルメ・スイーツギフト
お菓子・スイーツ
バレンタインデーやホワイトデーを始め、様々なシーンで多くの方からプレゼントに選ばれているスイーツ。スイーツ系はそれぞれ個別に異なる意味を持っていることが多いです。
- クッキー:あなたは友達です
- マカロン:あなたは特別な人です
- マシュマロ:やんわりお断り
このようにお菓子の種類ごとに意味は異なるため、プレゼントする相手との関係性によって良し悪しは変わります。
お菓子の意味についてはこちら▼の記事でもっと詳しく紹介していますので参考にしてください。
参考記事お菓子に込められた意味…それ贈って大丈夫?【愛や好きを伝える本命お菓子とは】
お酒
お酒には「あなたと一緒に飲みたい」「もっと仲良くなりたい」というポジティブな意味が隠れています。
恋愛として気になってる相手はもちろん、友人や同僚との仲やチームワークを深めるためにプレゼントするのもいいですね。それから、両親にプレゼントして一緒に晩酌をすればきっと喜んでくれるでしょう。
あなたと気持ちが伝わるプレゼントを贈ろう
プレゼントにはこんなにも様々な意味が込められていたんですね。これは、贈り主の深層心理がプレゼントという形で表れているといわれています。
ただ、普通にプレゼントする分には意味が悪い物でも特に問題ありません。誤解を招かないか心配でしたら、気持ちを込めたメッセージカードを添えておくとよいでしょう。
ただ、葬式や入院中のお見舞い、目上の方へ贈る場合など、マナーを重視する場面では普段より気を付ける必要があります。相手によってはとても失礼な行為として受け取られてしまうので、プレゼントは品物ごとに意味があることは知っておいてください。
もちろん隠された意味を知ってる方はほとんどいません。貰ったプレゼントの意味を調べに来た方も、相手が知らなかった可能性は大いにありますからね。
意識しすぎる必要はありませんが、意味を絡めてプレゼントするという渡し方も素敵だと思います。あなたの想いとシンクロするモノをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。