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面白い猫漫画のおすすめ10選!最高に可愛くてクセになる作品を紹介

こんにちは、ワチイツキです。

可愛い姿とツンデレな素振りによって、接する人たちをメロメロにしてしまう罪深い生き物といえば――そう、『猫』です。

小悪魔的な気まぐれな態度に振り回されがちですが、ときにはコミカルな行動で愉快にもさせてもらえ、同時に天使のような愛らしさで癒しと幸せをもたらしてくれる魅惑的な猫たち。

そして、猫の魅力がこれでもかと詰め込まれた猫をテーマにした漫画もたくさん存在します。

あるある満載のエッセイ、ハートフルドラマ、ほろりとくる切ない話、思わず吹き出してしまうコメディまで、内容も表現も可愛いポイントもさまざま。

今回は、お猫様を愛してやまない読者に向けて、面白くて可愛い『猫漫画』を厳選して紹介せていただきます。

 

おすすめ【ねこ漫画】のまとめ

最高に可愛くて、クスっと笑えたり、ホロリと泣けたり、ほっこり癒されたり、フィクションから実話をもとにしたコミックエッセイまで幅広く猫漫画を集めてみました。

作品は随時更新していく予定です。それではお楽しみください。

同居人はひざ、時々、頭のうえ。

偏屈な小説家が出会ったのは世話焼きツンデレ猫

あらすじ

人付き合いが苦手なミステリー作家「朏 素晴」が出会ったのは、一匹のハチワレ猫。見てるうちに小説のネタが思い浮かんだことで、俄然その猫に興味を持った素晴は家に連れて帰ることに。不器用な一人と一匹は、食い違いだらけの共同生活に戸惑いつつ、互いの温もりを確かめながら少しずつ家族になっていく。

人嫌いの青年小説家と世話焼きツンデレ猫が家族になっていくハートフルドラマ。

人間視点と猫視点の2つの視点が交互に描かれている特徴的な構成。人間目線で語られたエピソードを、猫目線だとどう映っているのかを見ることができます。

魅力はなんといってもハチワレ猫のハルちゃん。見た目も性格もひっくるめて全てが可愛い。

ツンデレ、世話焼き、姉御肌の属性持ちで、素晴に対しては自分が保護者のつもり。たまにデレて甘えた素振りを見せてくれるところがこれまた可愛らしいです。

ほっこりするストーリーも素晴らしく、可愛いハルちゃんと併せて癒し効果は抜群!

 

おじさまと猫

孤独だった猫は同じ孤独を知る優しいおじさまと出会う

あらすじ

ペットショップで売れ残っていた名無しの猫。特徴的な見た目のせいで見向きもされず、自分を欲しがる人間はいないと諦めていました。そんな時、「この子をください」と手を差し伸べる一人の男性!?猫が期待して傷つきくことを恐れていると、男性は・・・「私が欲しくなったのです」と告げ、優しく抱かかえるのでした。

互いに孤独の中にいたおじさまと一匹の猫が織り成すハートフルライフ。

愛する妻に先立たれたダンディな紳士。ペットショップで売れ残っていたブサかわ猫。一人と一匹の心温まる日々の暮らしが描かれている作品です。

特徴的な柄のふくまるが可愛くて仕方ないです。大好きなおじさまに寄り添う姿が微笑ましく、ストーリーを重ねるごとに愛おしさがどんどん膨らんでいきます。

加えて・・・泣けます。心に沁みる感動の詰まった話が多く、自然に涙がホロリと溢れてきます。

猫好きはもちろんですが、猫好きでなくても楽しめる内容だと思います。

 

うちの猫がまた変なことしてる。

性格が違う2匹の猫とのほのぼの生活

あらすじ

アメブロ猫ランキング第1位!作者と、2匹の雌ネコ・トンちゃんとシノさんとの日々の暮らしをつづる。

猫飼い主さんからの共感度が高い「あるあるネタ満載」の4コマ猫エッセイ。

作者さんと、性格が違う2匹の猫との日々の出来事をつづった猫愛に溢れてる作品です。猫と暮らすことの楽しさ、大変さ、不思議に感じることを面白おかしく描いています。

2匹の猫は、パワー系でツンデレ担当のトンちゃん。スピード系で和顔担当のシノさん。

シンプルでゆるい絵柄の猫ちゃんズが可愛い。クスっと笑える2匹のコミカルな行動に対し、作者さんの絶妙なツッコミが冴え渡っています。

猫を飼ったことがある人なら、つい「あるある」と共感してしまうネタが満載です。和みます。

 

ねこノート

猫たちは心の中でこんなことを考えてる・・・かも?

あらすじ

様々な環境で暮らす愛らしい猫たち。人間たちと関わる中で、何を感じ、どんな想いを胸に秘めているのか。

様々な猫と人間とのドラマを猫目線で綴っているオムニバス集。

本作は猫目線でストーリーが展開されていく作品。実際は猫がしゃべることはありませんが、猫のモノローグによって心の中を覗くことができます。

あくまで「こんなこと考えてるかも?」という想像ではあっても、もしかしたらウチのねこも・・・と思わず耳を傾けそうになってしまいます。

観光地でガイドをしてくれる猫、貰われてきた家になじめない猫、飼い主のことが大好きな猫など、いろんな角度から描かれる猫と人間とのドラマ。

表情豊かな猫はどの子も可愛く、ほんわか穏やかな気持ちになれる作品です。・・・猫が愛おしい。

 

鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!

フリーダムな猫に振り回されっぱなしの日常

あらすじ

友人から保護猫を引き取って飼い始めた作者。自由すぎるマイペースな猫「ぽんた」によって、飼い主は振り回され、虐げられ、翻弄されっぱなしの毎日。

自由すぎる猫に振り回され続ける作者の日常を描いたコミックエッセイ。

猫の「ぽんた」はとにかくフリーダム。飼い主の作者先生は、懐かれてるように見えないどころか舐められてるようにさえ見えます。

この作品も同系統の他作品と同じく内容は「猫あるある」。でも、少々大袈裟であってもより真実の姿に近づけており、作者先生の自虐まみれな奮闘記といった感じ。

可愛くないところも隠さず描いているため、共感せずにはいられない「リアルなあるある」に思わず吹いて笑ってしまいます。

でも、ちゃんと愛情を感じられるところも微笑ましく良いのです。

 

猫絵十兵衛 ~御伽草紙~

江戸が舞台の猫と人間が織りなすちょっと不思議な人情話

あらすじ

江戸時代――。鼠除けに使われる"猫絵"を専門にする猫絵師「十兵衛」。猫の言葉を理解できる十兵衛は、多くの猫が居着くことから猫丁長屋と呼ばれる長屋の一室で、キセルを咥えた猫又「ニタ」と一緒に暮らしています。十兵衛のもとには悩みを抱える人間・・・だけでなく様々な猫たちも訪れ、ちょっと不思議な出来事に関わっていく。

猫絵師と猫又のコンビによる人情味溢れるお江戸ファンタジー。

基本的には1話完結式の作品。主人公の十兵衛とニタを中心に置きながら、二人のまわりの猫とその飼い主との話をオムニバス形式で描いていくスタイル。

猫中心の江戸を舞台にした日常話なんですが、普通の猫だけではなく、元猫仙人のニタをはじめとした猫又などの化け猫も多数登場。

内容は、切なかったりホロリとくる話、コメディチックな話、妖怪退治的な話を盛り込みつつも、全体的にはほっこりするハートフルな話が多めです。

笑って、感動して、ジーンときて、さらに可愛い猫たちに癒してもらえる素敵な漫画です。

 

キジトラ猫の小梅さん

賢くて優しい小梅ちゃんの愛らしさにキュンキュン

あらすじ

母子家庭の半井家で、日本舞踊を教える母と息子の拓(たく)と暮らすキジトラ猫の「小梅」ちゃん。まるで人の言葉を理解してるような反応をする小梅ちゃんは、大好きな拓とお母さんに愛情を注がれてのんびり暮らしていました。ある日、外へ散歩に出かけていた小梅ちゃんが一匹の震える子猫を拾ってきて・・・。

二匹の猫と半井ファミリーが織り成すほのぼの日常ストーリー。

賢くて優しいキジトラのメス猫「小梅ちゃん」とやんちゃなチビ黒猫の「小雪ちゃん」。この二匹と、天然おっとり系のお母さんとしっかり者の息子「拓」の半井ファミリーを中心に描かれる日常モノです。

とにかく小梅ちゃんと小雪ちゃんが可愛すぎます。愛らしい猫の姿を見てキュンキュン萌える作品と言っても差し支えないでしょう。そのくらい可愛いのです。

人間の言葉を理解してるらしいお利口すぎる小梅ちゃんは、まさに猫好きの理想を形にしたような猫。この辺は少しファンタジーチックな雰囲気を感じます。

ただ、あるある!と共感して楽しめるネタも多く、癒しと笑いを同時に感じられる漫画です。

 

木彫り猫の息吹 ~はしもとみお彫刻日誌~

猫と人との想いを形作る実在の物語

あらすじ

動物をそっくり木材に彫り上げていく女性彫刻家「はしもとみお」。肖像彫刻の依頼を受けた彼女は、飼い主さんの手となり目となったつもりで木材と向き合い、思わず触れたくなる猫の彫刻を掘っていく。思い出そのものが形になったかのような彫刻に、人と猫との忘れたくない記憶が宿る――。

彫刻家はしもとみおの彫刻を通して人と猫が紡いだ物語を見るノンフィクションストーリー。

こちらは実話をもとにしてます。はしもとみおさんが仕事で受けたオーダーメイド彫刻での実話を漫画にして描いた作品です。

全体的にほんわかした雰囲気で、ハートフルな感動話を楽しめる内容になってます。

みおさんの手によって命を吹き込まれた彫刻たちは、体温まで感じられそうな温か味があり、依頼主たちと同じように愛おしい感情が湧き出てくるようです。

みおさんのファンはもちろん、そうでない人にもおすすめした作品。実物の彫刻も見に行きたくなるかもしれません。

 

ゴジュッセンチの一生

重なり合う人間のドラマと猫のドラマ

あらすじ

5年生きてたら、かなりのラッキー。それがオレ達ノラ猫の一生なんだ――。とある街の片隅に住む若い二匹のノラ猫、七生とマチ。人間たちが用意してくれる「食卓」でエサをもらいながら、厳しいノラ世界でなんとか生き延びていました。そんなある日、二匹は猫嫌いの人間の女性・成田淑乃と出会い・・・。

人間と共に地域で生きるノラ猫の日常と人との関わりを描くリアル猫ストーリー。

これは猫漫画でよくみる癒し系ではありません。ノラ猫の過酷な日常と切ないドラマ、命の尊さをシナリオありきで描いている泣き系の猫漫画です。

猫目線でノラ猫たちの厳しい現実が語られているため、目を背けたくなる描写もあります。しかし、だからこそ愛おしさが強く込み上げてくるのも特徴。

同時にヒロインの淑乃を軸にした人間のドラマも描かれています。猫嫌いの彼女と元飼い猫の七生のあいだに意外な接点があったりと、人間ドラマと猫ドラマが重なり合う展開に引き込まれます。

猫好きにとっては辛く切ない内容ですが、むしろ猫好きにこそおすすめしたい作品です。

 

夜廻り猫

涙のニオイがするところに現れる夜廻り猫

あらすじ

夜廻り猫「遠藤平蔵」は、夜な夜な街を巡回しては涙のニオイがするところに現れる。悩み傷ついた人達の心にそっと寄り添い、彼等の声に耳を傾ける平蔵。今宵もまた、「泣く子はいねが〜。泣いてる子はいねが〜。」と涙のニオイをたどりながら夜の街を歩いていく。

Twitterから生まれた優しさ・思いやりの人情が目に沁みる猫の物語。

これが泣ける。そして心が温まります。

名前からしてシブい遠藤平蔵は、猫です。灰色の毛並みに、どてらを羽織り、缶詰を帽子のように頭に乗せてる大きな喋る猫。

夜ごと涙のニオイをたどって悩める者たちのところに現れ、励ましていきます。平蔵には押しつけがましさがなく、ただ涙を隠してる人たちにそっと寄り添ってるところがイイ。

そして、ふとした言葉に泣かされてしまうんです。

猫好きとか関係なく、すべての頑張ってる人達に読んでもらいたい一冊。

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