10月

二十四節気「霜降」はどんな季節?2021年はいつ?【旬の食べ物・花・風習も紹介】

二十四節気「霜降(そうこう)」はいつ?旬の食べ物・草花・イベントも紹介

✓霜降ってどういう意味?
✓今年の霜降はいつ?
✓霜降が旬の食べ物や花は?

こんな疑問を解消します。

 

日本には、二十四節気という1年を24分割した季節の指標があります。その中の一つで、地域によっては霜が降りる頃に迎えるのが『霜降(そうこう)』。

秋が極まり山々は美しい紅葉で彩られることになります。いよいよ秋も終わりに近づく霜降となりますが、いったいどんな意味がある季節なのでしょうか?

 

このページでは、二十四節気の一つ「霜降」についての意味や由来などを分かりやすくご紹介します。

霜降とは

二十四節気 七十二候
霜降

(そうこう)

初候 霜始降(しもはじめてふる)
意味:霜が降り始める
次候 霎時施(こさめときどきふる)
意味:しとしと降る小雨が続く
末候 楓蔦黄(もみじつたきばむ)
意味:もみじや蔦が紅葉する

霜降は二十四節気の一つ。

二十四節気とは

太陽の黄道上(太陽の周りを地球が1周する軌道)の動きを、春分日を0度として1周360度をほぼ15度ごとに24分割して、15度ごとに季節を表す言葉をつけたもの。

もっと分かりやすく説明すると、1年を通した季節の変化を24分割して、それぞれの分岐点に季節を表す言葉をつけたものです。

 

霜降は、そんな二十四節気の18番目、秋の6番目にあたります。

寒露(17番目)の次であり、暦の上では冬に入る立冬(19番目)の前に位置する節気です。

 

二十四節気について詳しく知りたい方はこちら▼

季節の便り「二十四節気」の意味と一覧【七十二候との関係も簡単に解説】

 

霜降の意味・由来

江戸時代に発行された暦便覧(こよみびんらん)では、「露が陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也」と解説されています。これは、露が冷気によって結晶化し、草木や地面に霜が降りはじめるという意味。

 

ちなみに、霜降は「しもふり」と読みそうになりますが、お肉ではなく二十四節気における正しい読み方は「そうこう」です。

 

霜降は晩秋となる時期。秋が極まり北国や高山あたりでは見事な紅葉が色づくころです。紅葉前線が日ごとに南下すると共に、本州でも見頃の地域が広がっていきます。山野が日々紅葉に染まる季節の変化、秋の風情を楽しめるでしょう。

 

霜降はいつ?

霜降を含めた二十四運節気それぞれの日にちは、毎年同じ日とは限りません。数年間同じ日が続くこともあれば、1日前後することもあるので注意してください。

また、カレンダーには日にちしか記載されていませんが、二十四節気は日にちを指す場合、期間を指す場合の2つの見方ができます。

 

霜降は毎年だいたい10月23日頃。および立冬までの約15日間の期間です。

日付(期間)
2021年 10月23日(~11月6日)
2022年 10月23日(~11月6日)
2023年 10月24日(~11月7日)
2024年 10月23日(~11月6日)
2025年 10月23日(~11月6日)

 

霜降を感じられる「旬」のモノ

食べ物、花、風習にイベントなど、霜降ならではの旬を感じられるモノをまとめました。

 

【霜降】季節の風習・行事・イベント

霜降の時期に迎える主な行事やイベントは以下の通り。

 

紅葉狩り

山々が鮮やかに色づく頃。いよいよ紅葉狩りシーズンの幕開けです。例年、北海道や東北ではちょうど霜降の時期に見頃を迎えます。東北地方以外でも、地域や場所によっては見事な紅葉を楽しめます。

この頃から全国各地で紅葉イベントも盛んに。例えば紅葉の名所と名高い高台寺(京都府)では、10月下旬から12月上旬にかけて紅葉ライトアップが行われます。

 

ハロウィン

10月31日はハロウィン。欧米で盛んに行われている文化なのですが、近年は日本でも秋の代表的なイベントとしてすっかり定着しています。各地で仮装パレードをはじめとしたハロウィンイベントが催されることも珍しくなくなり、最近はおうちでホームパーティを楽しむ方も増えていますね。

ちなみに、もともとハロウィンはケルト人の文化であり、新年と収穫を祝うお祭りだったようです。

ハロウィンについてもっと詳しく知りたい方はこちら>

 

【霜降】季節の食べ物

次に、霜降の頃が旬となる美味しい食べ物を紹介します。

 

さつまいも

さつまいもは収穫後2-3か月寝かすことによって水分が抜け、甘さが増しておいしくなります。収穫は8月頃から始まりますが、おいしく食べられるようになるのは10月頃から。

さつまいもには食物繊維やカリウムが豊富に含まれているので、便秘やむくみの改善が期待できます。

 

柿(かき)

柿は品種によって旬の時期は異なりますが、最盛期となるのは10~11月ごろ。

とにかくビタミンCの含有量が多く、柿1個の中にはなんとレモン6個分のビタミンCが含まれています。ビタミンCは1日100gの摂取を推奨されているのですが、これは柿1個食べるだけでクリアしてしまうのです。

 

銀杏

茶碗蒸しによく使われている銀杏の旬の時期は、10月から11月の時期。紅葉と同じように銀杏の収穫時期も地域によって多少ズレがあります。

「生命力のある食べもの」と呼ばれる通り、銀杏は栄養満点の食材。ビタミンC、β-カロテン、カリウム、各種ミネラルが豊富に含まれています。

 

【霜降】季節の花

霜降に見頃を迎える花を紹介します。

 

コスモス(秋桜)

6月~11月頃が開花期で、9月中旬~10月中旬あたりに見頃を迎えます。

 

バラ(薔薇)

薔薇の開花時期・見頃は2年に2回。初夏の5~6月、秋の10~11月。

 

ヒイラギ(柊)

10月~12月頃が開花期の花で、11月上旬頃に見頃を迎えます。

 

(きく)

9月~11月頃にかけて開花する花で、秋菊は10月~11月頃に見頃を迎えます。

 

ネリネ(ダイヤモンドリリー)

10月中旬~12月中旬ごろが開花時期で、10月~11月にかけて見頃を迎えます。

 

まとめ

霜降は晩秋にあたる時期であり、暦の上では秋の最後の節気です。読んで字のごとく、地域によっては霜が降り始める頃。朝晩の冷え込みがさらに強くなり、地域によってはそろそろ冬支度を始める合図にもなります。

 

イベント事に関しては近年だとハロウィンがとても盛況。また、北から南へ紅葉前線が降りてきます。山々が鮮やかに色づき始め、いよいよ紅葉狩りシーズンを迎えるところも出てくるでしょう。

秋と冬の狭間ならではの季節の変化を楽しみながら、栄養満点の秋の味覚をいただき、冬に向けて元気を補強していきたいですね。

 

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