
✓中学生(高校生)になったから上げた方がいい?
✓
こんな疑問を解消します。
お年玉を貰う側だった子供のころは毎年ワクワクしていたものです。しかし、大人になってあげる側になると、いくら包めばいいのか分からず悩むこともあるでしょう。
「小学生の妥当な金額は?」「中学生になったら上げた方がいい?」などなど。皆いったい、いくらくらいのお年玉を渡しているのでしょうか?
この記事では、お年玉の相場を年齢別にご紹介していますので、いくら渡せばいいのか分からず困ってる方は参考にしてください。
最近のお年玉の相場はいくらなの?
お年玉の金額はあげる側にとって大きな問題。今年から初めて渡そうと考えている方なら余計分からないことだらけですよね。
しかも、子供の年齢によってあげる金額は異なるもの。年齢に相応しい適正金額はどの程度なのか気になります。
最近のお年玉はいったいどのくらいの金額が相場なのか。さっそく年齢別に確認してみましょう。
<年齢別のお年玉の相場>
年齢 | お年玉の相場金額 |
0歳~園児 | 1,000円以下(0~2,000円) |
小学生(1~3年生) | 2,000円(1,000~3,000円) |
小学生(4~6年生) | 3,000円以上(3,000~10,000円) |
中学生 | 5,000円(3,000~10,000円) |
高校生 | 5,000円以上(5,000~10,000円) |
大学生・専門学生 | 10,000円以上 |
※マナーとして、4,000円のように「4」がつく数字は「死」を連想できるため、縁起が悪いので避けた方がいいでしょう。
これはあくまで相場であってこの金額でなければダメというわけではありません。もっと多くあげたければこれ以上の金額でもOK。逆にちょっと多いと感じたなら金額を小さくしても何ら問題ありません。
最近は少子化の影響からか、お小遣いと共にお年玉の相場も上昇傾向に。そのため例年の相場より+1,000~2,000円くらいが丁度良い金額となっています。
年齢別のお年玉の相場
それでは、ここからはもう少し詳しくお年玉の相場を年齢別に見ていきましょう。
0歳~園児
お年玉は0歳~2歳までは渡さず、だいたい3歳くらいになった頃から始めるご家庭が多いようです。
未就学児には渡さないケースも多いのですが、渡す場合は「500円」か「1,000円」がほとんど。祖父母からのお年玉だと「2,000円」や「3,000円」なんてケースもあります。
渡す側の年代が高くなるにつれてお年玉の金額も上がりやすくなるようです。
注意すべき点は、この年代の子供は貰ったお年玉をうっかり失くしてしまう事があるので、必ず親のいる前で渡すようにしましょう。
小学生(1年生~3年生)
未就学児にはお年玉を渡さない家庭も多く、その場合は小学校に上がった年から渡し始めるご家庭が多いようです。
この年になるとさすがに「500円」という意見はなりを潜め、少なくとも「1,000円以上」が当たり前になってきます。
「1,000円」「2,000円」「3,000円」が圧倒的に多く、全体的には「2,000円」程度が相場。
小学1年生で1,000円、2年生に進級したら2,000円といったように、学年・年齢が上がるごとに+1000円というようなルールを、予め決めておくのもいいでしょう。
小学生(4年生~6年生)
小学生高学年ともなると、子供たちもお金の価値をそれなりに理解しており、自分でお札を使って買い物をする機会も増えてくる時期。
お年玉の相場は「3,000円」から「5,000円」といったところです。
計画を立てて使う事を学ぶにはちょうど良い頃合い。友達付き合いが増えてくる時期でもあるため、多すぎず少なすぎないラインが丁度良い金額です。
既に自分でそれなりにお金をしっかり管理できているお子さんなら、もっと多く渡しても問題ないでしょう。
『4は「死」を連想させる縁起の悪い数字』…なんて縁起の良し悪しを気にする子供はほとんどいないでしょうが、周囲の大人が気にする可能性はあるので避けておくのが無難。
中学生
中学生になるとお年玉の相場もいよいよ「5,000円」の割合が多くなってきます。
小学生時代より交際費が必要になってきたり、欲しい物の価格が少し高額になってくるお年頃でもありますので。
家庭でお金について話をする機会が増える時期でもあるため、子供もお金に対して少しずつ敏感になり始めています。また、物を貰うよりお金の方が勝手が効くことから、物よりもお金を貰えた方が嬉しかったりする事も・・・。
高校生
高校生になると中学生時代に比べて、交際費も欲しがる物の金額もさらに大きくなります。ファッションに気を遣う子たちも急激に増えてきますよね。
ここからお年玉の金額も大きく上がります。「5,000円以上」が相場になり始め、「10,000円」を貰うケースもぐんと増加。
貰ったお年玉を参考書に使ったりする事もあるので、5,000円や10,000円にプラスして図書券を渡してるケースもちらほら。
ただ、中学生の時と変わらず「5,000円」のままというご家庭も多く、これ以上は金額を上げる必要がないと考えています。
大学生
お年玉は高校までと決めているご家庭が少なからずあるものの、大学生の子供や孫にも渡してるケースはやはり多いですね。
この年齢になってくると「10,000円」が相場になってきます。
アルバイトをして自分でお金を稼げるようになっているとはいえ、これまで以上に出ていくお金が増える大学生は金欠の方が多いです。
そのため、大学生ともなるとお年玉の意味合いがこれまでと若干変わり、生活に役立ててという意味合いのお年玉を貰うことも増えてきます。
まとめ
お正月の時期が近づいてくると、毎年のようにお年玉をいくら包むか問題で悩まされるもの。
だからと言って、適当にしてしまうと子供の教育上よくない事も起こりうるため、最低限各年代ごとの相場くらいは知っておきたいものです。
ただし、相場は意識しつつもご自身の経済状況を吟味した上で、無理のない範囲での金額にしておきましょう。あげる側にとっても貰う側の子供たちにとっても、楽しいお正月にできたらいいですね。
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