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秋の衣替えの最適なタイミングはいつ?【円滑に衣替え進める5つのコツも紹介】

✓秋の衣替えを行うタイミングが分からない
✓衣替えを始める最適なタイミングは?
✓スムーズに入れ替えできる衣替えのコツってある?

こんな疑問や悩みを解消します。

 

9月が過ぎると肌寒く感じる日が増え、だんだん長袖が恋しくなります。

「そろそろ『衣替え』しようかな・・・。」と思う方も多いでしょうが……。

秋口は気温が激しく上下する時期。慌てて衣替えしてしまうと、暑さがぶり返したとき着るものに困ってしまうこともあります。

衣替えのタイミングはなかなか掴みにくいものです。

 

そこで今回は、秋の衣替えを始めるタイミングはいつがベストなのかを解説すると共に、衣替えのコツをご紹介します。

秋の衣替え|最適なタイミングはいつごろ?

秋の衣替えはいつから始めればいい?ベストなタイミングを解説

衣替えはタイミングが難しいんですよね。早過ぎても遅すぎても「着るものが無い・・・」という事態を招くもの。

でも、準備を怠るとこの時期特有のアップダウンの激しい気温変化で体調を崩してしまいます。

 

例年、官公庁や企業、学校では「10月1日」あたりから衣替えの準備に入るところが多いです。

一般的にも涼しくなり始める「9月中旬頃から10月初旬頃」に、秋・冬物に入れ替えていくご家庭が多いので、この時期を目安に始めるのも良いでしょう。

 

また、TVに出ているタレントやアナウンサーが着ている服装も一つの目安になります。

 

時期だけでなく気温もポイント

時期だけで判断するのではなく、気温も意識するのがポイント。

秋口は涼しい日が増え、朝晩は肌寒く感じることすらありますが、逆に真夏日レベルの暑さが連日続くことも珍しくありません。

 

衣替えの時期は「20度」が目安だと言われています。

20度を下回るようになってからでは遅いので、「20度から25度」の日が安定して訪れるようになったら衣替えを開始すると良いでしょう。

 

寒くなってから急いで始めると、衣類に汚れや破れがあったり、嫌な臭いが染みついてたりすると、結局すぐに着れない可能性もあります。

なので、半袖と長袖で迷いやすい「20度から25度」くらいの気温から準備に入るのが丁度良いです。

 

一気にやるのではなく、徐々に入れ替えていくやり方をオススメします。

衣替えのコツは以降を参考にしてください。

 

衣替えのコツは?注意点や意識すべき5つのポイント!

衣替えをスムーズに片付けるコツ

知っておくと衣替えがスムーズになるポイントをまとめました。

  1. 雨の日はNG!天気と湿度をチェックしよう!
  2. 衣替えは段階的に少しずつ片付けていこう!
  3. 収納ケースや圧縮袋のような便利グッズを利用する
  4. 衣替えと一緒に防虫剤の交換も忘れずに
  5. 着ない服を断捨離するチャンス!

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

 

雨の日の衣替えはNG!湿気は衣類の大敵です

衣替えをする際は、気候と湿度には特に注意が必要。衣類にとって湿気は大敵ですからね。

 

雨の日で湿度が高い日に衣替えすると、大切な服と一緒に湿気もしまい込んでしまい、カビのトラブルを引き起こすかもしれません。

しかも害虫は湿気を好むので、虫食いのリスクも高めてしまいます。

 

秋の長雨の頃は避けて、すっきり晴れて空気が乾燥した日に行うのがベスト。

 

衣替えは一気に片付けずに段階的に取り組む

衣替えはなかなかの重労働です。1日で一気にすべて片付けようとするのは大変。

それに、秋口は気候・気温が変動しやすい時期ですので、衣替えを終えた後に暑さがぶり返して、また夏物を引っ張り出すなんて事態も考えられます。

 

なので、衣替えは一気にやるのではなく、あなたの状況や気温に合わせて段階的に行うことをオススメします。

 

例えば…

POINT①

時間が無い方は「仕分け」「洗濯」「収納」ごとに区切って、それぞれ別の日に分けてやると楽に片付けられます。

POINT②

衣類は何回か段階に分けて片付けた方がいいです。もう絶対に着ない真夏の衣類から始めて、秋にも重ね着できる衣類は後回しにして収納します。

段階を踏んで徐々に片付けた方が意外と効率良く衣替えできるものです。

 

収納に役立つ便利グッズを利用しよう!

適当に衣替えをすると、必要な時にどこに何をしまったか分からなくなったり、次の衣替えシーズンでスムーズに交換しづらくなってしまいます。

 

そのような事態を回避する手段としては、収納に役立つ便利グッズを活用すると仕分けが簡単になりますよ。

POINT

  • 収納ケース(収納ボックス)
  • 圧縮袋

衣類は種類ごとにまとめて、整理したケースやボックスには分かりやすくタグをつけておくと、次シーズンで取り出すときに便利です。

 

服と一緒に「防虫剤」も入れ替えておく

大切な衣類を守るために防虫対策は必須。しかし、ついつい忘れがちなのが「防虫剤の使用期限」

 

効果が切れたら取り替えなければいけないのですが、防虫剤は有効期限が長くて無臭なため、その期限を忘れてしまうこともしばしば。

なので、衣替えの機会に防虫剤や除湿剤の入れ替えも一緒にやってしまいましょう!

 

また、収納場所にホコリがたまってしまうと、服にダメージを及ぼす害虫が住み着いてしまいます。服と防虫剤を入れ替える前に、タンスやクローゼットの掃除も忘れずに。

 

衣替えは断捨離のチャンス!

衣替えは持っている服を把握できる機会でもあります。不要な服を減らして、クローゼットや洋服ダンスを整理できるチャンスです。

せっかくなのでこの機会に見直してみてはいかがでしょうか?

 

どんな服があるか一通り確認した後…

POINT

  • サイズが合っているか
  • 染み・破れ・色あせなど見た目の劣化はないか
  • 似合わなくなっていないか
  • 来年も着たい!と思うか

などを意識しながら1着ずつチェックしてみてください。

 

もう着ない、着れないと判断したなら、思い切って断捨離してしまいましょう。

クローゼットや洋服ダンスがスッキリすると共に、来シーズンに何を買うべきかの確認にもなります。

 

また、秋に仕舞いたい夏物はしっかりキレイにしてから収納しないと黄ばみ(変色)の原因になります。

来シーズン気持ちよく着るためにもポイントをおさえた上手な洗濯が必須です。

 

衣替えの前に夏物の”しまい洗い”を忘れずに

衣替えの前にはしっかりしまい洗いをして汚れをしっかり落とそう

衣替えの時に入れ替えた夏物は、長期にわたり収納することになります。洗濯が充分でないと衣類にダメージを与えることになり、寿命を縮めてしまう可能性もあるんです。

 

例えば…

POINT

  • 黄ばみ
  • 臭い
  • 虫食い
  • シワ
  • 色あせ

※こういった汚れは時間が経つほど落としにくくなる。

 

通常の洗濯だけでは、繊維の奥に入り込んだ”皮脂汚れ”や”汗ジミ”を落としきれていないことがあります。また、色が濃い衣類だと、食べジミに気づかないまましまってしまうことも。

久々に取り出してみたら、「袖口が黄ばんでいた」「変な臭いがする」「虫に食われて穴があいてた」なんて事態も十分起こりえるのです。

 

見えにくい汚れを”しまい洗い”で落としてから収納する

黄ばみや虫食いを防ぐには、衣替えで長期保管する前に『しまい洗い』をしてしっかり汚れを落とすことが大切。

理想としては、すべてクリーニングに出すのが一番ですが、それではコストが重んでしまいます。なので、自宅でも洗濯可能な衣類は、しまう前にもう一度洗濯しておきましょう。

 

また、汚れ・シミが特に気になる衣類は事前にシミ抜きを!やり方は簡単です。

【1つ目の方法】

漂白剤を気になる部分につけて30分~1時間放置してから洗濯機にいれる。

【2つ目の方法】

クレイジングオイルや中性洗剤を揉み込み、40℃のお湯に20分程度つけておき、軽くすすいで洗濯機に入れる。

 

それ以外のしまい洗いをする際に気を付けたいことを以下にまとめておきました。

しまい洗いのポイント

  • 自宅で洗濯するものとクリーニング出すものを仕分け
  • 洗濯槽を掃除しておく
  • お風呂の残り湯は使用NG(人体の垢が残ってるから)
  • 汗を吸着しやすいポイントをチェック(袖口、襟、襟元、わきの下、ポケット口、ひざの裏)
  • 完全に乾かしてから収納する
  • シワや型崩れを防ぐために、収納はスペースに余裕を持たせる

今年の汚れは今年の内にスッキリ洗い流し、来年に持ち込まないようにしましょう!

 

衣替えは持っている洋服を把握するチャンス

秋の衣替えは9月中旬~10月初旬頃を目安に始める方が多いです。ただそれよりも、気温と湿度の方が大切。

湿気が少ない空気が乾燥してる晴れの日が狙い目。20度~25度に気温が安定する頃から徐々に始めるのが良いでしょう。

 

1日で一気に片付けるのではなく、1ヶ月弱くらいの期間を使って段階的に衣替えしていくのがオススメです。

また、黄ばみや虫食いなど衣類へのダメージを防ぐためにも、雨の日は避け、収納する前に汚れをしっかり落として、防虫剤の交換もしておきたいところ。

 

気温が変動しやすい時期なので衣替えのタイミングは難しいですよね。

でも、気温と湿気に気をつけて、いくつかのコツさえ抑えておけば、スムーズに衣替えを実行することができますよ。

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