7月

短冊の正しい書き方!色で意味が違う?【5つの七夕のおまじないも紹介】

✓短冊の正しい書き方は?
✓七夕の願いが叶うおまじないは?
✓短冊は何色でもいいの?

こんな疑問を解消します。

 

七夕といえば願い事を書く短冊ですよね。多くの人が短冊に願いを書いたことがあると思います。でも、短冊の正しい書き方を知らない人も多いのではないでしょうか。

また、この日は織姫と彦星が1年に1度の逢瀬を交わす特別な日。短冊の願い事以外にも、七夕パワーにあやかれるおまじないがあるかどうかも気になるところです。

 

このページでは、七夕の願いを引き寄せる正しい短冊の書き方と、短冊以外のおまじないをご紹介します。

 

七夕の願いが届く短冊の書き方

願いが叶う短冊の書き方5つのコツ

短冊に願い事を書く際のポイントをまとめたのでご参考にしてください。

 

願い事の種類によって短冊の色は違う

基本的に七夕の短冊は「青(緑)」「赤」「黄」「白」「黒(紫)」の”5色”。黒は縁起が良くないという考えもあるため、黒の代わりに「紫」を用いるのが一般的です。

短冊が五色なのは古代中国の思想「陰陽五行説」の影響を受けているから。「木・火・土・金・水」の5つの要素があり、それぞれ「木=青」「火=赤」「 土=黄」「金=白」「水=黒(紫)」となります。

さらに、五行には”孔子”が説いた「五徳(仁・礼・信・義・智)」が結びついているのも特徴。

 

そのため、色と結びついている”徳に合う願い事”を書くのが良いとされています。

五色 五徳 意味
青(緑) 自分の成長、人間力の向上、周囲への感謝に関すること
両親や先祖、目上の人への感謝に関すること
人間関係に関すること
規則を守る、達成すると決心した事に関すること
黒(紫) 学業成就に関すること

 

願い事は「~になる!」と断言(宣言)する

次に、七夕に限らず願い事全般に言えるポイントとして、願い事は「断言する」「言い切る」ことが大切

願い事を書くと「~になりますように」とか「〇〇したい」というように、クリスマス的な願い方になりがち。この願い方は七夕的にはあまり良くありません。短冊に書く内容は、願い事であると同時に達成したい目標であることも多いからです。

POINT

「〇〇になる!」「〇〇をする!」

このように断言・宣言してハッキリ意思表明する書き方が正解。

ふわっとした願いを書くより、この方が叶いやすくなる(達成しやすくなる)と言われています。

 

否定的・マイナスな言葉は使わない

現状に不満があったり追い詰められている状況にあると、願い事をする際に「苦しい」「辛い」「お金がない」みたいなネガティブな言葉が出てしまうこともあります。

でも、願いを叶えたいならマイナス・否定的な言葉は使わないようにしましょう。

POINT

参考として、肥満の悩みを例とするなら、

✖:「健康に悪い肥満体型を治したい」

〇:「スッキリしたスタイルを手に入れる!」「健康な体になる!」

このように、七夕の願い事はできるだけ気持ちが前向きになるように、ポジティブに書く方が良いです。

 

イメージしやすいように内容は具体的に書く

これは前述した「断言する」にも繋がる話となります。願いもしくは夢が叶った姿を明確にイメージして、潜在意識に刷り込むことでその現象を引き寄せるというやり方。

野球のイチローやサッカーの本田圭祐など、世界的に活躍しているスポーツ選手が実践しているという話をよく聞きます。

POINT

リアルなイメージを作れるように、なるべく短冊の願い事も具体的に書くのがポイント。

✖:「願いが叶いますように」「志望校に合格しますように」

このように抽象的な表現ではなくもっと具体的に。

〇:「〇〇大学に合格する」「プロのサッカー選手になる」

注意点は、ネガティブな感情まで具体的に書いてしまうと、そちらの実現性まで高めてしまうかもしれないので気を付けてください。

 

油性ペンを使う

願い事はなるべく「油性ペン」を使って書くようにしましょう。というのも、現在の一般的な七夕の時期は「7月7日」。梅雨真っ只中であることが多いから。せっかく書いた願い事が雨で消えてしまう可能性もあります。

「願いが消える」というのは非常に縁起が悪いので、水に濡れても消えない油性ペンで書くことをおすすめします。

 

短冊以外の簡単にできる「七夕のおまじない」

七夕の短冊以外のおまじない

七夕のおまじない①:星映し

この星映しは、星空を見ることができる晴れた七夕の夜にしか出来ないおまじない。願い事の内容に決まりはありませんが、恋愛成就や縁結びにピッタリ。

POINT

水を張った器を持って外に出て、器の中を覗きます。水に七夕の2つの星「織姫と彦星」が映っていれば願い事が成就するというおまじない。

問題は七夕の7月7日がちょうど梅雨の時期であること。毎年めったに晴れることはないので、残念ながら星が出ない可能性は高です。でも、それだけレアなおまじないとも言えるので、もし晴れたならぜひ試してみてください。

 

七夕のおまじない②:クモの巣を使ったおまじない

これは蜘蛛の巣を使った「好きな人からプロポーズ・告白される」という恋愛成就のおまじない。蜘蛛を捕まえる必要があるので、蜘蛛・虫が苦手な人には不向きかもしれません。

POINT

必要なのは「蜘蛛」と「箱」だけ。

  1. 七夕の朝に蜘蛛を捕まえ(巣を張ってる蜘蛛が良い)
  2. その蜘蛛を箱の中に入れて1日放置
  3. 翌朝箱の中で巣を作っていれば成功(巣が大きければ大きいほど良い)

おまじないに協力してくれた蜘蛛はちゃんと逃がしてあげましょう。

 

七夕のおまじない③:金銀の短冊のおまじない

金銀の短冊を使った「両想いになれる」おまじない。

POINT

用意するのは「金色・銀色の折り紙」と「ペン」と「笹」。

  1. 折り紙を短冊の形に切る
  2. 金色の短冊の裏側に好きな人の名前を書く
  3. 銀色の短冊の裏側に自分の名前を書く
  4. 2つの短冊の名前を書いた側をノリでくっつけて1つの短冊にする
  5. 笹に飾って完成

恋を成就させたい方は試してみてはいかがでしょうか。

 

七夕のおまじない④:7度のおまじない

次に紹介するのは、とても簡単にできる「7度のおまじない」という方法。

POINT

七夕当日、朝起きてから寝るまでの間に同じことを7回繰り返すと願いが叶う。

例えば「7回拍手する」「7回筋トレする」「7回歌う」など。

繰り返す内容は何でもOK。

7回同じことを繰り返しているとき、心の中で叶えたい願いをイメージしながらやるのがポイント。

 

七夕のおまじない⑤:五色の短冊を用いた復縁のおまじない

最後に紹介するのは、5色の短冊を使った”究極”と噂されている「復縁」のおまじない。

POINT

用意するのは「五色(青、赤、黄、白、黒)の短冊」と「油性ペン」と「笹」。

  1. 青の短冊|別れた理由
  2. 赤の短冊|付き合ってた時に相手に感謝した事
  3. 黄の短冊|決して相手を悲しませないという誓い、約束
  4. 白の短冊|復縁が成功した際に相手にしてあげたい事
  5. 黒(紫)の短冊|あなたと相手の名前
  6. 七夕当日、1~5を番号順に心で願いを込めながら笹に飾る
  7. 翌日、短冊と笹を回収して処分したら完了

短冊と笹はゴミとして処分して構いません。もし、まだ別れた相手に未練を持っていたり、悔いを残しているのなら試してみてはいかがでしょうか。

 

七夕パワーにあやかって願い事を届けよう!

七夕はもともと裁縫や手習い事の上達を祈願する行事でした。現在はお願いの内容に決まりはなく、金運や健康はもちろん、彦星と織姫伝説にあやかった恋愛成就など、さまざまな願い事がされています

たかがおまじないと思われるかもしれませんが、願い事を具体的に書いてイメージを明確にすることは大切。夢や目標達に至る道が見えやすくなるというメリットもあります。

また、七夕は織姫と彦星が一年に一度だけ会える特別な日です。願い事をするにはぴったりの日なので、短冊に願いを書いたり、その他の七夕のおまじないを試してみてはいかがでしょうか。

 

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